
リカチ先生『星降る王国のニナ』を、1巻から最新18巻まで一気に振り返れる完全ガイドです。「星の民」の謎や、ニナ・セト・アズールの三角関係の現在地まで丁寧にまとめました。
©リカチ/講談社
『星降る王国のニナ』とは——あらすじと基本情報
『星降る王国のニナ』は、リカチ先生による女性漫画です。講談社「BE・LOVE」で2019年から連載が始まり、2022年に第46回講談社漫画賞・少女漫画部門を受賞、2024年秋にTVアニメ化もされた人気作です。2026年6月時点で既刊18巻、現在も連載中です。
物語の主人公は、珍しい瑠璃色(深い青)の瞳を持つ少女・ニナ。フォルトナ国の城下町ダヤで、人買いから逃れるために男の子のフリをして暮らす孤児でした。しかし、ガルガダへ嫁ぐはずだった王女アリシャが急死したことで、ニナの運命は一変します。アリシャと同じ瞳の色を持っていたニナは、フォルトナ第二王子アズールに見出され、「お前は今日死ぬ。そして王女として生きるんだ」——王女アリシャの“身代わり”として生きることになるのです。
こうしてニナは、大国ガルガダの第一王子セトのもとへ「偽りの花嫁」として嫁ぎます。最初は冷酷だったセトとの距離が縮まっていく一方で、自分を見出したアズールへの想いも揺れ動く——宮廷の陰謀と、瑠璃色の瞳に秘められた「星の民」の謎を軸にした、重厚な王宮ロマンスファンタジーです。
主要登場人物
ニナ — 主人公/星の民
珍しい瑠璃色の瞳を持つ少女。フォルトナの城下で孤児として暮らしていたが、急死した王女アリシャの身代わりとしてガルガダへ嫁ぐ。勝ち気で芯が強く、物語が進むにつれ「星の民」の謎の中心人物となっていきます。
アズール(アズ) — フォルトナ第二王子
ニナを最初に見出し、身代わりの王女として教育した人物。当初は立場の弱い王子でしたが、ニナを陰から支え続けます。ニナにとってセトと並ぶ大切な存在で、三角関係の一角を成します。
セト — ガルガダ第一王子/名目上の夫
大国ガルガダの第一王子。当初は愛を知らぬ冷酷な戦略家として描かれますが、偽りの花嫁として嫁いできたニナと最も多くの時を過ごすうち、思いがけず一途に想うようになります。
アリシャ姫 — フォルトナ王女
ガルガダへ嫁ぐはずが物語冒頭で急死した王女。ニナと同じ瑠璃色の瞳を持ち、中盤以降「星の民」の設定に深く関わる鍵の人物として再び物語に絡んできます。
ヒカミ — 侍女
ニナに仕える侍女。セトの毒殺未遂事件に関わり、ニナが投獄されるきっかけを作ります。後にリンドルム潜入では道案内役として再登場します。
ソル(ホルト将軍) — ガルガダ元将軍
ニナが監獄で出会う男性。実はガルガダの元将軍ホルトで、任務を経てニナの心強い味方となります。
ビドー/トート — ガルガダの王子たち
ガルガダの王位継承争いに連なる王子たち。ビドーはニナ一行を助ける場面があり、末弟トートは陰謀を巡らす謎めいた人物として描かれます。
物語の核心——「星の民」とニナの正体
本作の最大のテーマが、ニナの瑠璃色の瞳に秘められた「星の民」の謎です。瑠璃色の瞳を持つ者は、神々の力を継ぐとされる「星の民」——古い言い伝えでは「滅びの民」とも語られる存在で、ニナ自身がその系譜に連なることが中盤で明かされていきます。
16巻前後で語られる核心によれば、星の神と獣の神は、人と神の間に生まれた双子の神であり、ニナとアリシャはもともと同じ一つの魂だったとされます。それが獣の神の策略で二つに分かれた存在だというのです。さらにアリシャの中には弱った獣の神が憑依しており、その力がニナを狙っている——という壮大な因縁が物語後半の軸になっていきます。(※この核心部分はファン考察を含むため、最新巻でご自身でも確かめることをおすすめします。)
全巻あらすじダイジェスト(1〜18巻)
各巻の流れを簡潔にまとめました。1〜5巻は各話ネタバレ記事へのリンクから、より詳しい内容を読めます。
1巻:ニナ、王女として生きる
瑠璃色の瞳を持つ孤児ニナが、急死した王女アリシャの身代わりに選ばれ、3か月後にガルガダへ嫁ぐことに。
2巻:ガルガダ入り
偽りの花嫁としてガルガダへ。冷酷なセト王子との緊張に満ちた日々が始まる。
3巻:宮廷の駆け引き
第一王妃の座を目指すニナ。正体を隠しながら宮廷の思惑に立ち向かう。
4巻:セトとの距離
敵国ガルガダで奮闘するニナ。セトとの関係に少しずつ変化が訪れる。
5巻:闘技大会へ
「次触れたら殺す」とセトがアズに言い放つ。闘技大会の開催へと物語が加速する。
6巻:毒殺事件と冤罪
侍女ヒカミがセト毒殺を企てて失敗。罪を着せられたニナは、極寒の流刑地へ送られる窮地に陥る。
7巻:監獄グリフィゲルド
生きては出られない監獄へ。ニナは元将軍ソル(ホルト)と出会い味方を得る。セトはニナの想い人がアズだと気づき心が陰る。
8巻:三角関係が動く
監獄長に立ち向かうニナを再びアズが救う。アズが「傍にいてほしい」とまっすぐ訴える、関係の転機となる巻。
9巻:失われた視力
偽りの花嫁だと知ったセトがニナに襲いかかる。崩落する橋からセトを助けようとしたニナは転落し、視力を失う。
10巻:フォルトナへ帰還
心を閉ざしたセトを連れ、ニナはアズとフォルトナへ。そこでニナは「星の民」としての自らの宿命を知る。
11巻:本物のアリシャ登場
事故死したはずの本物のアリシャ姫が現れ、ニナの身代わりが露見。星の民=滅びの民の末裔と判明し、ニナに国外追放が命じられる。
12巻:セトとの旅
追放されたニナにセトが合流。「望むだけ願え」と支えるセトが本来の自分を取り戻す。水の都スタービアで皇女ヒメアと出会う。
13巻:幽玄の谷
星の民の手がかりを求め幽玄の谷エルスフォービアへ。毒に倒れたニナを、アズが解毒剤で救う。三者の感情が大きく動く。
14巻:氷漬けの神々
古の神々を発見。アズがガルガダに宣戦布告し戦争が現実味を帯びる。セトは家臣に請われガルガダ帰還を決断し、ニナに別れを告げる。
15巻:最果ての国リンドルム
アズの隠した真実に近づくため、ニナはリンドルム王宮へ潜入。星の民を狩る王宮兵士の存在が判明する。
16巻:閉ざされた過去
ついに最後の「星の民」と接触し、ニナは幼少期の記憶を取り戻す。星の神と獣の神、ニナとアリシャの運命の核心が明かされる。
17巻:獣の神を宿したアズ
アリシャに憑いた獣の神を、アズが自らの身に迎え入れていた。ニナはアズに会うため動き出し、二人の運命が分岐点を迎える。
18巻:本当の名前
獣の神に乗っ取られたアズと再会したニナ。アズの“本当の名前”を手がかりに、二人は協力して獣の神を封印する。収穫祭の余韻で幕を閉じる。
最新18巻時点の状況と今後の見どころ
最新18巻時点でも本作は連載中で、ニナをめぐるセトとアズールの三角関係に決着はついていません。ニナの心はアズを救うことに強く向かう一方、共に時を過ごしてきたセトへの深い信頼と想いも抱えており、「二人とも救いたい」という願いの間で揺れています。
今後の鍵となりそうな謎は、(1)「星の民/星の巫女」の正確な使命、(2)ニナとアリシャ・星の神の関係の全貌、(3)アズの自己犠牲的な行動の真意、(4)ガルガダの王位継承争いの帰趨、そして(5)ニナが最終的にセト・アズのどちらと、どんな形で運命を結ぶのか——です。物語は「星の民」の宿命と両国の行く末をめぐるクライマックスへ向かっています。

セト派とアズ派、どちらにも深い説得力があるのがこの作品のすごいところ。続きが本当に気になります。次巻の展開を一緒に見守りましょう。
『星降る王国のニナ』を実質無料で読む方法
続きが気になったら、最新巻まで一気に読むのがおすすめです。お得に読む方法をまとめました。
① U-NEXT(イチオシ):31日間の無料トライアル登録で600円分のポイントがもらえ、そのポイントで『星降る王国のニナ』をすぐ購入できます。動画も見放題で、無料期間中の解約もOKです。
② DMM Books:初回90%OFFクーポン(上限2,000円OFF)で、既刊をまとめて安く読めます。買い切り型なので月額料金もかかりません。
③ Kindle Unlimited:読み放題対象になっていれば、月額980円で何冊でも読めます。初回30日間は無料です。
よくある質問(FAQ)
Q. 『星降る王国のニナ』は完結していますか?
A. いいえ。2026年6月時点で既刊18巻、現在も連載中です。結末はまだ描かれていません。
Q. ニナは結局、セトとアズのどちらと結ばれますか?
A. 連載中のため、最終的な恋の決着はまだ描かれていません。18巻時点では三角関係に決着がついていない状態です。
Q. アニメはどこまで放送されましたか?
A. 2024年秋に放送されました。原作のおおむね序盤(ガルガダ入り〜宮廷での攻防のあたり)が中心です。続きが気になる方は原作のチェックがおすすめです。
Q. 「星の民」とは何ですか?
A. 瑠璃色の瞳を持つ、神々の力を継ぐとされる一族です。古い言い伝えでは「滅びの民」とも呼ばれ、ニナ自身がその系譜に連なることが物語中盤で明かされます。
まとめ——「星降る王国のニナ」はこのページから全巻追える
身代わりの花嫁から始まり、「星の民」の壮大な宿命へと広がっていく『星降る王国のニナ』。セトとアズ、二人の王子との切ない三角関係も含めて、最後まで目が離せない王宮ロマンスです。各巻のより詳しいネタバレは、順次この完全ガイドからたどれるよう更新していきます。






コメント