赤髪の白雪姫3巻ネタバレと感想。最新刊を無料で読む。

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あ行

こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回はあきづき空太 先生の「赤髪の白雪姫」3巻を読んだので紹介したいと思います。

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赤髪の白雪姫3巻 あらすじ

様々な人と出会う中でゼンと白雪の絆は、より一層深まっていきました。

だが、2人の関係を良く思っていない人物が一人・・・。

それは、城に帰還したゼンの兄、第一王子イザナでした。

 

イザナと白雪は2人っきりになると、圧力をかけるように話を続けていました。冷静で、言葉一つ一つに重みを感じる雰囲気に、白雪は何も言えず、固まってしまうばかり・・

 

「私はどうすればいいのか、邪魔では無いのか」そんな事を思うようになり、白雪の気持ちは複雑になっていきました。

 

そしてある日、

客人が来ると知らせを受けるが、その人物の登場によりゼンと白雪にまた更なる試練が舞い込んでくる。

 

イザナの巧妙な考えとは・・・一体何を企んでいるのか・・・ゼンと白雪はこれからどうなるのか。
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赤髪の白雪姫3巻 ネタバレ

自分が居ることで、ゼンの事を「くだらない王子の出来上がり」とイザナに言われて、グッと涙を堪えながら部屋を後にする白雪。

 

イザナが戻ってくると、城全体がピリッとした雰囲気になり、ゼンも忙しく次々と仕事が舞い込んで来ていました。

 

同じ城の中に居てもすれ違う事も会う事もなく、疲れすぎたゼンは寝室に篭ってしまい、この忙しさに逃げ出したい気持ちで沈んでいました。

 

だが、忙しさに駆られてイザナが何か行動をしてくるだろうと予想はしていたが、予想もつかなかった事態が起こる。

 

”タンバルンのラジが城に来る”と報せが届き、その報せはゼンにも勿論タンバルン出身の白雪にも耳に入りました。

 

ラジは毒りんご事件の時に、ゼンに約束した事があるのでラジはゼンの国のクラリネスにはもう二度と来ないと思っていましたが、イザナの招待により渋々ラジはクラリネスにやってきました。

 

「あぁ・・・帰りたい」

 

ラジは到着した瞬間に呟いた途端、出迎えに来ていたゼンが目の前にいました。

 

「私は第二王子のゼン。お初にお目にかかります」礼儀正しく挨拶をすませるが、ラジは驚いた表情で、反射的に後ずさりしてしまう。

 

庭に案内されて移動をすると、「かたぐるしい事は無しにしよう」とイザナに言われ、ラビは宴に参加しました。

 

その頃、白雪とオビはこっそり2人で庭を偵察に向かうことにしました。

 

少し緊張した顔付きで、庭の様子を見守る2人は3人が何かを話をしていて、聞き耳を立てる。

 

「赤髪の・・・」

 

と聞こえると、白雪は何故今更自分の話をラジにするのか・・・イザナは何を考えているのか分からずにいた。

 

だが驚いていたのは白雪だけじゃなかったのです。

 

ゼンとラジは”初対面”を演じていたのに、前に会った事があるのを知っている口調でイザナは話しを続けていた。

 

「彼女も国に帰りたい気持ちがあるかも知れない」とイザナに言われ、ゼンは大声でイザナを止めた。

 

それを聞いた白雪は、隠しきれない動揺が顔に出てしまいその場を離れてしまいました。

遠まわしにクラリネスを出ろと言われたかのように、そして自分は必要のない存在だと言われたかのような気分だった。

 

イザナはラジを利用し、白雪を国に返すつもりだったが前回の事があり、ラジは「快く送り出しただけだ。未練などない」といつものように振舞うが、焦ってるラジを見てゼンは呆れた目で見ていた。

 

「白雪はゼンの婚約者に考えていると聞いている」と続けると、庭に居た全員が言葉を失ってしまう程、静かになってしまった。

 

ゼンはラジを別の場所へ連れて行き、「その場の雰囲気で言ってしまった!」と言い訳をするが、ラジが見る限りでは2人は恋仲だと思っていたらしく、つい先走った事を言ってしまった。

 

ゼンは誤解を解くために庭に戻り、イザナに説明する。

 

白雪は少し離れた所から庭の方を見ると、もう既に誰も居ない静かな庭を眺めていた。

 

ゼンの姿を見つけると、逃げるように走り出すが、ゼンの言葉を思い出し来た道を引き返しゼンの元へ走り出す。

 

「ゼン!」

 

と叫ぶと2人は、お互いに強く抱きしめ合う。

 

イザナに何か言われたのは、お互いそうだった。

 

逃げ出したい気持ちも、グッと口から出る言葉を堪える時も、お互いがお互いの言葉を思い出し乗り越えて今までやってきていた。

 

こんな事で挫けたくない。離れたくない。何より”傍にいたい”と思う気持ちが2人をより一層強くしていきました。

 

白雪はイザナに向かって「国に帰るつもりは、ありません。ゼンと会えた国です」と真っ直ぐに目を見つめながら宣言をした。
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赤髪の白雪姫3巻 みどころ

”毒りんご事件”に関わってるラジが、クラリネスに招待されたと報せが来た時、あの事件を知っている者は体を強ばらせながらも堂々と出迎えます。

白雪とは会う事無いと思っていても城の中で2人はバッタリ会ってしまう場面は、最初の頃のラジの面影はゼロに近い(笑)

 

イザナの企みにラジは気づいていたのか、ゼンと2人で話してる時に悟る。

「このまま連れて帰っても良い」と伝えますが、ゼンは「却下!!」と言いラジを黙らせます。

 

いつまで一緒に居られるかわからない不安に駆られるゼンは、今この瞬間を大事にします。

そして今まであまり表に出てこなかったオビが、白雪を傍で見守ることをゼンに命じられていました。

あの日庭で”婚約者”という言葉を出してしまって以来、身の危険が無いように・・。

白雪の薬剤師の仕事を、暇つぶし程度に手伝うオビですが、白雪のちょっとした表情などで自分じゃ考えられない行動に出ます。

ですが白雪は、気持ちがフラついた時も、涙が出るくらい苦しくなっても、ゼンの言葉や存在が白雪をどんどん強くしていきました。

クラリネスに居られる事を少しでも安心したと思ったら矢先、また別の事件で慌ただしい出来事が・・・。
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