今回は十日草輔先生の
「王様ランキング」9巻を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。
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王様ランキング 9巻あらすじ
前巻ネタバレはこちら!
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意識を取り戻したオウケンは鏡に導かれて王宮に戻ってきました。
そして彼と出くわしたボッジは戦うことになってしまいます。
ボッジのいかなる攻撃もオウケンには通用せず、ボッジは次第に疲労していきます。
一方、ボッスによって語られるミランジョの過去…。
その頃ホウマは人間を脅かす神々と戦争をしていました。
そしてホウマは隣国のギャクザに裏切られたために、壊滅状態となってしまうのです。
その時ミランジョはギャクザの人々に酷い目に遭わされてしまいました。
それを救ったのが、ボッスだったのです。
一方オウケンとボッジの所へ、ようやくデスパーと隊長が到着!
ボッジたちを逃がし、オウケンと戦う二人は胸を貫かれてしまい絶体絶命…!
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王様ランキング 9巻 ネタバレ
意識を取り戻したオウケンは縄から抜け出すと、隊長とデスパーに金縛りの技を使って彼らの動きを封じました。
そして、鏡の導きにより王宮へと走り去ってしまいます。
その頃、王宮ではアピスが目を覚まし、
ボッジたちにここから逃げた方がいいと事情を説明しました。
アピスの話では、今回の騒動の鏡の目的は、ヒリング殺害とボッス王国滅亡。
それは鏡(ミランジョ)の夢、
『ボッスの側にいる事』『ボッスの憂いを失くし二人だけで旅に出る事』のため…!
そしてアピスはボッジに大きな力が宿っているのを感じると、
「あなたの信じる道を行ってください」と見送るのでした。
アピスは、ボッジが今まで王宮で多くの悲しみに耐えてきたのをずっと見守っていました。
そしてそんな境遇でも優しく諦めない心を持つボッジに、
たくさんの勇気をもらってきたのです。
そしてアピスはボッジの背中を見送りながら、
ゾックに喰らった毒ガスのせいで血を吐き再び倒れてしまいました。
そこへネズミに連れられてヒリングたちがやってきて…。

アピス・・
ボッジは、カゲの立てた目標プラン
- 『1:ヒリングたちの保護』
- 『2:罪人とミランジョの討伐』
- 『3:ボッスの討伐』
に従い、まずはヒリングを探しに行きました。
ボッジは父であるボッスと戦うのはとても気が引けましたが、
カゲに叱咤されて気持ちを持ち直します。
そこで王宮へ戻ってきたオウケンと鉢合わせしますが、
脇目もふらずどこかへ駆けていく彼をボッジとカゲは追いかけました。
一方、城の地下ではドーマスとホクロが冥府への入り口を破壊していました。
ドーマスはその入り口にカゲと同じ影の一族の死骸が使われているのを見て、
カゲに何か起こるのでは、と不吉な予感を感じました。
そして彼らはボッジと合流するために急いで地上へと戻っていきました。
玉座の間では、鏡を奪ったゾックがふんぞり返っていました。
そこへ鏡に導かれたオウケンがやってきます。
そして彼を追うボッジたちも…。
鏡はオウケンを操り、ゾックを倒そうと考えていたようです。
ゾックは咄嗟にブラックを身代わりにすると、急いで逃げていきました。
ボッジは追いかけ、不意を突いてゾックを気絶させると、彼を縛り上げました。
しかしそこへオウケンがやってきて…。
とうとうボッジとオウケンの戦いが始まってしまいました。
ボッジはオウケンの金縛りの技をなんなくかわして攻撃しましたが、
オウケンにはボッジの気絶させる技が全く効きません。
ならばとボッジは物質を砕く技でオウケンの剣を砕くも、
剣はあっという間に元通りに直ってしまいました。

不老不死は剣にも・・?
自分の技が全く通用せず、次第にボッジは防戦一方となっていきます。
カゲは鏡の助言(カゲは鏡の正体を知りません)に従って
ボッジに逃げようと提案しましたが、ボッジはそれを拒否しました。
それを見た鏡は、ボッジが自分を過信しているのだと思い愚かだと呟きました。
それを聞いたカゲは涙を流して否定します。
「ボッジは自分がやらなければ皆が犠牲になると考えてるんだよ!
自分のことなんて考えてないんだ!」
そう訴えるカゲの言葉に、鏡は昔のことを思い出しました。
まだ鏡(ミランジョ)が小さかった頃、
自分の母に
と楽しそうに話したことを…。
鏡は、カゲにオウケンが不死身であることを伝えました。
カゲはすかさずボッジにそれを言いましたが、
しかしカゲは鏡が何故それを知っているのか不審に思いました。
何者か尋ねるカゲに、鏡は自分がミランジョであると告げました_
__
その頃、牢獄ではベビンがボッスを問い詰めていました。
ダイダを取り戻したいと言うベビンに、
ボッスは鏡の正体がミランジョであることを話します。
そしてミランジョが自分の『誰よりも大切に思う人』なのだと…。
ボッスはミランジョが自分の子であり母であり、師のような存在だと続けました。
彼は若い頃武者修行に出ていて、ある時魔法立国ホウマを訪れました。
ホウマ国は神だけが使える魔法を人間が使えるようにし、
神々の勢力に初めて抗った国なのだそうです。
その時代、神々が次々と人間の国を支配し奴隷にしていた為、
ホウマ国はいち早く現状を知り立ちあがりました。
そのホウマ国で、ボッスはミランジョと知り合いました。
ボッスは修業中ミランジョの父親を手違いで殺してしまい、それにも関わらず深手を負ったボッスを治してくれたのがミランジョの母親だったのです。
ボッスはホウマ国に留まり、まだ幼かったミランジョの成長を見守りました。彼女は聡明で魔力が高く、母親に似て心の優しい子でした。
その頃神々とホウマ国の戦いは激しくなり、ボッスも戦場に駆り出されました。
ホウマは連戦連勝でしたが、なおも巨大な神々の勢力に対抗するために同じ人間の隣国のギャクザと協力することにしました。
それが間違いであったとは知らずに…。
ギャクザ国は非常に貧しい国で、常に大国に支配され搾取され続けてきました。
それ故ギャクザの人々は生き残るために、常に嘘をつき人を欺くようになっていたのです。
ホウマ国は莫大な資金を投じてギャクザ国を改革しました。雇用・教育・医療・植林…さらには魔法を教え、ギャクザはとても豊かになりました。
しかしギャクザはホウマに対してちっとも感謝しませんでした。彼らは自分たちの方がホウマより優れていると妄信しており、何よりホウマの持つ優しさや思いやりの心を弱さだと考え見下していたのです。
ギャクザは、神々との戦いでホウマの助けには全くなりませんでした。彼らは自分たちが優位な時は非道の限りを尽くす癖に、不利と見るや仲間を見捨てて逃げ出してしまうのです。
そうして形勢はだんだんと神々の方へ傾いていってしまいました。
そんな時、ギャクザは神々の勢力が優勢と知るや、神々に内通し彼らの軍をギャクザに招き入れました。
そしてギャクザに来ていたホウマ人が皆殺しにされると、ギャクザは神に自分たちはホウマに全てを奪われたと嘘八百を並べました。
神はギャクザの真意に気付きながらも、それを問いただしはしませんでした。神はホウマがもう終わりであることを察し、さらにギャクザについても放置して撤退していきました。
その日、もう一つの悲劇が起こっていました。ギャクザの人々は魔法を教えに来ていたミランジョの母を殺害し、幼いミランジョを広場に鎖で繋ぎ見せしめにしていました。
それも、ミランジョの顔の皮をはぎ取り、彼女の両手を斬り落とした惨たらしい状態で…。ギャクザの人はそうしてミランジョが餓死する様を見て楽しんでいたのです。
そこへギャクザでの騒ぎを知ったボッスが駆けつけてきました。そして彼はミランジョの姿を見るや怒り狂い、ギャクザの人々を手当たり次第に殺していきました。
ある者は潰され、ある者は四肢をバラバラに引き裂かれ…命乞いをする母子すらもボッスは情け容赦なく殺害しました。
そしてボッスはミランジョを優しく抱え上げると、ある医者の元に連れていき彼女の顔と手を治すよう頼みました。
殺害したギャクザの人々の遺体を使って治してくれと…。
そうしてボッスはミランジョと一緒に生きていくことに決めたのです。
彼女の笑顔を取り戻すために。
その体験が優しかったミランジョを変えたのかと問うベビンに、ボッスは否定しました。
立ち直りつつあった彼女を傷つけ苦しめて変えてしまったのは、
自分自身なのだとボッスは言います。
そのボッスの悲痛な話を、闇の中でダイダもずっと聞いていました。
自分の膝で眠る幼いミランジョを見守りながら…。
__
__
一方、オウケンとの戦いでボッジは疲弊して息も絶え絶えとなり、
もはや一歩も動けない状態となってました。
そしてオウケンのとどめの一撃が振り下ろされそうになり…。
その時、二人の間に突然振ってきた斧が突き刺さり、そこへ雷が飛んできました。
デスパーと隊長がようやく駆けつけてくれたのです!
デスパーはボッジをねぎらい、今度は隊長がオウケンと対峙します。
次は外すまいと、
デスパーがテレパシーでデスハーにオウケンの正確な位置を伝えました。
しかしオウケンは飛んできた雷に向かって剣を突きあげ、
致命傷を避けてそれを地面に逃してしまいます。
雷を攻略され、もはやデスパーたちには打つ手が無くなり大ピンチです。
オウケンは隊長をまず倒し、次の狙いをボッジに定めました。
そこへデスパーが立ちはだかり、ボッジとカゲを逃がしました。
デスパーは得意の分析でオウケンの動きを予測し、彼を捕えて羽交い絞めにします。
そして自分もろとも雷を喰らわせようとしますが、
その時オウケンの心の声が聞こえてきました。
「まだ自分を助けなくていい。助ける人は他にいるじゃないか」
という声に戸惑うデスパー。
デスパーの力が緩むや、オウケンが掌底を繰り出しさらにはデスパーの胸に剣を突き立てて…!

ああっ・・!!!
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王様ランキング 9巻 感想・考察
とうとう明らかになるミランジョの過去は、本書一番の見どころです。
ボッジの周りがなんだかんだいい人ばかりなので忘れがちですが、
本作品最大の特徴は
『悪い人にも何かしら事情はあるが、それでもとことん悪い人間はいる』
という点です。
本書のギャクザしかり、影の一族を滅ぼしたゲスランしかり。

この、たまにぶつけてくる人間の悪の本質は本作品の特徴的な点であり、そういった悪の感情にボッジがどう立ち向かうかがテーマなのではないかと思います。
母を殺したミランジョにも同情すべき過去があったことを知ったら、
ボッジはどうするのか。
そしてオウケンに自らの命を省みず戦いを挑むボッジに、ミランジョは何を思うのか。

ミランジョの過去は特に重要ですので、是非読んでいただきたいです!
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次回第10巻ネタバレはこちらから
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