【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 141話 142話ネタバレと感想。エマへの判決確定。アリアは修羅場へ。

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【小説版】悪女は砂時計をひっくり返す

今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の

悪女は砂時計をひっくり返す141話・142話(漫画版は54話?)を読んだので紹介したいと思います。

この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 141話 142話 ネタバレ

の前の管理人のつぶやき・・(今回はカットで!)

前話ネタバレはこちらから

↓↓↓

【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 139話 140話ネタバレと感想。エマ断罪へ・アリアの復讐の一幕に終止符。
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」139話・140話(漫画版は53話?)を読んだので紹介し...

141話

管理人halu
管理人halu

ベリーが森に置き去りに・・でもそのベリーから手紙が届いた・・え・・・??

ベリーの手紙を持ってきたジェシーは、浮かない顔をしていた。

彼女はやはり、ベリーを逃してしまったことを不服に思っているようだった。

クロア王国から送ってきた印鑑付きの手紙を大まかに読んだアリアは、なだめるように言った。

『ジェシー、そんなに怒らなくてもいいのよ』

『でも、お嬢様にあんなひどいことをしたのに、
彼女が無事に国外に行ったことがまだ信じられません。』

『黒幕はエマだったわけでしょう?
ジェシーは指示を受けてただけ、仕方なかったのよ。』

すべてが終わったら、ベリーにとても大きなプレゼントを渡そうと決めていたアリアは、今日行われるのエマの裁判のために部屋を出た。

管理人halu
管理人halu

いや、自然に進行しちゃってるけどベリーどうなったん・・?
あれ・・?なかったことになってるの・・??
そして今日はエマの裁判か・・。

1階でアリアを見た伯爵夫人は、少し暗い顔をした。

『アリア、どうせ結果は決まっているのだから、
行かなくてもいいと思うのだけれど・・・本当に行くの?』

『・・・はい、私の証言が必要になるかもしれません。』

確かにもう結果は決まっていた。

被害者が出席しなくてもいいからと伯爵夫人は落胆したが、エマの最期を見届けようとするアリアの決意は固かった。

管理人halu
管理人halu

てゆかエマ死刑みたいなこと伯爵は話してたよね。。
そしてアリアは単純にエマの判決を受ける様子とかを楽しみに行くっぽいよね・・ゾワゾワ笑

ミエールの目は赤く、しかも何日も泣き続けたかのように腫れていた。

なるべく帽子で隠そうとしたのだろうが、
その彼女を観察していたアリアの目からは逃れられなかった。

へぇ、あなたは彼女がやっていないと叫びたいのね。

彼女が時々唇を噛んで震えているのを見れば一目瞭然だった。

彼女はエマの首が切り落とされるのを見るかもしれないというのに。

管理人halu
管理人halu

ひえぇ。・・しかも断頭台か・・

そして、その主敵は彼女の目の前にいた。

『…体調が悪いので、私はもう少ししてから行きます。』

あぁ、そう。私と一緒に馬車に乗るのは嫌なのね。

エマは生まれてからずっとミエールの世話をしていたが、
伯爵はその気持ちを理解して、そのミエールの言葉に頷いていた。

カインは振り返ってそんなミエールを見て舌打ちした。
過去にあれほど妹を大切にしていた姿などどこにも見当たらない。

管理人halu
管理人halu

・・・。ちょっとカインもわたし的には人間性がやばいって思ってるんだけど。笑

伯爵は親しみを込めてアリアにも話しかけた。

『アリア、大変だろうが少し頑張ってくれ。』

『ありがとうございます…。』

心の中では、パーティーを開いて乾杯したいと思っていたが、結局、悲しい笑顔で静かに答えた。

到着後も、カインの必死のエスコートで完璧な悲劇のヒロインを演じることができた。

管理人halu
管理人halu

・・この独特の悪女感好きだわ笑。
てゆか小説版読んでると胸がソワソワしてくる・・笑

__

__

裁判会場__

『大変です!被害者のロースチェント・アリア様がいらっしゃいました・・!』
『どこだ…?あぁ…!!アリア様はこんなに美しいのか・・!』
『噂通りだ…本当に美しい・・!』
管理人halu
管理人halu

お前ら・・裁判会場だぞ・・?笑

アリアの登場に、客席は騒然となった。
彼女の飾らない美しさが、悲しみに更なる重みを与えたようだ。

そんな彼女をちらりと見たカインは、とても優しい顔で

『大丈夫か…?』

と尋ねた。

『・・・はい?…ああ。えぇ。もちろんです。』

管理人halu
管理人halu

“・・・はい?…あぁ。”に笑う。

これまではずっと、カインの侮蔑的な目がアリアに向けられていたのだが。

皆の同情の中、出そうで出ない涙を流したアリアは、裁判が始まるのを待っていた。

管理人halu
管理人halu

いちいち・・笑
いや、もう全部笑うとこじゃないんだけど・・

少し早めに到着したため始まるまでに時間がかかり、遅れてきたミエールも裁判が始まる直前に現れた。

『目が赤いですね…大丈夫ですか?』

もう、誰のためにそんな風に泣いたの?

とアリアが尋ねると、ミエルは目を閉じて、こちらを見たくないのか静かにこう答えた。

管理人halu
管理人halu

(あ、下の青い枠のやつはアリアの心の声ね、念の為・・)

『…大丈夫です。』

ミエールの涙の理由を知っている伯爵とカインは、ため息をついて目を逸らした。

伯爵夫人はアリアの手を握り、歯を食いしばっていた。

観客の目には、そのミエールの憂鬱と沈黙は、姉のアリアが受けた悲劇から来ていると映った。

__

__

久しぶりに顔を見たエマはとても痩せていた。

管理人halu
管理人halu

エマ・・来たか・・。

ところどころに見えるアザや傷を見ると、尋問の過程で暴力があったようだ。

足は弱々しくも引きずっていた。

 

管理人halu
管理人halu

・・・怖すぎな。

裁判官は、エマが法廷の真ん中に立つとすぐに現れた。

着席した裁判官は、すでに提出された書類に目を通し、同時に裁判の開始を伝え、彼女の罪状を尋ねた。

それはもう、明らかな結果によるものだった。

『ロースチェント・アリア夫人を殺害しようとした罪を認めますか?』

『….』

管理人halu
管理人halu

・・・ゴクッ。

口を閉じたままのエマは、何の答えも動きもない。
ただ、少し頭を下げて床を見つめていた。
そうではない証拠の提出も他の証言もしない彼女の態度に、裁判官の目は冷たくなった。

『もう一度お尋ねします。認めますか?』

『…』

管理人halu
管理人halu

・・・。

今度も彼女は何も答えなかったので、裁判官はため息をついて首を振った。

『…わかりました。それでは書類通りに処理を行います。』

裁判官は、書類に何かサインをすると、頭を上げた。
犯人の有罪が確定した以上、これ以上裁判を遅らせる理由はない。

それでアリアは終わったと思ったのだが、裁判官が会場を見回して口を開いた。

『ロースチェント・アリア様はいらっしゃいますか?』

突然自分の名前が呼ばれた。

管理人halu
管理人halu

・・・え・・?

『は、はい、ここに…』

すると、アリアを見ていた裁判官は、何かを言おうとするのをやめ、ゆっくりと顔をしかめた。

アリアが不思議そうに首をかしげると、ずっと彼女を見つめていた判事は、首を振っていくつかの質問を始めた。

『罪人であるエマに危害を加えられたというのは本当ですか?』

『ああ、はい・・・そう聞きました。』

『それでは、あなたは彼女の罪を赦すつもりはありますか?』

管理人halu
管理人halu

・・・は??

馬鹿げた質問に悲しむふりをしていたアリアは、大きく目を見開いた。

傍聴席の人間たちも、裁判官はいったいなんて質問をしているのかという顔で裁判官を見つめている。

アリアは驚いて答えなかったが、裁判長はその理由をこう説明した。

『何十枚もの嘆願書が短時間で届きました。それは、匿名の多数派から送られてきた罪人の赦しを求める嘆願書でした。こんなにたくさんの嘆願書が届いたのは前例のない初めてでしたので、”何か他に理由があるのか”と念の為お伺いしました。』

管理人halu
管理人halu

一応エマはロースチェント家のメイドだったから、その家で、かつ被害者でもあるアリアはどう思ってるか聞いたのね。この嘆願書に関わってるかどうかも。

アリア自身も「いいえ」と悲しく笑いながら呆れていた。
すでに十分に罪が立証されている罪人のために、何十枚もの請願書があったのだ。

管理人halu
管理人halu

・・・これエマ派閥ってことはイシース陣営からってこと・・?

だからこそ、裁判官はわざと言ったのである。
ふと見たエマの顔にはまだ希望があった。

ミエールが同じ立場だったら、この状況でもエマの罪が許されただろう。
とはいえ、いずれにしても法律に基づいて、厳しい罰を受けることになることに変わりはないが。

そして、同じく、被害者であり貴族であるアリアが恩赦を与えれば、エマは死刑を免れることができる。

しかし、アリアは違った。
彼女は、盲目で善良なふりをするような、愚かで邪悪な女性の類ではなかった。

『いいえ、私はエマの罪を許すつもりはありません。彼女は理由もなく私を傷つけようとしました……だから、また誰かが犠牲になるかもしれません……彼女に罪を償ってもらいたいと考えます…。』

アリアがとても悲しそうな顔で答えると、席に座っていた観客の中には、時と場所を忘れて、彼女の強い感情に感嘆の声を上げる人もいた。大多数の観客は、それが正しいと言わんばかりの表情をしていた。

そして、その中に絶望したエマの姿があった。

管理人halu
管理人halu

嘆願書でも・・もう無理ね・・。

『それでは、被害者であるロースチェント様の仰る通りにさせていただきます。』

裁判官は、とても納得のいく答えを聞いたかのように口を上げて、エマの死刑を宣告した。

アリアの意見を聞いてからは、とても素早い判断だった。

『罪人であるエマに、絞首刑を宣告する』

管理人halu
管理人halu

死刑だ・・。
いやでもこれさ、アリアだから良し(?)として、こんな感じで裁判で被害者に恩赦を与えるか聞いた上で死刑判決、とかだとまるで被害者がその罪人を殺すみたいになっちゃうから、これおぞましいわ・・。

その言葉で、エマは席に沈んだ。

当然の結果とはいえ、彼女は何を期待していたのだろうか。
管理人halu
管理人halu

ゾワゾワ(アリア怖すぎ

アリアは、伯爵の隣に座っていたミエールの顔を確認した。

__

142話

ミエールの口を大きく開けてエマを見つめる目。
身体は震え、今にも倒れそうなほどだった。

『・・・私たちが先に出よう。』

ミエールに声をかけたのは伯爵だった。
伯爵には不愉快だったのだろうが、ミエールは彼の実の娘であるから、
伯爵は自分が先に行った方が良いと立ち上がったのである。

伯爵夫人は一瞥もせずに、ただ静かに頷くことで答えを返した。

『アリア、あなたは大丈夫?』

アリアは、母が握っている温かい手を感じながら、頷いた。
父の後を追わないカインも、アリアを心配そうに見ていた。

伯爵も何か慰めの言葉をかけようとしたが、すぐに口を閉ざしてしまった。

ミエールを連れて、急いで帰った方がいいと判断したようだ。
エマがこちらを見ていて、ミエールが彼女を見つめていた。

ドサッ…!

『…ミエール!!!!!』

『何てことだ…!!!』

その時だった。

突然ミエールが床に倒れたのだ。
管理人halu
管理人halu

うわ・・。

驚いた伯爵は慌てて彼女を支え、ずっと無視していた伯爵夫人もミエールに駆け寄った。

医者を呼ぶカインの声で、客席はあっという間に混乱してしまった。

するとミエールが倒れるその様子を見ていたエマがアリアに対して

『この○○女!!全てはお前のせいだ!!お前の!!!お前がいなければ・・!!お前こそ死に値する・・・!!!!あああああああああああああああああああああっ!!!!

管理人halu
管理人halu

KOWASUGI(怖すぎ)。

と罵倒し、警備員の拳に打たれて意識を失い、引きずり出されてしまった。

主人のためにもう悪さをすることができなくなるとは、まぁ何とも残念なことである。
管理人halu
管理人halu

はい、こんなエマを見ても冷静なアリア。
今話屈指のゾワゾワポイントですな。笑

アリアは倒れているミエールに駆け寄り、
顔色を確かめるふりをしてごく小さな声でささやいた。

『あぁ、ミエール…かわいそうな子。
あなたがエマとベリーに私のお茶に毒を入れさせることを、私が知らないとでも思った?

管理人halu
管理人halu

ヒィ!

__

__

すると、完全に正気を失ったわけではなかったようで、ミエールの目がパッと開いた。

彼女は震えながらアリアを見つめ、その言葉が何を意味するのかを考えた。
彼女の目は充血していて、目から血の涙を流したときのようで、貴族の女性の美しさはなかった。

あぁ…私はどれだけこの時を待っていたのかしら?

アリアは、ミエールに全てを返すこの瞬間を待っていたのだ。

彼女への復讐は始まったばかりだが、アリアの全身は大きな満足感に包まれていた。

さあ、昔の私のように泣いて、必死に命乞いをしてみない?
管理人halu
管理人halu

ガクガク…

人の慰めの中で、ミエールは正気に戻り、アリアも不安そうな顔でミエールに話しかけていた。

『あぁ…!幸いなことに、ミエールは目を覚ましました…!
でも、急いでお医者さんに診てもらった方がいいですね…!』

管理人halu
管理人halu

切り替え力半端ねぇなおい・・。

ミエールは、悪女(アリア)が突然もたらした想像もしなかった混乱の中、胸を押さえて大きく息をしていた。

アリアは、ミエールが悲鳴を上げて罵声を吐いてくれることを期待していた。

母のように慕っていたエマが処刑されるというこの状況でも、彼女はそこまでの姿を見せなかった。

ある意味、ミエールは自分よりも強い女性なのだろう。

『ロースチェント伯爵!』

騒動の中からどこからともなくレインが現れた。
そして、自分の知っている病院が近くにあると言って、伯爵に急いで行くように促した。

一方、レインはアリアにだけ聞こえるような小さな声で、本来の目的を囁いた。

『あなたをお待ちしている人がいます』

アリアは、レインが誰のことを言っているのかを理解し、ゆっくりとうなずいた。

管理人halu
管理人halu

レインが来たってことは・・。

アリアは、彼が最初からここにいたのかと思った。

心配だったから?
それとも、こんな大事を成し遂げようとしている私の本当の姿に気づいて…?

騒動に乗じてすぐにアリアが静かに席を立つのを見ていたカインは、不思議そうな顔をして後を追った。

管理人halu
管理人halu

そしてそれを追いかけるカイン・・。

__

__

その待ち人・アースはそれほど遠くない場所でアリアを待っているらしい。

管理人halu
管理人halu

うむ・・。

しかしレインが教えてくれた場所に向かうアリアの足取りは重かった。

心配してくれればいいんだけど…もしそうじゃなかったらどうしよう…。

目的地まで差し迫った時、突然誰かがアリアの名前を呼んだ。

『アリア!』

管理人halu
管理人halu

・・うーわきた・・。

…カイン?

驚いたアリアは周囲を見回して誰もいないことを確認した。

いったいどうして…。
かわいそうな妹を放っておけずて、ここまでついてきたとでも言うのだろうか?

カインも一度だけ周りを見渡し、
『こっちは帰り道ではないと思うよ』と不思議そうに言った。

『ああ…』

どうやら、カインは彼女の後を完全につけてきたようだった。
一人で抜け出したつもりだったが、レインはカインを止めなかったようだ。

アリアはレインを後で責めることにして、話題を変えた。

『ミエールはどうしたのですか?
あの子は大丈夫なの?あまり息もできてなかったようだったけど……。』

カインは、“妹を気遣わずに何をしに来たのか”
という自分に向けられたアリアの言葉を察して、顔をしかめた。

倒れたもう一人の妹を放り出してアリアについて行ったと思ったようだ。

思いがけず、彼は言い訳を口にした。

『病院に行くって言ってたから、きっと大丈夫だと思うよ。』

父も一緒に行ったので、きっと大丈夫だと思う、と。

しかし、これがアリアについていく理由にはなりえなかった。

ミエールの隣にいたのが誰であれ、自分の病気の妹よりも、
他人の目から遠ざかった義理の妹についていったのは事実である。

『あなたは彼女のそばにいなければならないわ。今日のやるべきことは全部終わったから、早くミエールのところに行ってあげてください。』

そうアリアに言われても カインは一瞬答えられずに地面を見つめていた。

しかしカインは続けて、

『それはそうなんだけど・・・僕が行っても彼女は治らないと思うから、一応君と一緒に戻った方がいいと思うんだ。』

管理人halu
管理人halu

・・・。なんで何か予定がありそうなアリアと一緒にわざわざ戻ろうとすんのよ・・。

はぁ…アースが待っているっていうのに…。

カインは無駄な言い訳をしながら、彼女の行き先を聞くのをやめなかった。

一方のアリアも“皇太子に会いに行く”とは胸を張って言えなかったので、アリアが答えを遅らせてミエールの言い訳をした時には、カインの中で疑問が深まったのか、さらに一緒に戻ろうとした。

__

__

そうこうしていると__
アリアの肩越しに何かをカインが確認したのに気付いた。
アリアはそれを見て顔をこわばらせた。

まさか……?

頭をよぎった考えを確かめるため振り返ろうとしたその瞬間、
振り返るよりも早くアリアの名を呼ぶアースの声が聞こえてきた。

『アリア様』

自分の名前を呼ぶ声はかなり冷たかった。

管理人halu
管理人halu

・・・え?

まるで、雑貨屋で初めて会った時のようで、一瞬、自分の全身が緊張した。

『・・・どなたですか?』

しかもカインは、突然現れた謎の男に強い敵意と警戒心を示していた。

アリアも2人が対面している状況を考えていなかったので、戸惑っていた。

管理人halu
管理人halu

なんか謎の修羅場きたわね・・笑

『そういうあなたこそ誰なのです?』

アースの問いかけの口調はとても鋭かった。

カインはアリアに聞いていたのだが、
彼女がなかなか答えなかったので、アースが代わりに答えたのだ。

『最初に聞いたのは私なのだが。』

カインはアースの容姿を上下に観察しながら答えた。

皇太子に似ていないせいか、
カインが言い返しながら違和感を示していると、アリアの顔が白くなった。

『人のことを聞く前に、
まず自分のことを紹介するのが礼儀だということも知らないですか。』

『侵入者に礼儀を尽くす必要がないことはわかっている。』

管理人halu
管理人halu

ヒィ!

突然、2人が言葉での心理戦を展開したので、アリアが急遽助け船を出した。

あぁ…最悪の状況になったわ…

『お兄様、私はこの方とお約束がありますので、ミエールの元にお戻りください。』

『…と約束しているのか?』

アリアが見知らぬ男と約束をしていると聞いて、カインは不信感を持って再び尋ねた。

アースはその姿を見るや否や、一歩アリアの側に近づき、

『これでどちらが侵入者なのかはっきりしたな。』
と言った。

アースは完全にカインに敵意を向けた上で勝ち誇ったように言った。

管理人halu
管理人halu

おやめなさいて。笑

それがとても子供っぽく見えたので、もう行きましょう、とアースに言おうとしたのだが、
カインが突然アリアの手首を掴んで自分の方に引き寄せたのだ。

管理人halu
管理人halu

・・・!!!アワアワ

『おいおい、まだ大人にもなっていないアリアを、
どこの誰かもわからない奴と二人きりにするわけにはいかないな。』

『…?!』

アリアはすぐにカインの身体に引き寄せられた。

カインはアリアが自分のものであるかのように、自分の後ろに隠した。

管理人halu
管理人halu

なんだこれなんだこれ・・。

激しく動かされたことと余りにも強く引っ張られる力に、アリアに眉をひそめるほどの激痛が走った。

管理人halu
管理人halu

レディは大事に扱いなさいよ・・

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 141話 142話 感想・考察

エマの死刑が決まり、泣き崩れ失神するミエール。アリアに狂乱激昂するエマ。

管理人halu
管理人halu

壮絶な裁判だったね・・。
でも嘆願書(?)が数十通も届いたって尋常じゃないよね。エマのバックについてるのはイシースかミエールでどっちかが手配したはずだけど、今後ちょっと不穏ね・・。

さすがに死を目前にしたエマの絶叫・発狂は縮み上がるほどでした・・

その後アリアは今までひた隠しにしてきた本性をミエールにチラ見せしたのは意外でしたが・・。

管理人halu
管理人halu

思わず感情出ちゃったね・・。
アースにも見られたかもわからんしね・・。
そして最後には謎の修羅場キタコレ…!!

アースは最初アリアのことを冷め切った声で呼び止めました・・。

管理人halu
管理人halu

これ、カインに気付いてたから冷たくした?それとも法廷のアリアを見てて(特にミエールとの一面とか)そういう態度取ってる・・?

強引にアリアを自分の元に引き寄せるカインの姿を見て、アースがカインに感情爆発(ブチキレ)させそうな新しい一面も見れるかもしれないワクワク感もありますが・・どうなるでしょう。

管理人halu
管理人halu

相変わらず小説版は心がヒュンとなる表現や描写が多くて激しいっすな・・笑。てゆかベリーになんも触れられてないこと(もしも森であのまま亡くなってるのだとしたらちょっとヤバすぎ)がこの小説版の一番怖いところかもしれない・・笑

次回も気になります・・!

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次回ネタバレはこちらから

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【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 143話 144話ネタバレと感想。ミエールのメイドに取り入るアリア・ピノヌアからの手紙。
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」143話・144話(漫画版は54話?)を読んだので紹介し...

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