今回は十日 草輔先生の
「王様ランキング」5巻を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。
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王様ランキング 5巻あらすじ
前巻ネタバレはこちら!
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とうとうヒリングを暗殺せんと、鏡の配下の4匹の魔物が解き放たれてしまいました。
ヒリングを護衛するドルーシは、死に物狂いで魔物たちと戦います。
死闘の末魔物たちを倒したドルーシ。
ヒリングは彼を治療すると、ダイダを救うためにボッスと戦うことを決意しました。
一方闇に閉じ込められたダイダは、
そこで仮面を被った不思議な少女に出会います。
何故か人々から忌み嫌われているその少女は、鏡と同じ『ミランジョ』という名前でした…。
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王様ランキング 5巻 ネタバレ
自分はダイダではなくボッスだとヒリングに告げるボッス。
ではダイダはどこへ行ったのかと尋ねるヒリングに、
ボッスはわからないと冷淡に返します。
あまりのことに理解が追い付かず、ヒリングはその場で卒倒してしまいました。

あぁ・・!
ベッドでうなされるヒリングの側で、
ドルーシはボッスが存命だった頃、
彼からヒリングの護衛を命ぜられた時を思い出していました。
きつい性格のヒリングに初めこそ辟易したドルーシでしたが、
不器用だけど愛情深くボッジに接する彼女を見て、徐々にその考えを改めていきます。
そして現在、ドルーシは鏡(ミランジョ)がヒリング殺害のため放った
恐ろしい魔物4匹と対峙していました。
ヒリングが眠る部屋の扉の前で…。
彼はボッスに魔物がヒリング殺害を狙っていることを密かに教えられていたのです。
ドルーシは決死の覚悟で魔物と戦います。
しかし、魔物は素早く動きの鈍いドルーシは苦戦してしまいます。
ドルーシはスピードを得るため重たい鎧を脱ぎ捨てて、
なんと半裸で魔物たちに向かっていきました!
そして致命傷を負いつつもなんとか全ての魔物を倒したドルーシは、出血多量でその場で意識を失うのでした…。
__
その頃、鏡は魔物がすべて倒されたことを感じ取っていました。
もう一度冥府へ行き魔物を集めると息巻く鏡。
ボッスはヒリング暗殺が阻止されるよう仕向けながらも、
一方で鏡の願望を実現したいと矛盾したことを鏡に向かって話します。
そして涙する鏡の側で、ボッスは自分がついていると優しく話しかけるのでした。
__
翌朝、ドルーシは目を覚ましました。
ヒリングが治療魔法でひん死の彼を助けたのです。
そしてヒリングは、
ダイダを取り戻すためにボッスと戦う決意をするのでした…!
玉座に座るボッスと対峙したヒリングは、
彼の目的は何なのか、そして王として父親として恥ずかしくないのか問いただしました。
ひたすら黙って聞いているボッス。
その時、闇の中に閉じ込められていたダイダは、
確かにヒリングの声を聞いた気がしました。

ダイダ、まだ自我があったか・・!
母上と叫び続けるダイダ。
そしてヒリングにもまた、叫ぶダイダの声が聞こえてきたのです。
そのダイダの声は、
なんとボッスに乗っ取られたダイダの身体の心臓あたりから聞こえていました!
ダイダを救わんと取り乱すヒリングを、
ドルーシは宰相ソリーの命令で気絶させました。
そしてボッスは
ドルーシにヒリングにまた危機がせまるであろうことを伝え、彼女と城から離れるように諭します。
その頃、
ダイダはヒリングの声が聞こえなくなったことに絶望して泣きじゃくるのでした…。
ダイダはひとしきり泣いた後、
ヒリングの声が聞こえたことに希望を見出して精神を持ち直しました。
そして何も見えず何も聞こえないこの闇の空間で、
彼は兄のボッジのことを考えていました。
ダイダははじめこそボッジと一緒に遊んでいました。
しかし鏡と出会ってからは、いつしかボッジを見下すようになっていたのです。
そんなある時、ダイダはベビンの提案で宰相ソリーと3人で町へと行きました。
老人や病気の者、そして身体が不自由なひと…町に暮らす弱き者たちを見せ、
ベビンはダイダに「皆に希望を与える王様になっていただきたい」と願いました。
そんなことを思い起こしていた時、
ダイダはこの闇の中で泣いている少女を見つけました。
今まで自分以外の誰もいなかったはずのこの場で、
その少女は何かに怯え、ずっと泣いています。
その時、どこからかたくさんの人が現れてその少女を口々に罵りました。
少女は自分たちの平和な暮らしを奪い、皆殺しにした極悪人なのだと…。
その少女は仮面を被り、何故か両手がありませんでした。
ふとした拍子に仮面が外れ、ダイダはその素顔を見てしまいました。
そのあまりのおぞましい素顔に絶句し、化け物と罵るダイダ。
周囲の人たちは、それは自分たちがやったと自慢げに話します。
その少女の顔の皮膚を全てはがし、
手を切り落としてやったのは自分たちだとまるで手柄を取ったかのように話す人々。

・・・。
泣きじゃくり怯える少女を見たダイダは、その人たちに激しい怒りを覚えました。
そして彼らをすっかり蹴散らすと、少女に名前を聞きました。
その少女は自分は『ミランジョ』だと名乗りました。
続々と人々が集まってきて、
ミランジョは我々を何百人と殺した極悪人だから何をしても良いのだと話します。
ダイダは怒り、あくまでもミランジョに味方しようとしました。
それを見てミランジョはボッスと同じものを感じ取っていました。
ダイダは人々を皆倒してしまうと、ミランジョに自分の側にいるよう話しました。
そしてミランジョもここから連れ出してやると力強く話すダイダに、
ミランジョ…鏡は心が少し軽くなったのを感じるのでした…。
__
その頃、城近くにある三頭の大蛇ミツマタの住処には、怪我を負ったベビンが隠れ住んでいました。
ベビンは蛇を使って城の様子を探らせていました。
しかし、ミツマタや蛇たちに危険な真似はしないようにとベビンは念を押します。
一方ドーマスとホクロは、城近くで修業をしながらボッスの合図を待っていました。
そして王宮ではアピスが
鏡になる前のミランジョに出会った頃のことを思い出していました。
ミランジョは弱気で自信のなかったアピスに優しく寄り添い、
彼の力を引き出してくれたのです。
そしてアピスが守る王宮には、ドルーシと3人の騎士が向かっていました…。
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王様ランキング 5巻 感想・考察
本書では徐々に明らかになる鏡(ミランジョ)の正体と過去が見どころとなっています。
ダイダが闇の中で出会った少女はミランジョの昔の姿ですが、
何故彼女はこうも人々に憎まれて酷い仕打ちを受けたのか?

ダイダとミランジョの会話は今後重要な伏線となりそうです。
そして彼女の願望をかなえようとしながらも、
ヒリングを救おうとするボッスの複雑な心境もポイントです。
自分でも自身の矛盾した感情に葛藤しているようですが、
彼は最終的にどちらを選択するのか、今後の展開につながる本書は是非読んでいただきたいです!
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次回第6巻ネタバレはこちらから
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