君の全てを奪いたい 107話 ネタバレと感想。本性を曝け出し合うイアロスとプシュケー

  ※本ページにはプロモーション(広告)が含まれてます。
か行

翌日、イアロス主導の下で「枢機卿叙任式テロ事件」で亡くなった人々を弔うための告別式が行われます。

管理人halu
管理人halu

イアロスが主導した事件をイアロスが主導で弔う・・。

大切な者を喪い、涙を流す遺族1人1人に手を差し伸べ、慰めの言葉をかけて回るイアロスですが、その実彼は良心の呵責を一切感じていませんでした。
それどころか、数多の命を理不尽に奪ってもなんとも思わない自身の資質を確認出来たことで、悦に入ってすらいたのです。

しかし、模範的な皇太子の仮面をつけたイアロスのそのような内心に、人々の多くは気が付きません。

悲嘆に暮れる参列者たちの前で「今回の事件は偶然ではなくテロの可能性が高いと判明した」と発表し、「そなたたちの恨みを晴らすと約束しよう」と高らかに宣言してみせたイアロスを、誰もが有能で慈悲深い青年だと信じ、讃えます。

ただし、その中でもメーデイアは彼に冷めた視線を向け、オディレイ公国の王は怒りで震えながらイアロスを睨みつけていたのでした。

君の全てを奪いたい 107話 感想・考察

107話の見どころは、すっかり強かさを身に着けたプシュケーです。

人間の本質は善であると信じ、誰かを欺くことなど到底出来なかっただろう過去の彼女を思えば、今話の堂々と嘘をつく姿からはめざましい成長を感じます。
とりわけ、とうとうプシュケーを愛している演技をやめたイアロスと怯まず渡り合うシーンでは、たくましくなった彼女に頼もしさすら覚えます。

とはいえ、イアロスがこのままあっさりプシュケーが離れていくのを許すとは思えません。

管理人halu
管理人halu

複雑な人間模様に今後も注目だね・・!!

次回第108話ネタバレはこちらから

↓↓↓

君の全てを奪いたい 108話 ネタバレと感想。黒幕を知るオディレイ国王の意志。
今回はLINEマンガで連載中のSAM先生の 「君の全てを奪いたい」108話を読んだので紹介したいと思います。 管理人halu ...

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました