こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は安武わたる先生の「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」29話を読んだので紹介したいと思います。
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声なきものの唄 29話 あらすじ
前話28話のネタバレはこちら
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前回、西海楼へとやってきた新しい女郎、吉祥との出会いや
東陽楼へ新しくやってきた新人女郎、清香の存在によってチヌの世界は少し変化し始めてしました。
清香の嘘によって東陽楼では居場所がなくなってしまい、チヌは心を整理するために海を見に出かけるのでした。
そこで叫び声を上げると、なんと吉祥がいました。
彼女はチヌと話す中で、自身の出生の秘密を語るのでした。
吉祥は元々生まれが横浜だったのです。
そこにはたくさんの海外からの船が入っていたと話すのでした。
そこでチヌは吉祥のあることに気づくのです__
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吉祥が浮世離れしているように見える理由には・・
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声なきものの唄 29話 ネタバレ
前回、西海楼へ一人の美しい女性がやってきます。
彼女の名は吉祥。そして同時期に東陽楼へも新人の若い女郎・清香がやってきます。
チヌは彼女のことが気にかかり、健気に世話をしていました。
しかしだんだんと彼女の嘘によってチヌの立場が危うくなってきます。
姐女郎たちも清香の肩を持ち、チヌは居場所がなくなってしまいます。
巴からも弱さを武器にする女がいると教えられるチヌ。
そうして気持に余裕がなくなったチヌは海へとやってきます。
心の捌け口をと、海に向かって叫ぶとそこには吉祥がいました。
チヌの存在に気づき、チヌに八津の岸辺から見える島や岬を問うのでした。
その一つひとつを教えるチヌに、自身の生まれを話す吉祥。
彼女は育ちこそ東京ですが、生まれは横浜だったのです。
横浜の港には外国からの沢山の船がやってきて、とてもきれいだったと教えるのです。
そこでチヌは吉祥の横顔を見ていて、瞳の色が薄いことに気づきます。
すると吉祥は自身の母が洋妾(らしゃめん)と呼ばれる外人専用の女郎であったことを教えます。
そして横浜の外人専用の楼で育ち、混血児として育った吉祥。
幼いころは今よりも色素が薄く、異人の少女だったと告げます。
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ハーフだったのか。
そこからしばらくチヌをからかって遊んだ吉祥は、自身の見世にやってくることを提案するのでした。
そこに上からあんパンが落ちて来ます。
するとそこには優しげな青年がいます。
彼は吉祥を探していたマァ坊と呼ばれる男性で、吉祥の恋人でした。
彼の素性はかなりの資産家の息子であり、放蕩息子のようでした。
2人の様子を見て、チヌは帰ります。
そんな様子を吉祥とマァ坊は何かを思案している表情で見送るのでした。
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ん・・?何を策している??
東陽楼での清香は客に何でもさせると有名になっていました。
そうして酒をあおり、男に身を任せます。
以前の生活があまりにも荒んでいたため、
今の生活はそれなりに満足できる世界だったのです。
そんな中、客を見送ることもなく布団の上で寝転んで眠りこける清香に、遣り手のトシは激怒します。
洗滌をすることもなく、奇麗に身支度をして次の客を待つこともない清香に場末の見世とは違うとしかりつけるのでした。
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プロ意識ってやつやね
しかし客は待ちきれず上がってきてしまいます。
トシにその光景を見せつけ、清香は笑うのでした。
そんな見世の雰囲気が変わったことを感じ取っている客がいました。
巴のお客である立花の御前でした。
巴はそんなことを感じさせる見世も恥ずかしいと楼主に相談します。
それは暗に清香の様子や、存在が見世を危うくさせ、狂わせる存在だと告げているのでした。
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声なきものの唄 29話 感想・考察
今回も清香の回が続きます。
こんなにも廓の世界に適応できるというのもある意味才能なのかもしれませんね。
この回の見どころは、清香の姐女郎たちを手中に収めている方法が分かるシーンです。
そうしてまだどうしてそんなことができるのか、
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実際の黒幕が誰なのか真相はまだ先ですがかなり面白くなってきています。
そして吉祥の生まれが横浜であり、母が洋妾ということがわかるシーンはとても時代背景だったり、その史実がとても勉強になり面白かったです。
そして吉祥の情夫の存在もなかなか気になり、次回がとても楽しみになりました。
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次回30話のネタバレはこちら!
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