声なきものの唄 121話ネタバレと感想。達吉の母親から、娘のおツルを東陽楼で働かせてほしいと頼まれたチヌ

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今回は安武わたる先生の「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~121話を読んだので紹介します。

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この記事は高確率でネタバレを含みます。
物語の結末を知りたくない方はご注意くださいませ。

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声なきものの唄 121話 あらすじ

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前話ネタバレはこちら

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達吉の母親から、娘のおツルを東陽楼で働かせてほしいと頼まれたチヌは、正直なところ人手は足りていたものの、下働きとして彼女を雇うことにします。
しかし、おツルの働きぶりはとても褒められたものではなく、チヌは新たな頭痛のタネを抱えることになってしまいました。

また、矢津の経済が衰退するのをなんとか食い止めようと動き始めた公三郎の方も、他の商売主たちからの理解と協力を得られず、頭を悩ませる事態に陥っていたのでした。

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声なきものの唄 121話 ネタバレ

達吉の母親であるおテイが、娘のおツルを連れて若水邸にやって来ました。
おツルは達吉の姉で、尋常小学校は出ているとのことでしたが、それでもまだ12歳だそうです。しかしおテイは、彼女を東陽楼で雇って欲しいと言い出します。

娼妓として働けるのは18歳からと法律で定められているため、その話を聞いたチヌは思わず驚き青ざめました。しかしよくよく話を聞けば、女郎としてではなく女中としておツルを働かせてほしいということだったため、早とちりを恥じつつもチヌは胸をなで下ろします。

なんでも大工をしている父親がケガのせいでしばらく働けなくなってしまったらしく、達吉の家は現在生活が非常に苦しい状態なのだそうです。確かに最近達吉が若水邸で食べるおやつの量が以前よりずいぶん増えているという報告をお清から受けていましたし、お茶請けとして出した菓子パンをどんどん口に詰め込んでいくおツルの様子を見ても、普段からひもじい思いをしているのだろうと察することができます。

ひとり占めする勢いで菓子パンを食べる娘を叱りつつ、おテイは暗く覇気のない表情で

「子供らにロクに食わせてやれんのが情けねぇ」

と辛そうに語り、その姿にチヌは胸を痛めました。

また、そもそも父親がケガをしてしまったのはこのところ仕事にあぶれてしまい、お酒を飲んで荒れてケンカをしたからだと聞いて、不景気の影響が達吉の家族にも及んでいるのかとひそかに肝を冷やします。


昨今は東陽楼の客足も鈍くなっており、従業員を増やす予定や必要はありませんでしたが、おテイと同じ苦しみを抱えた母親たちを故郷の島でよく見ていたチヌは、同情の念からおツルを下働きとして受け入れることを決めました。

ところが後になって、チヌはこの決断を悔やむことになります。なぜなら、おツルの勤務態度は到底マジメとは言えないものだったからです。
毎日のように丼や茶碗を割る、掃除をさせれば花びんを落とす、せっかく洗たくした物も汚してしまう・・・等々、単に粗相が多いだけならばチヌもさほど問題視しなかったかもしれません。しかしおツルは、自身の過失について一応謝罪は口にするものの、その素振りからは反省など微塵もしていないことが伝わってきて、実はわざと失敗しているのではないかと思わず疑ってしまうような態度なのです。
さらには盗み食いまでする始末で、チヌは、これから彼女をどう扱っていくべきか困惑するはめになったのでした。


同じ頃、公三郎もまた深く苦悩していました。
衰退の危機が迫っている矢津の経済を守るべく、矢津で商売を営む各組合長を集めて交通インフラに関する改革案をいくつか提示したものの、残念ながら聞く耳すら持ってもらえなかったのです。

声なきものの唄 121話 感想・考察

121話で注目したいのは、新たに登場したキャラクターである達吉の姉・おツルです。
公三郎と会った直後に彼女が発した「ずりィわ」というセリフから、チヌに対してあまり良い感情を抱いていないらしいことは感じていましたが、あからさまに恩を仇で返すような行動をとるとは思っていなかったので、まさかの展開にびっくりしました。

管理人halu
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また、おツルの態度がめぐりめぐって新之介と達吉、もしくは新之介とチヌの関係にも影響を及ぼしてしまうのではないかと心配です。

安武わたる先生、いつも素敵なお話をありがとうございます。

次回ネタバレはこちら

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