今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の93話(漫画版は86話?)を読んだので紹介したいと思います。
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この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説93話 あらすじ
前話、原作小説第92話のネタバレはこちら
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『もしかして…王妃はコシャール様を隠しているのでは?』
巨大な騎士エイプリンはナビエが見た中で”一番騎士らしくない騎士”でした。
ナビエがその場を離れようとすると、
一緒について来て、勝手に家族の話をし始めます。
ローズから侍女不足の話が出ると、
エイプリンはそれなら自分の妹をと、ナビエの侍女に推薦してきます。
まずはその妹と会ってみることにしたナビエですが、
妹のマスタス・ヴァイオレットは、
背中に常に大きな槍を携えた女性騎士でした__
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再婚承認を要求します 原作小説 93話 ネタバレ
『そういえば、王妃がいらしてからコシャール様を見つけるのが難しくなってきた気も…。
もしかして…王妃はコシャール様を隠しているのでは?』
『何て失礼な!』
ローズの叫び声にエイプリンは再びひざまずいて大声で謝罪した。
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なんだ、、なんかエイプリンどんくさいぞ・・?
彼の様子はますます奇妙に見え、
私は知らず知らずのうちに好奇心を掻き立てられていた。
このエイプリンは、今まで見た中で一番騎士らしくない騎士だった。
彼の行動、言葉、そして外見さえも。
なんだか疑問だった。
兄は普段は典型的な騎士とは仲が良くなかった。
貴族の喧嘩の仕方に耐えられなかったからだ。
他の貴族は内心怒っていても、笑顔で皮肉を言っていた。
でも兄貴は怒ったらすぐに爆発してしまう。
だから「型に縛られない騎士」ほど仲が良いようだった…
だとすると兄はどうしてこの騎士を避けているのだろうか。
私はまずはこの誤解を解くことにした。
『私も兄を探しに来たのですが、
兄がいなかったので帰ろうとしたところでした』
私の言葉を理解するのが遅れたかのように、
エイプリンは「ああ…!そうですか!」と声を上げた。
すると、彼は自然に私の側に寄ってきた。
私が帰ろうと来賓の部屋のある廊下を出て階段を降りると、
エイプリンはついて来て私の横で家族の話をし始めた。
『で、私には妹がいるのですが、
とても素敵で可愛くて・・・何をするにも上手なのです、王妃殿下』
『はい….』
『しかし、彼女は世間知らずでガードが甘すぎるのです。
男の人も寄って来ていてちょっと心配でして…』
『そうなんですか…』
『もちろん、世間知らずとはいえ、
彼女は知的で聡明なのです、王妃も知ってるでしょう?』
今まで見たこともない彼の妹のことを、
どうして私が知っているというのだろうか。
私は彼の言葉に(一応)肯定的には反応し続けながら、心の中で考えた。
しかし、この男がなぜ私と同じ方向に歩き続けるのか、私には理解できなかった。
その結果、約30分後。
ようやく私は彼に直接、どこか別の場所に行くことを伝えた。
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結構隣にいたな、エイプリン。笑
『すみません、エイプリン殿』
『はい、王妃殿下』
『今から図書館に行こうと思っています』
『わかりました!それでは私のお勧め本をご紹介します!』
『…。あなたの推薦は必要ありません』
『それならば、王妃が私のために一冊を推薦してくれますか?』
私が彼から離れるために考えた作戦だったが、うまくいかなかった。
この騎士はどうやら私の側を離れる気はないようだった。
私は、クリスタが
私をスパイするためにこのエイプリンを送り込んだのではないか
と疑っていたので、
”兄を見つけたいから”ということを言い訳にして
彼は私と一緒にいるのではないかと疑っていた。
しかし、そうではなかった。
なぜなら__
廊下を歩いていると、侍女に出くわし、
その瞬間、エイプリン卿が声を出して言った。
『前王妃の侍女だ!』
『!』
『まだここにいるのか?!』
彼はクリスタの命令で来たのであれば、
クリスタの侍女を困らせるようなことは言わなかっただろう。
クリスタの侍女は、エイプリンと私を順番に見ていたが、
何を言っていいかわからず、顔を紅潮させて飛び出していった。
エイプリンはまるで私の部下のように振る舞っていたので、
その発言を私のものと勘違いしていたようだ。
エイプリンは、
クリスタの侍女を困らせてしまったことに気がついていないようだった。
『私は人気者なんです。私を見るとみんな顔を赤くします』
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いや、まじでエイプリン独特やな・・。
変わってるというか、味があるというか、なんというか
とにかく、この騒がしい騎士と一緒に図書館に行くわけにはいかないので、悶々としていた。
ローズは特にエイプリンのことが好きではないのか、
しげしげとした表情で黙ったままだったが、
エイプリンが帰る気がないので、仕方なく無視して私に話しかけてきた。
『ところで、王妃殿下、
侍女を増やすおつもりはないのですか?』
『東大帝国から二人の侍女がもうすぐ来ます』
『えぇ、それで三人になりますね。
でもまだ足りませんよ王妃殿下』
『状況を見ながら少しずつ増やしていきます』
私たちの侍女不足の話をしている間に、
なぜか黙って聞いていたエイプリン卿が突然手を挙げて話し出した。
『王妃!私の妹をお勧めします!』
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もはや笑える!笑
いいキャラしてんな。笑
今までなんとか彼に寛容だったローズは、
その言葉が口から出るや否や、素早く首を振り、私の腕をそっと掴んだ。
それは、私が彼の妹を認めてはいけないというサインだった。
もちろん、上級貴族達が集まる場に出れば、
親しい人でなくても、多くの人の顔と名前を知っているものだが……。
私はすぐには反応せず、
エイプリンが必死に懇願してきたので、ローズの方を向いた。
『彼女はとても素敵で聡明で元気な女性です。
王妃殿下のお役に立てると思います。
受け入れていただければ、我が家の名誉になります。王妃殿下のご厚意を忘れません。』
『…それでは、明日私に会いに来るように言ってもらえますか?』
彼はとても悲しそうな顔をしていたので、
私は明日の予約をせずにはいられなかった。
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会うんか!まぁ、まず会うのはいいか。
エイプリンは頷いて、
最後には興奮して走りながら私から離れて行ってしまった。
ローズは彼の背中を見て、
彼が完全に消えるのを待ってから正直に話した。
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ようやく帰ったエイプリン。笑
『王妃、エイプリン卿の妹を侍女になさらないでください』
『お知り合いですか?』
『直接は知りませんが、、有名な方です』
『彼女は問題を起こしているのですか?』
『妹さんもエイプリン卿に似ているのです。そう、”自由奔放”です』
『あの人の妹を側に置いておくと、貴方の尊厳を失うことになります、王妃殿下』
ローズが伝えてくれたことは私を不安にさせた。
しかし、明日の約束をしてしまったのだから、もう後には引けない。
『とりあえず、明日彼女と会うことにしました。見て、判断します』
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そうだね!噂だけって可能性もあるし・・!?
__
__
次の日彼女に会った時、
ローズがエイプリン卿の妹を私のお嬢様にしたくない理由がすぐにわかった。
『私はマスタス・ヴァイオレットです、殿下』
彼女は大きな声で挨拶してくれた。
彼女の持つ雰囲気は…不審で殺伐としていた。
言葉を選ばずに言えば、怖かった。
ローズは彼女がエイプリンに似ていると言っていた。
少なくとも今のところは、彼女も同じオーラを放っていた。
エイプリンは騎士でありながら、不注意で無作法な感じがした。
マスタスも同じような印象を受けた。
それに、
彼女の背中にぶら下がっているものは何?
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槍???笑
『私はマスタスと言います、王妃殿下。』
レースと真珠で飾られた薄紫のドレスの
後ろから覗く巨大な槍はあまりにも違和感があった。
私がその武器を見つめていると、
マスタスは赤面して頬を掻いた。
『これは・・・武器は常にそばに置いて、
絶対に手放さないことを学んだので』
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絶対男寄ってこないだろコレ!!笑
ローズは恥ずかしそうに顔を歪めた。
『お会いできて光栄です、マスタスさん』
私は驚いているのを見せないように笑顔で挨拶した。
しかし、私の言葉を聞いた途端、
彼女は「マスタスさん?」と感慨深げに尋ねてきたので、
私の顔には反射的に驚きの表情が浮かび上がりそうになった。
私が眉を上げて睨みつけると、
マスタスは手を振って謝ってくれた。
『申し訳ありません…!私は騎士になって以来、
誰もが私のことをマスタス卿としか呼んでいませんでしたので…!』
『騎士になられたのですか?』
なぜかマスタスは暗い表情で「はい」と答えた。
そして、彼女は私の目を見て、躊躇しながら尋ねた。
『えっと…侍女とは何をするのですか、王妃殿下?』
ローズは後ろで「彼女を見て」と言った。
「絶対にダメよ」と唇の動きで言った。
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なんかローズといいコミュニケーション取れるようになって来たナビエ。笑
私はためらいながら、彼女にお茶を頼んでみた。
それを聞いていたにもかかわらず、
マスタスは何もせずに立ち尽くし、
ローズは彼女の腕を掴んで部屋の外に引きずり出した。
二人の別々の若い女性の遠い足音が完全に消えた後、
私は肘掛け椅子にもたれかかって考えた。
なぜエイプリン卿は、
侍女のことも知らない妹を私に押し付けたのだろうか。
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うーん、本業は騎士、だしね・・。
__
__
『誰がクイーンの侍女になりたいだって?!』
ハインリは水を飲みながら咳き込んだ
『…マスタス卿です』
マッケナは気まずそうに答えた。
ハインリは片手で額を抑えながら質問を繰り返した。
『どうしてだ?』
『彼女は貴族としての”マスタス嬢”になることに熱心だったので、
この機会を利用したいのでしょう。』
ハインリは顔をしかめた
『…なぜ彼女はそこまで執着しているんだ?』
エイプリンとマスタスの兄弟は地下騎士団に所属しており
この騎士団はハインリが自分の身内のみで結成した。
そして、彼ら2人はただのメンバーではなかった。
エイプリンは地下騎士団全体のリーダーであり、
妹のマスタスは第二師団の団長であった。
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エイプリン、なんかすごかった説。
現在、彼らの正体は秘密裏に任務を遂行できるように隠されていたが、
ハインリは自分が”皇帝”になったら地下騎士団の正体を明らかにして、
彼らを自分の正規の騎士団にしようと計画していた。
しかし、第二師団の団長が王妃の侍女になるとは信じられなかった。
ハインリは、襲いくる頭痛のために額に手を当てた。
彼はマスタスを部下としては評価していたが、
彼女を妻の侍女にはしたくなかった。
彼女は手荒いことで地下騎士団の中では有名だった。
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怖すぎワロタ
マッケナは舌打ちした。
『これは全てエイプリン卿のせいです。
彼はコシャール卿に執着していたので、
あちこちでコシャール卿を追いかけ回しておりました。
結果的にこうなってしまった・・。』
『待て、何の話をしているの?誰が誰に執着していたのだ?』
『エイプリン卿です。
彼はコシャール卿に妹を紹介したくて、毎日追いかけ回していました。
国王殿下の留守中に、です。』
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あ・・、なんかわかった。。
『!』
『エイプリン卿は頭を使ったのでしょう。
妹が王妃の侍女になれば当然、コシャール卿に会う機会があります。
マスタス卿にとっては、王妃の侍女になれば誰もが無視できない女性になる。
きっと彼がそう説得したのでしょう。』
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ふむ、、そこにマスタスの意思は無さそうね。
マッケナはつぶやいた。
彼は熊のように見えたが、内面では狡猾な狐のように考えていたのだ。
ハインリは困惑して口を開いた。
そしてマッケナが尋ねた。
『国王殿下、話は変わりますが、今夜は訓練に行かれるのですか?
お疲れでしょう。キャンセルしましょうか?』
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ん?訓練?なんの・・??
例の・・地下騎士なんとかの・・?
__
__
マスタスと一日過ごした後は、私はさらに悩みが増していた。
まず、マスタスは侍女としてはお粗末だったが、
人柄としてはとても気に入ったのだ。
彼女は騎士の称号を得ていた。
彼女は本当に偉大で、行動の一つ一つに規律があった。
また、最初は気難しく見えたが、
侍女の仕事を理解してからは、かなりの仕事力を発揮していた。
恐ろしいオーラとは違い、実はとても優しい性格をしていた。
なぜかはわからないが、話している間、彼女はぼんやりと私の横顔を見ていた。
正直なところ、彼女は可愛かった。
「上流貴族の模擬口論」に誘っていなければ、
もしかしたら侍女にしていたかもしれない。
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上流貴族の会話を想定したディベートみたいなものかな。
それにしてもナビエ、マスタスに好印象すぎん?
しかし、「上流貴族の模擬口論」の後、
私はマスタスを侍女にしてはいけないと思った。
模擬口論が始まって5分もしないうちに、彼女は槍を抜いて叫んだのだ。
『私はこの槍に誓って真実を話すことを誓う。
それが嘘ならば、私の首を差し出す。だからそちらも首を差し出せ!』
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首!!!!笑
侍女が皇后や王妃に代わって議論をすることがある。
そのために、私は模擬反論をした。
結果は明白だった。
彼女は私の前で小さなミスをして衝動的にこうなっていた。
彼女が上流貴族の集まりでこんなことをしていたら……。
兄も衝動的ではあったが、
私にはそんな兄のような侍女を持つことはできなかった。
しかし、帰る前にマスタスが気まずそうに告白したこともあって、
『あなたを侍女にするわけにはいかない』とすぐに断ることができなかった。
『兄にいきなり王妃の侍女を頼まれた時は、
どんな感じなのかわからなかったのです。
でも…今は本当に侍女の生活が…好きなんだと自分で感じます・・!』
『・・!』
『ミスをしたら指を切れ、なんて言わないなんて…。
王妃は本当に優しいですね』
ミスをしたら指を切らねばならないという、
彼女の育ってきた環境は一体どうなっていたのか心配になった。
マスタスが帰った途端、ローズが真面目なアドバイスをしてくた。
『侍女は心で選ばれるものではありません絶対に、絶対に。
特に今は王妃がクリスタ様と比較されている時ですので、
侍女のせいで、笑いものになってはいけません』
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いやー、ローズなんか頼もしいね。
『…』
『エイプリン卿もマスタス卿も、騎士になった変わり者ですが、
騎士にも受け入れられていません。彼らに関わってはいけません、王妃殿下』
ローズが言わなかったとしても、
私はいつも侍女たちの礼儀作法には気を配ってきた。
彼女たちは私の鏡のようなもので、
時には私が彼女たちの行動の失敗の責任を取らなければならないこともあった。
最もエネルギッシュで感情に正直なローラでさえ、
必要とされる時には教科書通りのエチケットを使うことができた。
でも マスタスは・・・重荷だった。
もし彼女がパーティーで誰かを槍で刺したらどうするの?
それでも私は彼女のことが好きだった。
西王国に来てから味方になってくれる人が少なかったからかもしれない。
彼女はローズのように、私の計画の中で側においた人ではなかった。
__
__結局、私は答えを見つけられずに一人で離宮を後にした。
案内してくれる人はいなかったが、私はすでにすべての道を暗記していた。
特にこの離宮の辺りは完璧に暗記していた。
私は迷子になることを恐れていなかったので、夜の空気を吸うために一人で歩こうとした。
夜の空気を吸うことは、私を落ち着かせ、私の考えを整理するのに役立つだろう。
『・・・。』
ところで、私はどれくらい歩いていただろうか。
バタバタと音がしたので顔を上げると、
大きな鳥が並んで飛んでいるのが見えた。
私は瞬きをして手で目をこすりながら、再び鳥を見た。
あそこで飛んでいるのはクイーン……?
勘違い…かしら?
青い鳥も一緒に見ていたら確信していた。
でも、一見して青い鳥がいなかったので、
本当にクイーンだったのかどうかはわからなかった。
一瞬躊躇したが、鳥が飛んでくる方向を追っていくと、
「幽霊が出た」と噂される廃墟と化した宮殿に到着した。
ローズはこの場所のことを話してくれて、とても怖がっていた。
そんな噂が流れていた廃墟となった宮殿がなぜそのまま残っているのかと聞くと、
壊そうとした人たちがみんな幽霊を見て逃げてしまったからだという。
しかし、私はそんなことは怖くないので、そのまま中に入っていった。
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ナビエ、メンタル強め。
しかし、中央の噴水から突然水しぶきが上がると、思わず身震いした。
本当に…幽霊はいるのかしら?
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・・・そんなことは、なかった。笑
柱の後ろに隠れて、噴水の中を覗いてみた。
柱の後ろに隠れて噴水の中を覗き込むと、噴水の水の噴出口に鳥がいるのが見えた。
あんまりにも怖がりすぎた自分に思わず笑ってしまった。
幽霊だと思って怖がったのが恥ずかしくて、下唇を噛んで噴水を見た。
噴水の水の中で鳥が羽で水をはねさせていた。
やがて、
鳥は噴水よりも少し前に飛び出し、顔と体の羽毛を完全に露わにした。
それはクイーンだった。
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・・・え?
ちょっとまってまって、クイーン水浴び??
ってことはハインリあなた今・・笑
そして、ナビエに気付いていない・・?
でも他の鳥たちはどこへ行ったのか、
どうしてクイーンは一人でここにいるのか……。
私は戸惑いながらも見続けた。
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ドキドキ…
驚くべきことが起こった。
クイーンはかかった水を首をプルプルと振って飛ばした。
すると__
あっという間に人間になってしまった。
段々大きくなるわけではなく、文字通り、瞬く間に。
男性になったクイーンは、
濡れて顔に張り付いていた金髪を片手でかきあげて、
あぁ…!と声をあげた。
私は悲鳴が聞こえないように口を覆った。
人間になった男性は…
裸のハインリだった。
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再婚承認を要求します 原作小説93話 感想・考察
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な・ん・で!!!
離宮近くの廃墟の噴水で水浴びしてんのよ!!!笑
もうラストシーンが衝撃すぎて
途中の新キャラ、マスタスとかの印象が吹っ飛びました・・笑
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”あぁ…!”
じゃないよ!自分の浴室使えよ!!大きいのあるでしょ、たぶん!!笑
このあとどうするんでしょう。。笑
普段と違う気になり方で続きが早く、読みたいです。
さて、新キャラ・地下騎士団の第二師団団長マスタス、出て来ましたね。
侍女としての知識や振る舞い能力は全くの皆無ですが、
騎士として頼りになる確かな実力と、その規則に忠順な律儀さ。
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槍をどんな時も手放さない。
変わってはいるけど、
女性ひとりのナビエにとっては心強いんだよね・・。
なぜかナビエをぼうっと見つめる癖があるようですが、
ナビエは気に入ったようですね。
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全くの憶測だけど、このぼんやりと見つめるってシーン。
マスタスなんとなくだけど、その気がありそう・・?
そうなると、コシャールに嫁がせたいエイプリンの策略も無駄になる・・と。
どうなんだろ、エイプリンそうだったらさすがに気付くか。
それと、まだコシャールが行方不明になっている理由はわからないままでしたね。
エイプリンから逃げているわけでも無さそうですしね・・?
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あと、ハインリの訓練、も謎ね。
その訓練が終わったから水浴びしてたっての??わからん。
もう前話でナビエはハインリ=クイーンを確信していましたが、
今話でハインリの全てをいろんな意味で見てしまいました。
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逆ラッキー★スケベ(殴
次回、非常に気になります・・!
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