緑陰の冠 58話ネタバレと感想。突如としてリリーの容態が急変し・・!

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ら行

リリーが再び眠りにつくと、ランはルミエに対し今後のことについて切り出します。

まずはじめに「私は、あなたと妹を解放して自由に暮らしてもらうつもりだったの」と告げると、ルミエはなぜか明らかな動揺を見せました。

管理人halu
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うん・・!!

しかしランが「でもリリーの容体がここまで悪いとは思わなかった」と続け、

「それで・・・知り合いにエルフの医者がいるんだけど、彼に診てもらうはどうかしら」

管理人halu
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ハレシュだね。

と提案すると平静さを取り戻した顔つきになり、
「どうして自由をくれるんですか?」と静かにランに尋ねます。

管理人halu
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・・・。

ランは一拍置いた後、「特に理由はない」とある意味正直に答えました。

この世界が自作小説を元にしたものではないと知った今、ルミエたちの境遇にランが責任感や罪悪感を覚える必要はありません。
それでも見て見ぬフリが出来なかったのはラン個人の感情的な問題であり、そこに明確な理由など存在していなかったのです。

結局ルミエはランの案を受けいれ、首都嫌いのハレシュと会わせるべくリリーをラチア公爵領へ連れて行くことに同意しました。

管理人halu
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おうちに帰ろう・・

ただ、弱り切っているリリーの身体は長旅に耐えられないでしょう。

ルミエがアルカたちを殺害してしまった件も後始末が必要ですし、クリアすべき問題は山積みです。

良い解決策も浮かばず、イライラして思わずルミエにきつい態度をとってしまったランは、大きなため息を吐いた後今日はもう休もうと「緑のアーチ」へ戻ることにしました。

しかし、荒天の中ようやくたどり着いた屋敷の扉を開けた途端、ランは驚きに目を見張りその身を強張らせることになります。
管理人halu
管理人halu

・・・?

なにしろすぐ目の前にユスタフがたたずんでおり、相変わらず感情の読めない眼差しで此方をじっと見つめていたのです。

管理人halu
管理人halu

ユスが・・!!

緑陰の冠 58話 感想・考察

58話では、リリーの容体が予想以上に悪いと知ったランが兄妹を突き放す決断を下せず、不本意ながらルミエとの付き合いが今後しばらく続くことが確定しました。

管理人halu
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うむ・・!!

わざわざ1人の奴隷を名指しで探し購入しようと動いていた件について、ランはまだユスタフにはバレていないと思っています。が、イルミニティ伯爵と手紙のやり取りをし始めた頃からすでに、緑影の報告によってランの動向はしっかり把握されていました。

そうと知りながらもこれまで沈黙を貫いていたユスタフが今話ラストで姿を現したのは、どんな意図があるのでしょうか?

管理人halu
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ルミエの存在を歓迎しないだろうことは確かですが、まず初めにどんな言葉が飛び出してくるのか、非常にドキドキします・・!!

次回第59話ネタバレはこちらから

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