今回はピッコマで連載中のSarkk/Eunhye kim/binu/Siya先生の
「緑陰の冠」46話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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緑陰の冠 46話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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緑陰の冠 46話 ネタバレ
あら・・///
なにしろ、ラン自身のレベルには変わりがないにも拘わらず、ユスタフの足を踏む失態を１度も演じずに済んでいるのです。
彼が正式なデビューを果たす前から、社交界ではユスタフに関する様々な噂が囁かれていました。
その多くは「人殺し」「野蛮な人」などという侮辱的かつ不名誉なものでしたが、勝手な憶測とやっかみにまみれたそれらは今夜完全に払拭されたことでしょう。
うむ・・・！！
むしろ名誉・財産・権力の三拍子が揃った「若くてイケメンの次期公爵」としてその評価は一転し、皆がこぞって「次期ラチア公爵夫人の座」を狙い始めるだろうことは間違いありません。
・・・。
ユスタフがやがてシナと出会い彼女を深く愛するようになると知っているランは、彼の周りに獲物を仕留めようとするハンターのごとき女性たちが群がることを危惧し、義弟に向かって「ユス、運命の相手を待つのよ」と告げました。
唐突なアドバイスにパチパチと目を瞬かせるユスタフにはお構いなしで、ランはさらに「とにかく未来の公爵夫人は私が認めた人じゃないとダメだから」と続けます。
そこまで言ってから急に
と気付き我に返ったランが気まずげに顔を俯けていると、
嫌な小姑に笑う。
または頑固なお父さんだね。笑
タイミング良くリゼがやって来て、その場の空気を変えてくれました。
ランとリゼが話し始めたのを見て、ユスタフとお近付きになるチャンスを虎視眈々とうかがっていた女性たちは、今が好機と捉えたのでしょう。
鬼気迫る女性たちの勢いに顔を引きつらせたランは、
「ちょっと飲み物を・・・」と言いながらそろそろと義弟のそばから離れます。
するとさほど間をおかずにラベルから声をかけられ、続けてオリビアが「おふたりが談笑する仲だとは知りませんでした」と言いながら近付いてきました。
久しぶりに相対したオリビアは隙のない美しい笑みを浮かべているものの、「血の繋がりのない弟がいるとランも浮ついた気持ちになるのでは？」と問いかけてくるなど、その言葉の端々からランに対する明らかな敵意が感じられます。
コイツ・・。
ただし見かねたラベルが「１曲いかがですか？」と誘ってくれたおかげで、気詰まりな時間はほどなくして終わりを迎えました。
どうやらラベルもオリビアのことを苦手に思っているらしく、思わずといった風に「いつ刺されるかヒヤヒヤする」と呟いた彼に、ランは心の中で盛大に同意したのでした。
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緑陰の冠 46話 感想・考察
４６話で注目したいポイントは、ユスタフの結婚相手に関するランとユスタフとのやり取りです。
後から本人も気付いて自己嫌悪に陥っていますが、ランは嫉妬めいた感情からきたものと捉えられてもおかしくないような発言をしています。
これに対してユスタフが一体なにを思っているのかは、作中では描かれていません。
「運命の相手」と言われた直後は驚いた様子を見せていますが、それからすぐに相変わらずのポーカーフェイスへ戻ってしまったため、表情から読み取ることも難しいです。
愛情に縁遠い彼が「真実の愛」などと言われて何を感じたのか、ユスタフの胸中を想像する楽しみがあるシーンと言えるでしょう。
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次回第47話ネタバレはこちらから
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