【原作小説(ノベル)翻訳】皇帝と女騎士 14章150話151話ネタバレと感想。レベッカの指摘に言葉を失うポリアナ。

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【小説版】皇帝と女騎士

今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の

皇帝と女騎士原作小説(ノベル)150話151話※海外版準拠(ピッコマ漫画版は85話?)を読んだので紹介したいと思います。

この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
またhaluの解釈が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作も合わせてお読みくださいませ!

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皇帝と女騎士 150話 151話 ネタバレ

前話のネタバレはこちら!

↓↓↓

【原作小説(ノベル)翻訳】皇帝と女騎士 14章148話149話ネタバレと感想。レベッカはポリアナに尋ねます。『自分が男だったらと思ったことはありますか?』
今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の 「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の148話149話※海外版...

150話

 

管理人halu
管理人halu

レベッカには女性だからこその、ずっと自由になりたいって思いがあったんだよね。でも女性のポリアナが自由にやっているように見えて、ポリアナに憧れを抱き始めた。

レベッカとポリアナの話は続きます__

レベッカは剣を持った男たちをうらやましそうに眺めていたが、ポリアナはこの世界で自分の道を切り開き、自らの手で剣を手にした。

レベッカは社会が作ったルールを信じて従っていたが、
ポリアナは最悪の状況でも剣を手放さなかった。

人々や社会は、ポリアナから剣を取り上げようとしたが、ポリアナは剣を守るために戦った。結果、ポリアナは剣を持つ女性として認められることに成功したのである。

管理人halu
管理人halu

ポリアナは戦って、自分の力で運命を切り開いた。

そのポリアナを見たレベッカは、自分がいかに愚かで近視眼的であったかを知り、そのことに体を震わせた。レベッカが手にしたものは本当の成功ではなく、この世界で本当に成功したのはポリアナだったのだ。

管理人halu
管理人halu

レベッカは世界最高の皇帝の妻になったけど・・ってことだね。一方ポリアナは自立していたし、レベッカの言う男性みたいな人生を送れていた。

レベッカはポリアナにこう言った。

『私は子供の頃、男の子は野望を抱き、女の子はリボンを持っていろと教えられてきました。男の子は欲張りになるように勧められ、女の子はおとなしく寛大になるように強いられました。女の子が欲張っていいのは、宝石、きれいなドレス、そしてハンサムな旦那さんだけでした。私の失敗は、これまでの人生で、「持っていてもいい」と言われたものに対して貪欲になってしまったことです。美しい宝石、高価なドレス、そして大陸で最も高貴で強い男性……でも本当は、もっと貪欲になれたはずでした。もっと争うこともできたし、争うべきだった。少なくとも、人が持ってはいけないと言ったものを手に入れようとするべきだったのです。…もっと勇気を出すべきだった。

管理人halu
管理人halu

これな・・”女性だから”ってカテゴリにずっと入れられてたし、レベッカもそこから出ようとは思わなかったんだよね。

レベッカは続けます。

『私たちの社会には、女性が本当の幸せを手に入れることを阻む、目に見えない障壁があります。それを取り除かない限り、女性はいつまでたっても私たちの檻の中に閉じ込められたままなのです。問題は、この障壁が厳しいもので、乗り越えようとする人には許してくれないのです。だからこそ、誰も乗り越えようとしないのです。しかし、侯爵様は、この壁を飛び越えることに成功したのです。周りの男たちは、そんなあなたを見て混乱し、ショックを受けたことでしょう。彼らはあなたを潰そうとしたでしょうね。この「障壁」の後ろに戻れ(女性らしくあれ)と脅されもしたでしょう。彼らはあなたに暴力を使って強要しようとしたでしょうが、ポリアナ侯爵、あなたは明らかに引き下がりませんでした。男たちがあなたを受け入れるしかなくなるまで、あなたは進み続けた……しかし、その過程で、あなたは自分の性別を失ってしまった。

 

管理人halu
管理人halu

・・・!
最後…レベッカは自分が出来なかった分の悔しさがあるのか、トゲがある言い方になっちゃったわね・・!

『私は女性です。』
ポリアナは顔をしかめた。

暴言を吐いたレベッカの言葉に反応したのは初めてのことだった。

『レベッカ様は誤解されています。私はこれまでの人生で自分の性別を忘れたことはありません。一度も。髪を短く切ったり、ズボンを履いたり、剣を持ったりしたことはあっても、自分を男性だと思ったことはありません。自分を男にしようと考えたこともありません。』

『ええ、侯爵様。
あなたに同意します。私が言いたかったのはそうではありません。』

管理人halu
管理人halu

…?

『…なにが言いたいのです?』

『あなたは他の女性たちと同じ立場にはなれないと申しているのです。あなたは私たちに共感できない。むしろ、男性のことの方がよっぽど共感できるのではないでしょうか。

…あなたは今日、ストラに起こったことを聞いて、どう感じましたか?』

管理人halu
管理人halu

ふむ・・。
これ、前話でポリアナちょっと冷たく思ってたところあったもんね。。図星なんだろうな。

ああ…。

突然、レベッカが何を言っているのか、ポリアナは気づいた。

実際ポリアナがストラの件で感じていたのは、
ルクソスにすぐに子供ができないことへのちょっとした失望だけだった。

もちろん、ポリアナはこのような考えを口に出さないだけの分別を持っていた。

そんなポリアナにレベッカは、

『あなたがストラに全く同情していないのがわかります。
それは、彼女が本物の赤ちゃんを失ったわけではないからでしょう?だって、ただの幻の妊娠だったんだから。』

…正解。

ポリアナは自分の頬をこすった。ポーカーフェイスを上手に作ることができると自分では思っていたが、今日は考えていることが顔に出てしまっているようだった__

管理人halu
管理人halu

なるほどね・・
ポリアナはずっと男性の中で揉まれて生きてきたから、女性だけど、本当の意味で女性のことが、女性の感情が、もしかしたらわからなくなってきてしまってるのかもしれない。それをストラは見抜いたんだね・・

151話

ポリアナ・ウィンターは一人の女性である。
ポリアナ自身がこの事実を忘れたことは、人生の中で一度もない。女として生まれ、女として生き、女として死ぬ。

たとえ、男のようにズボンを履き、男のように剣を振り回し、男のように髪を切ったとしても、ポリアナ・ウィンターは女性だった。この事実は誰にも否定できない。

人がこの話題をしても、彼女は決して違和感を感じなかった。
自分がいかに「女らしくない」かを人に言われても、彼女は気まずい思いをしなかった。

そう、今までは…。

管理人halu
管理人halu

子供が産めないって噂されても、気にしなかったし、女性らしくないって言ったヤツの股間を蹴り上げてきたポリアナ、だけど・・。

ポリアナは言葉を失ってしまった。

レベッカは、

『失礼なことをしているのはわかっています。こんなことを聞くのは私の立場ではないのはわかっていますが、聞かなければなりません。私があなたに望むのは、ストラの悲しみや絶望をほんの少しでも理解しようとしてくれることです。それがあなたにできますか?』

と言った。

 

管理人halu
管理人halu

レベッカは強いよね。
自分が欲張りなのはわかっててこういうことをポリアナに言うんだけど、今までこう言うことをポリアナに言ってきた人はいないもんね。。そして、ストラのためでもあったのね。。

ポリアナは歯を食いしばり、心の奥底から噴き出してくる圧倒的な感情を抑えようとしていた。なぜだかわからないが、ポリアナは今にも泣き出しそうだった。彼女は長い間、部屋の中を歩き回った後、最後に

『…私は女です、レベッカ様』と言った。

『そうです、侯爵、あなたは女性です、
そしてあなたはこの世界で唯一の例外となるでしょう』

『誓って言いますが、私は自分が女性であることを無視したり、忘れようとしたことはありません…また、他の女性よりも優れていると思ったこともありません…』

『えぇ、知っています。』

ポリアナは確かに女性としては例外的な存在だったが、
自分と周囲の女性との間にわざわざ線を引くようなことはしなかった。

しかし、ポリアナはそれに気づいていないだけのようだった。

本当は…ポリアナは無意識に自分の周りの他の女性との間に壁を作っていたのだ。無意識のうちに、自分は他の女性たちとは違うと思っていたのだろう。

しかし、公平を期すためにではあるが、
他の女性の方も、それは周りの男性もだが、ポリアナを別の存在として見ていた。

ポリアナ以外の彼らにとって、ポリアナは男ではないが、女でもない。

レベッカは、

『侯爵様、あなたはいつも私たちに正直でした。私たちを守るために最善を尽くしてくれた。そのことが、私を含めたすべての女性にとってどんな意味があるのか、あなたにはわからないでしょう。』

『レベッカ様 私は…』

『あなたはいつも全力を尽くしている、だから私はあなたがとてもうらやましいのです』

レベッカはポリアナの手をそっと握った。

『公爵様はご存知かどうかわかりませんが、
ストラは私たち3人の中で、侯爵様のことが一番好きなんです』

と話した。

 

管理人halu
管理人halu

なるほどね・・
レベッカだけでなく、ストラもポリアナの無意識の態度に気付いちゃってたのか・・

『彼女はあなたのことが大好きなのに、
あなたがストラのことをよく思っていないように見えたのが気になったのでしょう。私は、侯爵様のように強くもなく、自立もしていませんので・・・ごめんなさい。ただ幼稚にわめいていただけです。そして、侯爵様、私の話を聞いてくださりありがとうございます。思っていた通り、あなたはとても親切で思慮深い方です。』

ポリアナはレベッカの手を感じていた。

柔らかく、熱く、滑らかで、美しかった。
ポリアナの手とはまったく違っていた。

二人の生活はとても違っていて、
それが手に表れていたが、一つだけ変わらないものがあった…。

二人の手はどちらも女性の手だった。

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皇帝と女騎士 150話 151話 感想・考察

引き続きレベッカとポリアナの2人の会話が続いた今話。

管理人halu
管理人halu

レベッカはポリアナが羨ましかったし、
3人の妻は仲良しだから、そんなステラに対するポリアナの態度に気付いてた分、ポリアナに強くあたっちゃった回だったね。

一方でポリアナも、
今まで男性社会の中で勝ち抜いてきて、時には男性よりも秀でながら今まで生きてきた分、無意識に女性目線で物事が考えられなくなっていたのかもしれません。

管理人halu
管理人halu

女性からこんなこと言われたのは初めてで、ポリアナ自身もどうしていいかわからなかったみたいだったよね、最初は。でも最終的にうまく打ち解けられたみたいで、ポリアナも気付いたことも多そうな感じがしたね・・!

今回、どうしてもレベッカがキツく見えてしまう印象の回でしたが、
多分レベッカはストラを含めた女性代表として、勇気を持ってポリアナに今まで誰も言わなかったことを意見しただけなのかな、と思います。

管理人halu
管理人halu

決してポリアナのことを嫌いなわけでなく、むしろ憧れてたし、思いやりを持ちながら指摘したって感じだよね。

またひとつポリアナが素敵な女性になれた回だと思いました・・!

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次回第152話ネタバレはこちらから

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【原作小説(ノベル)翻訳】皇帝と女騎士 14章152話153話ネタバレと感想。ドナウもおめでた?!ポリアナはひとり涙を流し・アイノにも浮いた話が
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