【原作小説(ノベル)翻訳】皇帝と女騎士 14章168話169話ネタバレと感想。ベンティエとポリアナ2人だけの会話・レベッカの赤ちゃんの性別

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【小説版】皇帝と女騎士

今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の

皇帝と女騎士原作小説(ノベル)168話169話※海外版準拠(ピッコマ漫画版は94話?)を読んだので紹介したいと思います。

この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様(最高)に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳のため、haluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!

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皇帝と女騎士 168話 169話 ネタバレ

…の前の管理人のつぶやき…

前話のネタバレはこちら!

↓↓↓

【原作小説(ノベル)翻訳】皇帝と女騎士 14章166話167話ネタバレと感想。プラウには近づくな、レベッカが話し・・ベンティエとの食事に招待されるポリアナ
今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の 「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の166話167話※海外版...

168話

管理人halu
管理人halu

プラウとの食事の予定も組んだポリアナ。今日はベンティエとの食事に招かれてて、何やら真面目な話が・・?

ここでポリアナは自分の妻を追い出して話をしようとするベンティエに疑問を抱く。妻ぐらい信じてあげてもいいんじゃないか?実はベンティエは孤独なんじゃないかって。で、ここからね。

ポリアナはベンティエ卿の書斎について行った。

二人の距離感は一定で近すぎず、遠すぎず、ぎこちなくも礼儀正しい。

ベンティエはポリアナにこう尋ねた。

『なぁ、帰る前に私と一杯どうだ?』

ベンティエは、必要ないと言って使用人も追い出した。
二人きりになると、ベンティエとポリアナは、態度はさほど変わらないものの、なんとなくぎくしゃくし出した。

10年間も一緒に同じ戦争を戦ってきたとはいえ、以前はあまり一緒に過ごすことはなかった。お互いに上官と部下としての好意も持っていて、もっと仲良くなりたいと思っていたが、そのような機会がなかったのだ。

しばらくの沈黙の後、ベンティエがポリアナに言った。

管理人halu
管理人halu

ドキドキ‥

__

__

『思うのだが・・・元老たちは何かを計画していて、近々何かが起こるのではないか。』

『…どういうことでしょうか?』

『正確にはわからない。元老たちはあまり組織化された集団ではないから、いっときの感情で動くこともある。予測することはできないのだ。とにかく、陛下の正妻・侍女部屋の中の人間たちにも気を配れ。特にレベッカ様の安全を確保する必要がある。

管理人halu
管理人halu

・・・。
もともとの元老会はアクレアにあって、ルクソスが他の国を統一してから元老たちは異国人を嫌ってたからなぁ。(チッ…○害が…※口悪い 笑

今のところ、陛下は彼ら(元老たち)を見守っているだけだが、事態はすぐに危険なものになるかもしれない。』

ベンティエは、ルクソスに元老たちに何かしてやってほしいとは思っていた。

そう、自分に従わない者を罰してほしい。と

だがルクソスも人間である以上、できることなら故郷の人々を守りたいと思わずにはいられなかった。問題は、この元老たちがルクソスの優しさを利用していることだった。

管理人halu
管理人halu

ぐぬぬ・・。

『さらに…レベッカ様のご懐妊は、元老たちに衝撃を与えたようだ。』

とベンティエがポリアナに言った。

管理人halu
管理人halu

うん・・
アクレア出身のトリーではなく、ナニクン出身のレベッカ(元老から見たら”異国人”)だからね。

あまり知られていないことだが、皇帝正妻の部屋では何度か暗殺の試みが行われていた。大きな悲劇を防ぐことができたのは、ポリアナと正妻らの警戒心のおかげだった。女官部屋の見かけ上の平和は、すべてポリアナのおかげだったのだ。

管理人halu
管理人halu

マジかよ・・。
さすがにこれはルクソスも動いていいと思うけどな・・。

ベンティエはポリアナに、

『トリー様とその侍女たちからも目を離すな。
彼女らをしっかり監視するんだ』とも言った。

管理人halu
管理人halu

この監視、の意味はレベッカとは違って(レベッカは被害に遭わないようにって意味ね)、トリーはベンティエから見たら出身的にも元老会側だと思っているから、不穏な動きに注視しろ、ってことだよね。

『し、しかし…!』

ポリアナが思うトリーは非常に聡明であった。
服従しているように見せかけて、実は女性の部屋全体をしっかりとコントロールしていたのは彼女だった。ルクソスが彼女を賢いと言ったのも頷ける。

トリーの使用人や侍女への対応は素晴らしかった。
機転が利いて、親切だった。一年も経たないうちに、彼女は城の周りの主要な貴族の社交界を絶対的に支配できるようになった。トリーは、カリスマ性と心の優しさを併せ持っていた。
ポリアナは彼女を皇帝の完璧な妻の素材と見ていた。
トリー夫人は女性的で、男性に従順だった。
彼女は時々、他の妻たちに嫉妬を感じていたようだが、トリーは誰にもそれを見せなかった。実際、彼女は正妻3人皆が仲良くするように気を配り、女官部屋の平和を保っていた。もし誰かがレベッカの健康状態の悪さなどを批判しようとしたら、それを真っ先に止めたのはトリーだった。

管理人halu
管理人halu

トリー素晴らしく人間できとるな・・。

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__

ポリアナも女官部屋の皆を守っているかもしれないが、実際に女官部屋の平和を守っているのはトリーだった。

もし、そんなポリアナがトリーを監視していることを誰かが知ったら、大問題になるだろう。

『正妻たちも、私が(検閲のため勝手に)手紙を読んでいることを知りません。もし発覚してしまったら……。』

ポリアナは続けて、
『トリー様は信用できないのですか?
私が言えるのは、ベンティエ卿、彼女は愚かなことはしないということです。』

『あぁ、トリー様が完璧であることは事実だ。
問題は、その完璧さが彼女に不利に働く、ということだ。
彼女の完璧さは彼女の弱点となる。

とベンティエは返した。

管理人halu
管理人halu

ふむ・・。

トリーは純血なアクレアの女性だから、ベンティエはトリーはシーゼ侯爵には逆らえないと考えていた。トリーはもちろん、故意にルクソスやアクレアを傷つけるようなことはしないが、元老たちは狡猾だ。元老たちは、”自分たちが計画していることは自分のため、王国のため、そして最終的には皇帝のためである”と、彼女を説得しようとするだろう。

 

管理人halu
管理人halu

なるほどね・・。
全部お前ら元老のため、のことをあたかも国のため、って言い方するわけね・・

また、トリーは何があっても、はシーゼ家の一員なのだ。シーゼ家が没落すれば、トーリーは自分の力も失ってしまう。トリーが従うことを拒めば、シーゼ侯爵は躊躇なくそう彼女を脅すだろう。

管理人halu
管理人halu

・・・。

しかし、ポリアナはトリーを信じていた。

『ベンティエ卿、どうかトリー様を信じてください。』

『あぁ信じているよ、信じているとも。
しかし、ウィンター侯爵、トリー様は従順に育てられた。』

管理人halu
管理人halu

意味としては、トリーは従順に育てられたからこそ、自分が”正しい”って思って元老のための行動をしちゃうってことよね。ここでポリアナは”でも人は変わる!あなたのように”ってもともとベンティエも対皇帝側だったところから変化したことを言おうとして、やめる。

その言葉に、ポリアナは

『何が正しくて何が間違っているかは、トリー様がご自分で決められることです。陛下がトリー様に私たちの現状を伝えられるように、陛下にお話しされてはいかがでしょうか。』

ベンティエはポリアナの言いたいことを理解したようだったが、それでも彼女の考えを受け入れようとはしなかった。

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169話

南部地域で育ったレベッカは、寒さが苦手だった。

その寒さへの弱さは、妊娠してからさらに悪化していった。
みんなが暖かそうに座っているのに、レベッカだけが寒さに震えていたのだ。

トリーはレベッカに自分の毛皮のコートを着せ、ストラは暖かい靴下を編んであげた。また、真冬にしか使わない火鉢も持ち込んだ。

レベッカ夫人の隣に座っていたポリアナは、大量の汗をかいていた。ポリアナは北国で育ったため、特に暑さに弱い。

管理人halu
管理人halu

ポリアナ・・笑

レベッカ様はなぜこの状況で寒がっておられるのだ…!

レベッカが震え続けているのを見て、ポリアナはショックを受けた。

彼女は毛皮の毛布を何枚も重ねたベッドの中にいた。
普通の人なら汗をかくほどの暑さのはずなのに、レベッカの手はまだ氷のように冷たかったのだ。

管理人halu
管理人halu

それでも、もともと体の弱いレベッカを皆心配してる。

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__

レベッカには様々な薬が提供された。
毎朝、王室の医師たちが真っ先にレベッカを訪れ、彼女が元気かどうかを確認した。医師たちは皆、レベッカが体力をつけないと、いざというときに無事に出産できないと考えていた。

ポリアナは、お腹を優しく撫でているレベッカを静かに見ていた。
お腹が出てきたので、ポリアナは赤ちゃんがどんな顔をしているのか気になっていた。

ルクソスにはまだ跡継ぎがいないので、
娘では役に立たないだろうと、城の誰もが男の子であることを祈っていた。

管理人halu
管理人halu

・・・。そういう背景があるものね・・。

そのレベッカも静かに「男の子だといいわね」とつぶやいていた。

ポリアナは納得して頷いた。
もちろん、男の子なら最高だ。レベッカの子供が男の子だったら、レベッカは王国で一番強い女性になるだろう。息子が将来の皇帝になれば、彼女は皇太后になるのだから。

しかし、レベッカはそういう意味で言ったのではない。
彼女は首を振ってこう言った。

『権力が欲しいわけでもないの。
ただ、女の子だったら赤ちゃんがかわいそう。もし女の子だったら罪悪感が残ってしまう・・。』

『どうしてそのようなことを思われるのですか?私には理解できません…!。』

『…私は今まで一心不乱に行動して、この地位についたの。
そして私の子が女の子だったら…、そうだったら、私の娘は、人生の時間とともにその地位を失うことになる。』

王国で最も重要(位の高い)な女性は、皇帝の妻たちだった。
もしレベッカに娘が生まれれば、その子は王国で最も重要な未婚の女性となる。

皇帝の第一子、つまり最年長の女の子の子供になるわけですから、その重要性と地位は計り知れないものになるだろう。

しかし、その子が年を取るにつれて、その地位は低下していく。

王国には彼女よりも地位の高い男性はいないので、彼女はどうしても地位の低い相手と結婚しなければならなかった。

管理人halu
管理人halu

自分より上は皇帝くらいしかいないからね。。

結局、その子は貴族と結婚することになると思うが、結婚したその瞬間に王族としての地位を失うことになる。

管理人halu
管理人halu

なるほどね・・・。

レベッカはこれが気に入らなかった。
人は常に、下に降りるのではなく、上を目指そうとするべきなのだ。

管理人halu
管理人halu

っていうレベッカの考え方が根底にあるわけか・・。

レベッカはポリアナに小さく微笑んだ。
この笑顔は、今までレベッカが彼女に向けたものとは違っていた。

それは、母親の笑顔だった。

レベッカは、
『そう…私の娘が私に似ているとしたら、とても欲張りな娘で、自分の地位を失いたくないと思っているでしょうね』と付け加えた。

『あなたの赤ちゃんはきっと、あなたにも陛下にも似ていると思いますよ。』

とポリアナが返すと

『そうね、容姿の面では、この子が私よりも陛下に似ていることを願うわ』

とレベッカも答えた。

レベッカが美人であることは間違いないが、ルクソスのとてつもない美貌にはかなわない。妻たちは皆、皇帝のそばにいると自分の容姿が気になって仕方がない。赤ちゃんは、どちらかに似せなければならないのなら、より美しい方に似てくれればいい。

『あるいは、陛下のお母様に似てくれてもいいですね…。』

ルクソスの美しさは、母親からもたらされたものであることは周知の事実だった。

管理人halu
管理人halu

お父様がサイレントでディスられておる。。笑

ポリアナは、“皇帝の間 “でルクソスの母の肖像画を見たことを覚えている。

皇帝の母は、とても女性的な美しさを持ち、まるで夏の晴れた日に咲く楽しい花のようだった。

ポリアナは、皇帝がたくさんの美しいお姫様(女の子)を持つことを夢見ていた。素敵なお姫様は、自分も含めて誰からも愛される。彼女はそのことを考えるだけで微笑んでいた。

赤ちゃんというのは、本当に素晴らしいものだ。

生まれたばかりの子供の可能性は無限にある。

ポリアナは、ただただレベッカとルクソスの赤ちゃんが生まれるのが待ち遠しかった_

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皇帝と女騎士 168話 169話 感想・考察

今話では、ずっとルクソスの裏で対立を続けてきた元老会が暗躍し始めたのではないか、というところに焦点が当たったお話でした。

管理人halu
管理人halu

きっかけは、(元老の彼らから見て)”異国人”のレベッカの懐妊、だね。。

元老会としては、アクレア出身でシーゼ侯爵の娘であるトリーが第一夫人になれば(皇太后になれば)元老会としての権力も維持できて、今後が安泰、だからレベッカに手を出してやれ、トリーは引き続き抱えこめ(洗脳しろ)ってところでしょうか・・。

管理人halu
管理人halu

本当嫌な奴らだよな・・!(ゴゴゴゴゴ

一方で、トリーは確かに元老会に洗脳(というか素直すぎて操られちゃう)とわかってながらも、そのトリーを信じてあげたいポリアナもいました。

管理人halu
管理人halu

決断はルクソスに預けられるみたいだけど、ルクソスもポリアナと一緒で優しいからな・・どうなるのかしら。

169話では、レベッカの子供は男の子なのか女の子なのか、というお話。

 

管理人halu
管理人halu

ここ最近のテーマだった、男の子(男性)優位の話だね。

この国・この時代では男性がより優位で、求められていて、だからこそ母親となるレベッカも自分の子供は男の子であって欲しい、と願っていました。

管理人halu
管理人halu

娘は、今後どうしても身分が下がる道を行くしかない、って本当この時代背景だからこその皇后(候補)の悩みなんだろうね・・

でもポリアナは性別どうこうよりも無事に赤ん坊が生まれてくれればそれでよくって、女の子であってもルクソスの周りにお姫様がいっぱい集まる姿を想像していて、とっても微笑ましかったですね。

管理人halu
管理人halu

あと、ルクソスのお母さんの話もちょっと出てきたね。マンガでどんな感じで描かれるのか、気になるなぁ。

次回も楽しみです・・!

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次回第170話ネタバレはこちらから

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【原作小説(ノベル)翻訳】皇帝と女騎士 14章170話171話ネタバレと感想。ナナバでの祝賀会・ひとり残されるレベッカ
今回はピッコマで連載中のTeam IYAK (winter・heyum) / G.M先生の 「皇帝と女騎士」原作小説(ノベル)版の170話171話※海外版...

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