【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 227話 228話ネタバレと感想。刑の執行は滞りなく終わり・5人の親睦会開始。

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【小説版】悪女は砂時計をひっくり返す

今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の

悪女は砂時計をひっくり返す原作小説版 227話・228話(漫画版は74話?)を読んだので紹介したいと思います。

この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 227話 228話 ネタバレ

・・・の前の管理人のつぶやき。

前話ネタバレはこちらから

↓↓↓

【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 225話 226話ネタバレと感想。ミエール・カイン・イシースへの刑の宣告・刑の執行。
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 225話・226話(漫画版は74話?)を読ん...

227話

彼女は目をぎゅっと閉じていて頭を振った。
イシースの手足は細い葉のようで、すでに機能を失っており、強風で揺れさえするほどだった。
『来世では人間に生まれ変わらないことを願うよ。』
ドサッ‼︎
断頭台の刃が落ち、両目を固く閉じたイシースの首も地面に落ちた。
帝国を手のひらで転がし、皇太子に嫌がらせをしようとした悪女の、そんな寂しい最期であった。
最後の罪人が処刑されると同時に、群衆から叫び声が上がった。
それは、帝国を飲み込もうとした強欲な犯罪者たちへの非難であり、彼らを事前に無血で制圧した皇太子への賞賛であった。
管理人halu
管理人halu

イシース含む貴族たちの”斬首”での刑が執行されたんだよね・・。

『…あっさりと終わってしまいましたね。』

イシースの首が切られたのを見たアリアは、やや虚ろな声で言った。

イシースは高位の貴族の女性であったが、その最期はあまりにも虚しかった。

空のように高い位置にいた高位貴族の女性が、つまらないもののように扱われていた。

で、あるならばカインに首を切られた昔の自分は何でもなかっただろうと思った。

管理人halu
管理人halu

過去のアリアはイシースよりも爵位は下だったからね。(一応伯爵家ではあったんだけど。

もし…砂時計がなかったら…

砂時計がなければ、アリアはこの貴重な光景を見ることはなかっただろう。

管理人halu
管理人halu

砂時計。。久しぶりに出てきたわね。

復讐を誓ったアリアだったが、
ここまで思ったよりも簡単すぎるようで、逆に違和感を覚えていた。

今まで自分が何も持っていない時にはあんなに素敵に見えていたミエールやカインでさえ、アリアの目にはとてもみすぼらしい地味な姉弟にしか見えなかった。

もちろん、まだ見どころは残っているので完全に終わったわけではないが、戦々恐々しながらもタイミングを狙って力を溜めていた時とは違うのだ。

管理人halu
管理人halu

見どころ言うな・・笑

あとは、彼らのゆっくりとした苦しい死を楽しむだけだ。
管理人halu
管理人halu

やっぱり(というかわかってたけど)2人を許す気は全くない。ここで確定ね・・笑

『帝国の大貴族があんなことになるとはね・・』

カリンはそう言って、死体が集められるのを見ながら、見苦しいと顔をしかめていた。

しかし、それは単にひどい光景を見たからであって、偽物とはいえ母親として扱ってくれなかった姉弟に同情したわけではない。
怯えた姉弟は、目の前の死体のせいで青ざめた顔で震えていたが、誰もそんな姉弟には目もくれなかった。

『さて、余興も終わったことだし、お嬢様のお屋敷に行ってみようか。』

その様子を気にしないかのように、ローハンは席から飛び出して言った。

管理人halu
管理人halu

・・笑。余興って・・相変わらずね・・。
そしてローハン、お前招待されてたっけ?笑
クロエとあとアースだけじゃなかった?笑

自分の正体を明かした後、
一刻も早くアリアをクロア王国に連れて行きたいと思っているようだった。

『・・・えぇ。』

クロエは同意して立ち上がった。
クロエにとっては、ここで面識のない他国の貴族と話をするよりも、自分の娘や思い焦がれてきた女性(カリン)と話をする方が重要だった。

残る理由がないので、カリンの顔にも前向きな表情が浮かんでいた。
それを見ていたクロエは、手を握って立ち上がれと言わんばかりに彼女に手を差し出した。

離婚してまだ日が浅い彼女は、躊躇して簡単に手を握ることはなかった。

そして、何となく、アリアに気を遣っていたのだ。

優しい顔でお母様に手を差し伸べているのに、反対できるわけないじゃない・・。

アリアが立ち上がって、その光景に知らないふりをしてドレスを整えていると、カリンが立ち上がってクロエの手を取った。

管理人halu
管理人halu

あら・・//

アリアはそのまま処刑場を出ようとしたが、騎士たちの力強い手に連れられて囚人用の馬車に引きずられて行っていたミエールが、慌てて叫んだ。

『あ、あの、お姉さま! お姉さま!?私も連れて行ってください!!!』

管理人halu
管理人halu

・・・は?

ミエールは、嘆願書を提出した嘆願者が同行していれば、刑務所の外に出ることができるのだが、アリアは何も言わなかった。アリアの助けが必要だったのである。

その切迫した声に、アリアはゆっくりと顔を上げた。
彼女は何も考えていなかったかのように驚いた顔をしていた。

『ミエール?』

『お姉さま!』

ミエールは自分の名前を聞いて興奮したように、
この恐ろしい地獄から逃れられると思っているようだった。
しかし、ミエールの予想とは違い、アリアは彼女を外に出すことはしなかった。

『ごめんなさいね。私は嘆願書を出した人間じゃないの。』

管理人halu
管理人halu

・・・・え?

『・・・はい?』

その言葉にミエールは硬直し、意味を問うような表情を浮かべた。

もし、嘆願書を提出したのがアリアではなかったら誰なのであろうか?

カリンもローハンも、そして少し離れたところにいるアースも、予想外だったのか、アリアの次の言葉を追っていた。

『もちろん、書いてほしいと言ったのは私なんだけど……私は自分で書く時間がなくて、私が書いていないから”彼女”が自分の名前で嘆願書を送ったのよ。だから、私ではなく”彼女”に聞いてみてください。』

管理人halu
管理人halu

“彼女”・・。

『彼女? 一体誰なのですか?』

緊張した面持ちでミエールが尋ねると、アリアは優しく微笑んで、

『帰ったらすぐに”彼女”に迎えに来てもらうように言うから、心配しないでね。』

と答えた。

しかし、アリアがその人物の名前を言う代わりに、ただ待っていろと言ったことで、ミエールの不安は悪化した。

彼女とはいったい誰なのですか?

ミエールはもう一度聞き直そうとしたが、隣にいたカインが先に別のことを聞いてきた。

『待て!父は独身貴族になったと聞いた。いったい何があったんだ?!』

管理人halu
管理人halu

お前ら揃いも揃って自分たちのことばっかり・・

伯爵への奇妙な説明をずっと気にしていたようだ。

妻のいる男に独身貴族という言葉は使わないだろう。
カインはアリアに尋ねたが、回答者はカリンに変わった。

『愚かな質問ね、カイン。あなたの家族は、あなたのせいで、爵位だけでなく、財産も失ったことを知っているでしょう?私があの男と離婚していなかったら、あなたの家族は全員、あなたに弁護士を手配することも出来ず、路上生活者になっていたでしょうね』

管理人halu
管理人halu

金はどこから出したと思ってるんだ、と。(伯爵のポケマネだと思うけど。笑

『・・・・!!!!』

『他の罪人が弁護士を立てずに死んでいくのを見なかった?伯爵のことを心配する前に、自分の行動を反省なさい?』

それが離婚の結果だとは知らず、
しばらくショックで言葉を失っていたカインは再び尋ねた。

『…それでは、今の父はどうなったのですか。
形の上で離婚しただけで、父とは…今も一緒にいるのですか?』

カインはまるでそれを望んでいるかのようにそう尋ねたが、カリンは何意味不明なことを聞いているのだ、と言わんばかりに、少し不愉快そうに答えた。

『結婚していない男と女がどうやって一緒に暮らせるのよ?』

『じゃあ…!父はどこにいるのです…?!』

『あの人は安全な場所にいるから心配しないで。
私をずっと無視していたあなたすら庇ってあげたのに、私があの人を捨てたとでも思っているの?』

カインを気にかけていたのはアリアだったが、カリンは伯爵への好意を強調して答えた。

カインは言うことがないと口を閉ざしたが、
アリアはカインに、こう気遣いをしてから去っていったのだった。

『お兄様は今や、皇城に仕える者(使用人)ですから、外出しても構いませんよ。心配ならば、(使用人として)ご自身で確認すれば良いじゃないですか。

今確認することはできないらしいが、自分とミエールを救ってくれたアリアが、父を一人にしているはずがないと思ったのか、カインは頷いた。
管理人halu
管理人halu

・・・。

『おい、移動だ。』

カインがアリアと話していたので、騎士は介入できなかったが、会話が終わったことを確認すると、騎士はカインの背中を押した。
カインは自分が救われたことを喜ぶべきだったが、考えなければならないことが多すぎた。

そして、処刑をかろうじて免れた兄妹は、再び冷たい馬車に移ったのだった__

__

__

『あなたが嘆願者じゃないって?』

『ええ、そうなの。』

屋敷に戻る馬車の中で、カリンはアリアに尋ねた。

管理人halu
管理人halu

うん・・気になるね。あと”彼女”って誰なんよ・・

『じゃあ、”彼女”って一体誰なの?いや、それよりどうしてそんな周りくどいことを?』

カリンは、アリアが自分でミエールを管理すると思いこんでいたので、戸惑いの表情を浮かべていた。

アリアは気持ちよさそうに笑ってこう答えた。

『これが最も残酷で、最も効果的な仕返しだから。』

『最も残酷で、最も効果的な仕返し…?
仕返しってあの事件(伯爵突き落とし)のことを言っているの?』

それは、ミエールが伯爵を階段から突き落とした事件のことのようだった。
アリアの性格や事件の一部始終を知る者であれば、当然、復讐すると考えるだろう。

アリアは、肯定とも否定ともつかない曖昧な答えをした。

『まあ、そうなのかしら?
でもすぐに分かるから心配しないで?』

管理人halu
管理人halu

・・まぁ過去含めて色々ありましたからね・・笑

『もう…、カインをどうするのかも教えてくれないし…』

カリンは、アリアが自分に何も言わずに一人で色々なことをしていたので、申し訳ないと思ったのか、アリアをちらっと見た。

しかし、アリアが説明を始めるには、アリアは自分の首が飛ばされてそこから、時間を戻したということから始めなければならず、もちろんそんな説明はできなかった。

そのため、アリアは笑って答えを回避しただけで、カリンの目は細くなった。

『あなた私に隠し事をしているってことね、でも…あまり無理をしないでね。』

『えぇ、お母様それは同じ、でしょ?』

ローハンの馬車で屋敷に向かっているクロエのことにアリアが言及すると、カリンは口を閉じた。

管理人halu
管理人halu

うおおそして、ここからクロエとの改めての親子の初めての対話になるんか・・(ドキドキ…

__

まもなく馬車は屋敷に到着した。

当然、カリンとアリアだけが帰ってくると思っていた屋敷の使用人たちは、さらに2台の華麗に飾られた馬車が屋敷に入ってくるのを見つけ、驚きながらも丁重に出迎えたのだった。

『なんて美しいお屋敷なんでしょう。とても良いセンスをお持ちですね。』

アースは純粋に感嘆し、ローハンもそれに同意した。

侍女たちは、丁寧に用意されたお茶と果物を手早く出しカリンは彼らを応接室に案内した。

管理人halu
管理人halu

侍女たち、皇太子に国王にてんやわんや

『・・・元気に暮らしているようで何よりです。』

そこで、カリン、アリア、アース、ローハン、クロエの5人は応接室でお茶を飲みながら、クロエがまずカリンに話しかけた。

クロエはカリンが元気に暮らしていることを心から喜んでいた。

カリンは冷たい顔で答えた。

『・・私に連絡するたびに、そう言うのね。』

『本当に心配していたのです。
予想外のことがたくさんあって、行けなかったので…』

『予想外、ね。
あなたと同じことを言う男性はたくさんいたわ。』

管理人halu
管理人halu

娼婦時代にね・・

罪悪感を抱くクロエに対して、
カリンは良くある言い訳なのだろう、と言うように言った。

しかし、そのカリンの言葉が嘘であることは、彼女自身の震える目が証明していた。

管理人halu
管理人halu

来てくれて・・嬉しかったんだよね・・?

『おーい、自己紹介はやめて、早く本題に入ろうぜ。』

すでに何度も手紙で会話しているのに、
まるで数年後に再会したかのような2人の振る舞いに、ローハンは苛立っていた。

『ローハンさん、
なぜあなたは別の部屋に行かないんですか?ここにいる必要はありませんよ?』

アリアが「今すぐ帰ったほうがいい」と言うと、
ローハンは悔しがって、とても悲しそうな顔で答えた。

『…あぁ…!私がどれだけ大きな役割を果たしたか知らないのか?考えてみてくれよ、アリア様。誰がピアスト侯爵とその息子、クロエを連れてきたのだろうか…!』

管理人halu
管理人halu

笑う。
なんかローハン徐々にネタ枠に入ってきてんな・・笑

__

228話

『そうですね、その節はありがとうございます。
でも、あなたは私と血のつながりがないから、ここにいる必要はないのですよ?』

『アースも同じじゃないか!!』

『いいえ、アース様は私の恋人ですから。』

管理人halu
管理人halu

オッフ。

アリアがさりげなく恋人だと言ったので、アースはしっかりとマグカップを握った。

その耳の先も少し赤くなっていた。

『・・・それじゃあアリア様も私と恋人としての関係を持てばいいじゃないか。』

管理人halu
管理人halu

いきなり告ってて笑う。

しかし、すぐにローハンがくだらない話を始めたので、冷たい顔をしていたアース話に加わった。

あの約束を破ろうか?黙っていろ。』

『二国間の約束をそんな無茶苦茶に扱うなよ!!』

『約束を守るかどうかは、より大きい国が決めることだが?』

『…!!!』

管理人halu
管理人halu

www

ローハンは黙ってしまった。
確かに大昔から、帝国は大陸で最大の力を持っていた。
ローハンが口を閉じると、止まっていた会話が再び続いた。

『…血縁関係、と言ったからにはあなたには察しがつくでしょう?目の前の人があなたの実父、ピアスト・クロエ、よ。』

『・・そうですか。』

丁寧に紹介したカリンとは違い、
アリアの答えは自分にはふさわしくないかのように穏やかだった。

ピアストという名字はどこかで聞いたことがあったが、実父がいても自分の人生は変わらないのだから、目新しいことではない。

『・・・驚かないの?』

『お母様は今までたくさんのヒントを与えてくれてたから。

そして、お母様一人では私は生まれてこれなかったのだから、実の父親がいてもおかしくはないから。…ところで、あなた(クロエ)はどうしてここにいるの?』

管理人halu
管理人halu

・・アリアはずっとクロエが今になって現れた理由の方が気になってるんだよね。過去にもいなかった人間だから。アリアが成功したら急に出てきたって思ってる。

__

__

アリアは、これだけの富と名誉を手に入れた後に突然現れた実父の存在を迎えることができなかった。
どうせ全部自分でこれからも進められるのだから、実父が今更してくれることは何もない。
むしろ、実父(クロエ)の方が自分から得るものが多いような気がした。
管理人halu
管理人halu

・・・。

もちろん、カリンが彼を好きならば、この2人の再会を応援しようと考えていた。

少し離れたところから彼を見ていると、
クロエはカリンのことをとても愛しているようにも感じたからだ。

『・・それは私のお陰なのだよ、アリア様。』

アリアの質問にローハンが自信を持って答えた。

ローハンは、長い間離れていた家族を再会させた自分は、栄光をもって称えられるべきだと振る舞っていた。

管理人halu
管理人halu

・・ローハン、ちょっと黙っててくれ。笑

『どうして?』

『あなたの存在を知りもしなかったクロエとその父、ピアスト侯爵を説得したのだからね。』

『・・・私の存在を知らない・・?』

『ああ、そうだ。 クロエはずっと恋い焦がれていた恋人を探していただが、あなたの存在は知らなかった。』

・・この話が本当だとしたら、
私の今の知名度に惹かれて私のところに来たのではない・・?

カリンにずっと向けられている彼の優しい眼差しを思い浮かべたアリアは、ようやくリラックスした。

『・・であれば突然、17歳の娘ができていたと聞いて、驚いたでしょう。』

アリアはクロエを見て、そんな風に聞こうとしたが、クロエを見てアリアの方が驚いた。

いつから私をそんな目で見ていたのよ…!!

クロエは母を愛おしく見ていたのと同じまなざしをしてアリアを見ていた。

管理人halu
管理人halu

パパアアアアアアアア!!!; ;

それは、伯爵がミエールやカインにすら見せなかった表情だった。

アリアには理解できない、とても甘くて優しい父親の顔だった。
管理人halu
管理人halu

うわああああああああああああ!!!

実父のその表情に、他人に接するような壁のような態度を貫くのは、アリアにとっては難しいことだった。それでもアリアは、何気ない表情を作っていた。

『・・正直なところ、最初は……アリアお嬢様ではなく、カリンを探すために帝国を訪れました。彼女は私がずっと探していた女性です。父から彼女を見つけたと聞いて、私は迷わず急いで来ました…娘の存在など思いもしなく…知りませんでした。』

クロエはアリアの肩書きをしばらく考えて、アリアの表情を読み取ってから、アリアをお嬢様と呼んだ。

アリアが何を考えているかわからないので、まだ慎重になっていたのだ。

『でも、こうしてお嬢様に会うと……とても不思議な気持ちになります。いや、感動しているのかもしれない。そして、自分に後悔と失望をもたらしているのかもしれない…。』

『・・・後悔と失望?』

『もうすぐ大人になるアリア様の幼少期を見ることができなかったことと、どうしてもう少し早く見つけられなかったのか、ということです。』

管理人halu
管理人halu

やだ・・!!やだ・・パパあああああああああああ!!!!(´;ω;`)泣いちゃうううう

『この娘…アリアは他の子供たちと比べても光輝くような子供でしたよ?』

『えぇ、そうですよね。今もこれだけ美しいのですから、生まれたときからとても可愛かったに違いありません。』

『もちろんです。彼女は誰かに似ていますので。』

管理人halu
管理人halu

カリンが言う、誰か、はクロエのこと、だね・・急にイチャつき始めた。笑

『髪と目の色がカリンに似ていますね』

管理人halu
管理人halu

こっちもか。笑

『・・・それなら幸せです。』

『…』

管理人halu
管理人halu

・・・///(なんだこれなんだこれ

アリアは、カリンとクロエの対話の中で言葉を失った。

いや、彼女は正確には何も言えなかった。
美しいとか、輝いているという言葉は何度も聞いていたが、両親から言われたのは初めてだった。
アリアの顔はどんどん赤くなっていった。
耳まで真っ赤になってしまった。
はっきりとわかっているのに、それを隠すことができず、隠すために部屋を出なければならないと思ったほどだ。
管理人halu
管理人halu

そっか、アリアも嬉しいんだね。

『・・・アリア様。』

隣に座っていたアースがアリアの手を取った。
本来ならば、アリアがこうして家族と再会できて嬉しいはずなのだが、これはアースが望んだことではなかった。

アリアがこのままクロエを気に入れれば、父と一緒にクロア王国に行く可能性もあったからだ。

管理人halu
管理人halu

ローハンのお望みでもあるね。

もしこれが…、アリアの心を揺さぶったらどうしよう。

当然のことながら、ローハンはこの様子を見て、アースが恐れていたことを引き出した。

『あなたはクロア王国に興味がないのですか?』

管理人halu
管理人halu

こういうときは本当しっかり仕事してくれて、笑う。

__

__

『…クロア王国?』

『ええ、私が治める国であり、クロエの住む国です。あなたは帝国で生まれましたが、クロアの貴族の子供になります。クロアに残るのは当然のことではないでしょうか?お母様もきっと、クロエと再婚するつもりなのでしょう?』

カリンはそんな言葉を言ったことはないが、ローハンの言葉を否定する者はいなかった。

いや、むしろアリアも、カリンには自分を本当に愛してくれる人と結婚してほしいと思っていた。

カリンが彼と付き合ったのはごく短い期間だったのだろうが、クロエはカリンにお似合いだった。

彼の目や行動の一つ一つに、カリンを深く思いやっていたからだ。

これまでのアリアは、お金や地位を選んできた母親をとても賢いと思っていたが、今の母親は少し違っていた。

アリアは、それだけでは幸せになれないことに気づいた。
これは、アリアが砂時計を過去に戻すという体験をした結果である。
管理人halu
管理人halu

・・・なるほどね・・。お金や地位だけじゃないもの・・。

『…ご提案はありがたいのですが、私はここを離れるわけにはいきません。』

アリアはアースの手を引きずって、自分の足に当てた。

管理人halu
管理人halu

そこ!女子!!
水面下でイチャつかない!ピーッ!!

それだけで十分だった。

『どうせあと1年しかないのだろう?大人になるまではクロアにいたほうがいいと思うよ。それ以降は、一緒に暮らしたくても、できないんだから。』

管理人halu
管理人halu

ここでローハンの言う”あと1年”の意味は、アリアは成人まであと1年で、アースと仮に結婚したらクロア王国に住む(クロエと暮らす)ことが出来ない、ってことだね。アリアは皇太子妃になるから、皇宮にいなきゃいけない。

ローハンは諦めずに、今でなければチャンスはないと思える言葉でアリアを説得し続けた。

そして、アリアは優しく微笑みながら、

『えぇ、あなたが言うように、
彼が私の母と結婚するなら、私はいつでも訪問もできますから。』

彼女の答えに、アースの表情が明るくなった。
そして、自信がついたかのように会話に踏み込んできた。

『えぇ、そうですね。旅行や休暇で訪れることができますね。そんなに遠くないから、会いたければ月に一度くらい旅行みたいにして行けばいいのではないですかね。私を使ってください。お嬢様のために1日お取りしますので。』

アースがそう付け加えると、アリアは少し笑った。

ほら、アース様がこんなに愛してくれているのに、どうして私がクロアに行って彼と離れなければならないの?

『私も…まだ一緒に暮らさなければならないという気持ちにはなれません。それに、再婚するかどうかもまだ決めてませんので。』

カリンの最後の言葉に、ローハンは打ちひしがれたような表情を浮かべた。

そして、慌ててクロエを見て、顔で”なんとかしろ”と促した。

管理人halu
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促すな。笑

『私も、カリンの意見を尊重します』

『・・・おい!!もう…!!なんて詰めが甘いんだ!』

管理人halu
管理人halu

ローハン:『プンスカプンスカ!』

結局、ローハンは怒って応接室を出て行ったが、誰もローハンを止めなかった。

むしろ、邪魔者がいなくなったおかげで、さらに自由に話ができるようになった__
管理人halu
管理人halu

wwwwwwwwwwwwww
この展開宣告時もあったよね笑
もう、ローハンで落とすな笑笑

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 227話 228話 感想・考察

断罪の興奮(というか心苦しさ)冷めやらぬまま、アリアとカリンはクロエらを連れてカリンの屋敷へと向かいます。

管理人halu
管理人halu

その最中でも、ミエールとカインはなんかわちゃわちゃ言ってたね。ミエールに嘆願書を出したのはアリアじゃないみたいなんだけど(指示を出したのはアリア)、その”彼女”については今話では明らかにならなかったね。

屋敷につくや否や、アリア・カリン・クロエ・ローハン・アースの5人はお食事会へ。

管理人halu
管理人halu

いや、てゆかお前らあんな刑の執行(断頭)見た後でよくアハハウフフ言いながら(言ってないけど・・)ご飯(お茶?)食えるな・・。
そして、カリン&クロエ。
アリア&アース、イチャイチャすな・・笑
そりゃ残されたローハンも部屋出て行きたくなるわよ・・。笑笑

カリンは口では否定していましたが、クロエには今も気があるようで、そしてそのクロエの夫として、そして父親としての優しい目がたまりませんでしたな・・

管理人halu
管理人halu

アリアも初めて接する本当のお父さんにちょっとドキドキしてたよね?笑
なんかもう、新しい家族で幸せに暮らして欲しいよ・・。

結局ローハン提案のクロア王国行きはカリンもアリアもこぞって否定。

ローハンを追い出しての親睦会の開催になりました。笑

管理人halu
管理人halu

いや、これ実質アリアのアース、ご両親挨拶、なんじゃないかって思うよ・・?笑
“娘さんをください→やらん!娘はモノじゃない!(ちゃぶ返し)”
ってやつ・・笑(今はもうないか・・・笑

次回も気になります・・・!!!

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管理人halu
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待望のコミックスは2021年11月05日発売・・!!

次回ネタバレはこちらから!

↓↓↓

【原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す 229話 230話ネタバレと感想。新章22章『慈悲などない』開始・ミエールの元へ向かう"彼女"
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版 229話・230話(漫画版は75話?)を読ん...

コメント

  1. NORA より:

    更新ありがとうございます。

    復讐が徹底的過ぎて毎度ビックリしますが、haluさん訳でこれでもまろやかなのかなぁと思いながら読んでます。
    この先どうなるんでしょ〜

    • halu halu より:

      NORAさん
      ざっす・・!お察しの通りで・・笑
      おぞましくて最近感想が『ヒィ!!』しかなくてスンマセン…笑笑

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