今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の83話(漫画版は76話?)を読んだので紹介したいと思います。
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この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説83話 あらすじ
前話、原作小説第82話のネタバレはこちら
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離婚裁判当日__
ラスタは
『ラスタが皇后になったらもっと周りの人が変わるだろうな』
と嬉しそうに笑っています。
ラスタは今日の会場でどんなドレスを着ていこうかと悩み、
エルギ公爵の助言もあり、
最も光沢があり最も華やかなドレスを着ていくことを決めます__
離婚裁判会場__
そこにはソビエシュがいて、
いつもナビエがソビエシュの横に座っていた場所。
そこには誰も座っていませんでした__
大神官の第一声が会場に響き渡ります。
『ナビエ皇后。
あなたの夫であるソビエシュ皇帝は、あなたとの離婚を要求しています。』
離婚裁判が始まります__
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物語はついに第1話の場面へと戻ります。
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再婚承認を要求します 原作小説83話 ネタバレ
ラスタは、これから自分の人生が全く別物になるのだと悟った。
皇居の人々は普段から彼女に好意は見せてはいたが、
ここ数日は特にはっきりとわかるほど好意的になっていた。
彼女が歩いていると、
貴族たちが目立たないように寄ってきて彼女に話しかけてくるのだが、
話題は皇后がいかに哀れかということが多かった。
貴族たちがラスタと交流を図ろうと、好意を抱いているのは明らかだった。
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権力の力よ、それは。
あなたの人徳ではない・・。
離婚裁判当日__
ラスタは
『ラスタが皇后になったらもっと周りの人が変わるだろうな』
と嬉しそうに笑っていた。
ラスタがナビエに『嫌いじゃない』と言ったのは事実だったが、
少なくとも最初の頃はそうではなかった。
もちろん、ラスタの皇后に対する嫌悪感はここ数ヶ月の間に大きくなっていた。
物事がこうなってしまった今、ラスタもナビエに少し同情した。
しかし、結局のところ、ラスタは皇后よりも自分を大切にしていた。
ナビエが悲惨な状況に陥ったからといって、ラスタが自分の幸運を手放すわけはなかった。
『これはラスタ様の時代ですね』
『んー?』
『みんな集まって話すのはいつもラスタ様の話題です。』
『本当に!?』
『えぇ!ラスタ様のために働けて私も光栄です』
使用人のデリスが満面の笑みを浮かべると、
ラスタはそれに応えて微笑み返した。
しかし内心、
ラスタは”デリスは自分にとって何も利点もない人間”だと考えていた。
デリスはラスタにとって初めての使用人だったが、
まず仕事が特段できるわけではなかった。
彼女の唯一の長所は人柄の良さだが、
その長所はラスタが皇后になったときには使えないものだった。
ラスタはベルディ子爵夫人の忠誠心にも疑問を感じており、
子爵夫人に不快な思いをさせられることもしばしばあったからだ。
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・・・(イラッ
ラスタが離婚法廷で着る服を選んでいると、エルギ公爵が訪ねてきた。
『久しぶりにお会いしますね』
ラスタはエルギ公爵に明るく微笑み、部屋に案内した。
部屋に入ると、彼は大げさに失望して不機嫌そうにつぶやいた。
『こんな大事な話を私に秘密にしていたなんて。
私は心を痛めていますよ、お嬢さん。』
『はぁ?』
ラスタは驚いて目を見開いた。
エルギ公爵は皇后の離婚を事前に知らなかったことに動揺しているようだった。
『どうやって知ったの?』
彼女は驚いて彼を見返し、
彼はぼんやりと「何となく知ったのさ」と言った。
『がっかりした?ごめんね、陛下から秘密にしておくように言われてたの』
ラスタはお詫びに両手を合わせて最高の笑顔を見せた。
『…仕方ない。』
幸いなことに、エルギ公爵はそれほど動揺していなかった。
そして彼はニヤリと笑った
『誰にでも秘密はある』
『あなたにも秘密があるの?』
『ええ、もう見たでしょう』
『私が…?ああ、それは…。』
ラスタはハインリ国王からの奇妙な手紙を思い出し、気まずそうに微笑んだ。
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あぁ。ラスタ、ハインリからエルギへの愛の手紙(だと思ってる)を読んじゃってたからね。笑
ちなみに、誤解。笑
※72話参照
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エルギ公爵はお返しに笑顔を差し出したが、それが冗談なのか本気なのかは不明だった。
『でも、ラスタがあなたに話していないのはラスタだけのせいだけじゃないよ。
あなたここ数日部屋にいなかったじゃない』
『ああ、あの気性の荒い鳥のせいだ』
『鳥?青い鳥のこと?』
『別の鳥だ。髪の毛を抜きたくなる鳥の方だ』
『…鳥は好き?』
『少しだけな』
彼は軽く答えてから、
ラスタが部屋の真ん中に吊るしてあった様々なドレスに視線を向けた。
ほとんどが白のドレスだった。
『今日、離婚裁判に行くのか?』
『そうだけど、ラスタはどのドレスを着たらいいか決めていないの』
『私に選んでほしいのか?』
その問いかけにエルギの目はキラキラと輝き、
ラスタは銀色の笑みを浮かべて頷いた。
『あなたは選ぶのが得意なの?』
『多くの女性のドレスを見てきたからな』
彼は考え込むように顎に手を当てて一着一着のドレスを見ていき、
その中で最も光沢があり最も華やかなものを指差した。
『あれが一番いい』
『あれが?もっと地味なほうがいいんじゃないかな…?』
『なぜだ?』
『今日は良くない日、でしょ?』
『皇后にとっては良くない日、かもしれないが
お嬢さんにとっては悪い日ではないだろう?
だからお嬢さんは貴族たちに自分をアピールしなければならないぞ、
もうすぐお嬢さんの世界になるんだから。』
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・・・。
やっぱエルギ信用できないよね・・。
ラスタを持ち上げて利用する気満々よね。
__
__
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ナビエパートです。
離婚裁判が行われる広間に入るとみんなが集まっていた。
貴族も役人も、懐かしい両親も…
パルアン侯爵もそこにいて、西王国から急いで戻ってきたようだった。
彼の顔は離婚を知ったばかりのようで青ざめていた。
彼の目を見ると、血が出そうなほど下唇を噛んでいた。
護衛騎士がしっかりと私の側にいたので、言葉を交わすことはできなかった。
おそらく離婚してからなら、いくらでも話ができるのだろう。
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パルアン侯爵、戻ってきてたのね!
でも事情何も分からず悔しそうね。。
先ほど服を着たとき、不安で手のひらや足の裏がヒリヒリした。
でも今、この巨大な会場で貴族たちに囲まれていると、何も感じなくなってしまった。
私は目の前を見た。
そこにはソビエシュがいて、
私がいつも彼の横に座っていた場所には誰もいなかった__
一方、大神官は壇上の中央に立っていた。
ソビエシュの後ろには、エレガントな白いドレスに身を包んだラスタがいた。
普段はシンプルな服装を好む彼女だが、
今日は新年のお祝いにも着ていけそうなほどの派手なドレスだった。
どんなアドバイスを受けたのだろうか。
時・場所・場面を考えた服装っていうものがあるだろう。
誰かに「それでは派手すぎます」とか言われなかったのだろうか。
重い音を立ててドアが閉まり、部屋は静寂に包まれた。
これは始まりに過ぎないのだ。
私は思い切って大神官に近づいた
『…』
誰もあえて口を開かなかった。
私が壇上に上がると、大神官は短くため息をつき、
目の前の書類を見下ろしてから話した。
『ナビエ皇后…東大帝国のナビエ皇后。
あなたの夫であるソビエシュ皇帝は、あなたとの離婚を要求しています。』
大神官の声が会場にはっきりと響き渡り、皆の耳に突き刺さった。
私は無言で彼を見つめ続けた。
『もしあなたが離婚に応じれば、
ナビエ皇后は皇后ではなくなり、
皇家の一員としての権利を剥奪され、皇家の名を使うことも許されません』
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・・・。
『…』
『神の前に誓った夫婦の誓いは取り消され、
ナビエ皇后とソビエシュ皇帝の身分はこれまでの独身のままとなる』
大神官は私の方を向いたが、離婚の理由については何も言わなかった。
『あなたは離婚を受け入れますか?
離婚に応じない場合は、訴訟を起こす権利を主張してもよい。』
私はできるだけ淡々と答えた。
『離婚を受け入れます。』
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第1巻のシーン、ついに、だね・・。
__
__
その言葉を口にした時、唇にかすかな笑みを浮かべたのは私だけだろうか。
ソビエシュは、半分ほっとしたような、半分悔しそうな表情で私を見下ろしていた。
それは見せかけだったのか、それとも誠意だったのか。
今まで、私はあなたの良き同僚であり、完璧な皇后であった。
喧嘩をしたこともなかった。
ソビエシュは恋人のために私を捨てたが、
最後の瞬間まで善良な男であり、善良な皇帝でありたいと思っているだろう。
それから、私の家族と、私たちの結婚を認めてくれた大神官が、
私が皇后の地位を降りるのをやめろと言い張っていた。
大神官は確かに、皇帝・皇后両派を相手に面倒な離婚裁判をすることを嫌がるだろう。
『皇后!こんなこと…!こんなことがあるはずがありません!』
パルアン侯爵は叫んで私に向かって走ろうとしたが、
彼は皇帝の衛兵に捕まり、一歩を踏み出すことを禁じられた。
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パルアン侯爵・・。
パルアン侯爵とエリザ伯爵夫人、
アルティナ、私の侍女たち。
私はあなた方のすべてに感謝しています。
私は彼らに感謝の視線を投げた後、大神官の方を向いた。
『ナビエ皇后。あなたは本当になんの意義もなしに離婚に同意するとおっしゃるのですか?』
大神官は少し怒ったような声色で言った。
彼は私に離婚理由で争わせ、異議を唱えさせようとしたようだ。
離婚裁判に勝てる可能性はゼロではなかったが、
国民がその知らせを聞けば、皇帝とその側室に不祥事が起きるだろう。
それは大神官や家族、友人たちの望んでいたことでもあったが。
私は首を振った。
離婚裁判はソビエシュの評判を傷つけるかもしれないが、
同時に私の名前にも傷がつくかもしれない。
道義的に問題があるわけではないが、私は他国の王と再婚しようとしているのだ。
変に裁判沙汰にして事情を複雑にすると、再婚が難しくなるだけだ。
『はい、離婚を受け入れます。』
大神官は重々しく目を閉じた。
部屋の中で貴族たちのざわつきが聞こえてきた。
『そして
再婚の承認を要求します。』
私が言葉を放った瞬間、雰囲気は一変した。
空気が静まり返って、驚愕の静寂に包まれ、大神官の目がバッと開いた。
誰もが何を聞いたのか分からずに、お互いをちらりと見た。
ソビエシュは眉をしかめて、混乱した様子で私を見ていた。
大神官は呆然としていた。
『さ、…再婚…?
再婚だなんて!いったい誰と…!?』
私は答える代わりに、手を伸ばして一箇所を指差した。
合図のように、刺繍の入ったベールを被った男が顔を隠して
『ぷはっ。』と快活な笑い声を上げた。
そして__
『そろそろ出てきてもよろしいですか?』
沈黙は再び群衆のざわめきによって破られた。
男は中庭を通り抜けて私の隣に立った。
彼がベールを脱ぐと、
ソビエシュは飛び上がりそうなほどうろたえ、動揺を隠しきれない様子となった。
『ナビエ、まさか…!
『私の再婚相手です。』
大神官の目は虚を衝かれたように丸くなり、
私は微笑んで隣の男の方を向いた。
彼はまるで “この反応を予想していたのですか?”と言うように私を見ていた。
何となく、私は快感を覚えた。
それは私が望んだ復讐ではないにしても__
__
__
この動乱の中、ハインリと私だけが楽しそうにしていた。
西国王の突然の登場に、群衆のざわめきは増すばかりだった。
ソビエシュの口は開いたままになり、ラスタは叫び声を上げた。
『そんなはずはないわ!』
彼女も呆然とした様子ではなかった。
なぜか、彼女はハインリとエルギ公爵をチラチラ見ていたが、
ソビエシュは見ていなかった。
エルギ公爵もまた、
ハインリがここにいることを知っていながら、驚いた様子を見せていた。
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ハインリ、エルギにも言ってなかったか。
やっぱり不仲説は正しいんだね?
でもそしたらなんで友人なんて言ってたんだろう。
大神官は相変わらず驚いた様子で何度か喉を澄ました。
しばらくして、彼は再び話しかけてきた。
『ナビエ皇后、これは本当ですか?
ハインリ王子……いや、ハインリ国王、これは本気で言っているのですか?』
私が言う前にハインリは答えた。
『そうです、私はナビエ皇后を……ナビエを私のクイーンにしたいのです。』
ソビエシュは怒りを露わにしながらハインリを見た。
『貴様、他国で何をしている…?!』
ハインリは穏やかな口調でソビエシュに向き直った。
『プロポーズ。』
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か、かっけえええええ!!!!
ハインリは明らかにソビエシュを挑発しようとしていた。
大神官は警告の意味を込めてハインリにしかめっ面を向けた。
『ハインリ国王』
ハインリはすぐに自分の顔を純粋で可哀想な顔に戻して、大神官に懇願した。
『大神官。私は後に正式な立場で戻ってきますが、
今この機会を逃したら手遅れになってしまいます。
突然のことですが、どうかご検討の上、ご承認ください』
私は息を止めて大神官の決定を待った。
私は大神官が許可を与えることを期待したが、
私たちの状況はとても脆く弱く感じられた。
ソビエシュは恐ろしいほど低い声で切り出した。
『大神官。ハインリ国王が許可なくこの法廷に出席することは明らかに違法です』
大神官は無言で私を見ていた。
私はまっすぐに大神官を見つめ返した。
彼は尋ねているようだった。
彼がそう言っているのかどうかは分からなかったが、私はうなずいた。
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頼む・・・!!!
その瞬間、私は心臓が止まりそうになった。
大神官は断るだろうか…。
大神官の口が開き、私は唾を乾いたまま飲み込んだ。
ハインリが私の手のひらに触れたのを感じ、
私は彼の手をしがみつくように握りしめた。
大神官の視線が私たちの絡み合った指に注がれたその時、
大神官は決断を下したように見えた。
『私はナビエとハインリ国王の再婚を承認する!』
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おおおおおおお!!!!!!!!!
きたあああああああああ!!!!!!!!!!!!
彼の声は私の胸に突き刺さるようだった__
同様に、ハインリも息を止めいたかのように息を吐いた。
彼もまた、大神官が承認してくれないのではないかと心配していたのだ。
ハインリは私の方を向いて、太陽の光のように明るい笑顔を見せてくれた。
彼は皆の前で自分の気持ちを見せることにもう何の躊躇いもなかった。
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よかったぁああああ!!!(ウワアアアアン‼︎
私は気まずく目線を上に傾けると、ソビエシュの姿が目に入った。
彼は後頭部を殴られたような顔をしていた。
彼は何かを言おうと口を開いたが、大神官は手を挙げて部屋全体に向かって挨拶をした。
『これにて…離婚裁判を終了とする!』
彼は会議の終了を宣言した後、私とハインリを見て、
2人とも近づくようにと言った。
ほんの数歩だったが、私たちはより近づくように並んだ。
結婚式の誓いを交わした時と同じで、
大神官がそこにいて、壇上で……という感じだったのだが、
今回は隣にいる男性が違った。
大神官も同じことを考えているのだろうか。
大神官は私たちに不機嫌そうな笑みを浮かべ、
新婚の私たちを祝福する言葉を暗唱してくれた。
しかし、大神官には最初に私とソビエシュに言った時のような喜びはないように感じられた。
この結婚を許したにもかかわらず、
予想外の出来事に戸惑いと不満を感じているようだった。
『大神官、ありがとうございます』
ハインリは祝福を受けて微笑んでお辞儀をした
『後ほど正式に式を挙げますのでご招待いたします』
『…私は既に承認したので、その必要はありません。
私は…忙しいので。』
大神官は、気難しい口調で話した後、複雑な表情で私の方に向き直った。
『ナビエ皇后。いいえ、ナビエ王妃。
私がこの出来事に承認をしたのは、幼い頃からあなたを信じていたからです。
これからあなたの行く道、決して簡単な道のりではないでしょう。』
『ありがとうございます、大神官』
彼は再びハインリを見返し最後のアドバイスをした。
『盛大な結婚式を主催し、多くの人々を招待しなさい。
そしてこの場を去る時は誇りを持って出て行きなさい。』
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大神官・・!!!(号泣
『ありがとうございます。結婚式には必ず招待しますね。』
『…私は忙しいのだ。』
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大神官、本当にありがとう!
あと、あなた絶対ツンデレ(招待して欲しがってる)笑
大神官は言い訳を繰り返してから後ろを見た。
私もその方向を見ると、
ソビエシュは立ち上がっていて、その姿は今にも爆発しそうな火山のように見えた。
ラスタは相変わらずエルギ公爵とハインリの2人を交互にオロオロと見つめていたが、
いつもの笑顔は完全に顔から消え失せていた。
ソビエシュの顔と握られた拳は怒りで赤くなっていた。
私は彼と目が合った__
『…』
『…』
私たちは何も言わずに見つめ合った。
彼に何も言うことが思いつかなかった。
そして周りはあまりにも騒がしかった。
しかし私はこの出来事の中心に立っていたにもかかわらず、
まるで台風の目の中にいるかのように落ち着いていた。
一方、ソビエシュの暗いグレーの瞳は怒りに満ちて光っていた。
大神官が眉間の汗をハンカチで拭って身を引くと、
ソビエシュはゆっくりと私に近づいてきた__
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再婚承認を要求します 原作小説83話 感想・考察
ついについについに…
ずっとここに戻ってきたかった第1話の場面までストーリーが進みました。
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ある意味ここから始まり、なわけだよね。
冒頭のラスタの発言(デリスとベルディ子爵夫人の解雇)や、
エルギの助言を受けて派手な晴れの日用の衣装を着込んでくるあたり、
改めてラスタは皇后にしちゃいけないなって強く思います。
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ずっとわかってたことではあるんだけどね・・。笑
離婚裁判が始まり、
やっぱり1話の再現シーン、ハインリが出てくる場面は本当シビれます・・・!
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特にソビエシュに”何をしにきた!?”って言われた後の
”プロポーズ。”って最高かよもう!!!!!!
ソビエシュがかませ犬(盛り上げ役)にしかなってなくてワロタ
大神官もナビエの今までの人間性をちゃんと見てて、
明らかにおかしい状況ではあって、
しかも聖職者だから間違った判断はできないなかでも、
ナビエを信じて、再婚をこの場で承認してくれます。
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ここもほんとよかった!!
最後にハインリに”誇りを持って会場を出て行きなさい。”
って言うんだよね、、皆にハインリが忌避の目で見られるってわかってるから。。
大神官もこの後バッシング多いだろうに・・。
泣けた・・。
ラストシーン、予想だにしない展開に
ソビエシュはいてもたってもいられずナビエに近づいてきます。
まだひと悶着もふた悶着もありそうですが、
今話ではナビエとハインリにこの言葉を贈って締めたいと思います。
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結婚、おめでとう!!!!!!!!
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コメント
LINE漫画で浮かれポンチと話題の幸せに舞い上がってるハインリが公開され、このシーンがやっと近づいてきたので読み返させていただきました。
にこにこのハインリ良かったね。
ナビエ様今後は波乱もあるけど幸せな生活が待ってるので安心してハインリに委ねて幸せになってねと言いたいです。
ラスタよりソビエシュがウザくてウザくて正直もう勘弁してと思ってしまいますが、東の2人のことはあまり気にしないように読み進めたいと思っています。
ソビエシュには腹がたってしょうがないのですがこれに関してhaluさんの心情がドンピシャなので嬉しいです。
102話までの更新ありがとうございます。
以降の更新も楽しみにお待ちしております。
鷲さん
いつもコメントありがとうございます!
ほんと、ナビエのここまでの苦難を思うと今のハインリとの幸せそうな2人を見れるのが私も幸せで…
更新頑張りますね!またふらっと覗きにきてくださると嬉しいです!\( ‘ω’)/
※103話、今日か・明日には…!(ボソッ
ฅ(;ω;)ฅこのときを待ってた!!!
じゅっこさん
ฅ(;ω;)ฅグッ!!!
LINEマンガを読んで、マンガでは省かれている細かな描写を欲して、何回も読み直してます。
ハインリ!ゲスい皇帝の怒りの問いに油を注ぐプロポーズって答えるだなんて!!
くぅー…シビレるッ♡♡♡
ナビエ様も惚れ直したに違いない!
ステキな翻訳をして下さる管理人さんに感謝です!
komekoさん
おぉ・・!ありがたや・・!\( ‘ω’)/
こちらへもコメントありがとうございますすす・・!!
えぇ・・!えぇ・・!(フル同意)
この
”プロポーズ”
ってシーンはもう再婚承認の中でも最ッ高!シーンのひとつですよね!!\( ‘ω’)/
いまだかつてこの5文字をこんなに皮肉めいて、効果的にかつ美しく言う紳士がいただろうか・・!いやいない・・・!!\( ‘ω’)/\( ‘ω’)/
というかこの話がクイーン肌(鳥肌)話すぎて最高す・・!!!
こちらこそですお・・!!
いつもお読み頂き感謝です・・!!!
どうぞこれからも仲良くしてくださいませ・・!!三_|\○_
だいぶ後の話(漫画版が休載中で探し求めてたどり着いて読ませていただいてます)から
遡って、原作小説版の細かいニュアンスを知りたくて読みに来ました
いつもhaluさんの合いの手コメントにヘドバンしたり
一緒に感情移入しながら読んでいます
ナビエさまの心中を思うと本当に涙が出てハインリがどれだけ心の支えになっている事か
今回の話ももう最高です
大神官の承認の言葉読んだ時はもうひたすらにd( ̄  ̄)しか出ませんでした
(側から見たらものすごく変な奴)
とりあえず今は、大神官さまグッジョブ
ハインリかっこいいぞ!ナビエさま幸せになって!!
そして、haluさん ありがとうございます♪
いつもニマニマ、ガハガハ笑いながら拝見させてもらっています。
小説をアプリで翻訳しても、変な文章が多かったり、漫画もいいですが、日本語版は特に規制があるのか、表現が本来の文面より柔らか目な気がして、少し物足りなく感じてしまうことも、、。
ハインリの言葉は特にハインリのイメージの通り
『残虐性、危険で、ミステリアス。でもナビエへの愛に溢れていて』短い言葉に込められているので、ハインリの言葉にはいつも痺れます。だから、漫画では少し『えー、他の表現に変えられてる!』って残念に思うこともありまして( ω-、)
こちらでは、本来のハインリの魅力が、そのまま翻訳、かつコメントが面白すぎて、
そのままコメント付きで本にして欲しいくらいです(^^)