今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の74話(漫画版は67話?)を読んだので紹介したいと思います。
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この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説74話 あらすじ
前話、原作小説第73話のネタバレはこちら
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自分を追いかけてきた山賊のような格好をした人物に、
『ハインリ国王と会って欲しい』とコシャールは頼まれます。
簡単には信じられませんが、コシャールは彼なりの意図と計画があり従うことにします。
一方檻の中にいる青い鳥に手を伸ばし、羽を掴むラスタ。
青い鳥は泣き叫び、そのくちばしで彼女の手をつつきます__
羽が無残にも抜かれている青い鳥を見たソビエシュは__
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再婚承認を要求します 原作小説74話 ネタバレ
コシャールは山賊(らしき人間?)に鼻を鳴らした。
『それで・・どんな詐欺なんだ?』
『そう、詐欺…。
…詐欺!?違うって!』
『それでは・・西国王は私に何かに投資させようとしているのか?
どこかに良い見込みがあると言ったのか?』
『投資でもない!』
男は呆気にとられて叫び、
胸元の西欧王国のシンボルを指差した。
『これを見ろ! 本物だろ?』
コシャールが一瞬、その紋章を見て頷くと、男の顔は安堵の表情に変わった。
しかし、その紋章が本物だからといって、
コシャールは西国王が自分を探している理由に納得したわけではなかった。
彼はぶっきらぼうに話した。
『私は西国王からの召喚命令には答えない。
たとえそれが妹に関係することであっても。』
『・・しかし!!』
コシャールはまだこの男を信じているようには見えなかった。
男は悔しそうに呻いたが、コシャールの反応は理解できた。
隣国の王が自分を探していると言ったら、どれだけの異国人が実際についてくるだろうか?
もっとフォーマルな形で伝えれば、もっと信憑性があったのかもしれない。
しかし、この男は迅速かつ秘密裏にこの旅程を行わなければならなかったので、
彼も自分で作った外見・格好には疑問の余地があった。
コイツがまさかこんな反応をするとは思ってもいなかった……!
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コシャール。ひどい言われよう。笑
コシャールは唸りながら手綱を引っ張った…、が
結局、コシャールはその場を離れずに、男をじっと見つめた。
男が困惑した様子で彼を見ると、コシャールは答えた。
『それで?私を案内してくれるではないのか?』
『はぁ!?えっ・・何て?』
男はまさかコシャールが来るとは思っていなかったので、
男は困惑して見つめたが、コシャールはわざわざ説明しなかった。
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ツンデレ朝令暮改すぎる・・!!笑
『さぁ、案内してくれ』
男は先に歩き出した。
『・・こちらへ。』
しかし、コシャールはおとなしく西国王に謁見するつもりはなかった。
彼は、新年の祝賀会で西国王がラスタに恋をしたという噂を思い出していた。
コシャールはラシュタの弱点を探るために情報を集めていたところ、
ハインリの恋はソビエシュ皇帝と公の場で口論するほどのものだったと聞いた。
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あぁ・・。文通相手・・。笑
コシャールはハインリ王を信用していなかった。
いくら考えても、西国王が彼を呼ぶ理由はなかった。
しかし、コシャールは国を追放され、仕事も権利もなかった。
だから彼はそれに従った。
もし本当に西国王が彼を召喚したとしたら……。
彼は西国王を説得してラスタの元に連れて行こうとしていた__
__
__
ラスタはその鳥の青い羽をじっと見つめていた。
何の種類かはわからないが、その鳥の周りには高貴な空気を感じた。
しかし、その鳥の外見を褒めている場合ではなかった。
『ごめんなさい』
ラスタルは呟いて鳥に手を伸ばした。
彼女は深呼吸をして羽を引き抜く前に、羽の一握りを掴んだ。
鳥は驚きの声を上げて羽ばたいたが、檻の中では逃げ場がなかった。
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ねぇやめてやめて・・!!
ラシュタは再び手を伸ばし、その羽をさらに引き抜くと、
鳥は泣き叫んで、そのくちばしで彼女の手をつついた。
彼女は手を後ろに引っ込めた。
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おいいいいいいい
鳥はラスタに冷たい視線を送った。
私がまた手を檻の中に入れたら、本当に痛い目に遭うかもしれない。
ラスタは羽毛は十分取れたので鳥を引き離し、彼女は床に落ちた羽毛をかき集めて枕カバーに隠した。
『ごめんなさい』
ラスタはもう一度鳥に謝った。
罪悪感とは裏腹に、彼女は自分と赤ちゃんを守る決意をしていた。
皇后の凶暴な兄は追放されたが、残りの家族は残った。
ラスタを皇后にするというソビエシュの約束とは別に、
彼女はどんな手段を使ってでも自分の身の安全を確保しなければならなかった。
どうして私はこんなに遠くまで来たのだろう?
すべては皇后の敵意のせいだ。
皇后と弟が先に襲ってこなければ、
こんなことにはならなかっただろうとラスタは確信していた。
彼女は肘掛け椅子に腰を下ろし、腹に手を当てて嗚咽した。
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ナビエは先にラスタを襲ったか・・?
あと青い羽を集めて何する気よ・・!
数時間後、空は暗くなり、ソビエシュが部屋に入ってきても、彼女はまだ泣いていた。
ソビエシュは部屋に入った時には疲れ切った様子だったが、
ラスタを見るとすぐに警戒心が芽生えた。
『どうして泣いている?』
ラスタは檻の方を指差した。
ソビエシュは鳥の羽が欠けているのを見て眉を上げた。
『どうしてこんな状態なんだ?
いや、それよりなぜこの鳥をラスタが持っている?』
『皇后が鳥を送り返し、侍女のデリーズがそれを受け取り、ラスタに渡したの』
『なぜこの鳥の羽はこんな状態なのだ?』
ソビエシュは檻に近づき、鳥の傷を調べた。
彼は怒りを鎮めるかのように唇を噛み締めた。
『ラスタは知らない』
ラスタは鼻を鳴らしながら首を振った。
彼女は鳥が自分を睨みつけている様子に申し訳なさを感じていたが、
それに報いてラスタは自分のために鳥を育てようと思っていた。
ラスタは両手を合わせて物乞いのような仕草をした。
『陛下、皇后が鳥を捨てた今、
ラスタはこの鳥を飼うことができますか?』
ソビエシュは何も答えずに鳥を見つめていた。
彼は自分のプレゼントがこのように返されたことに深い憤りを感じていた。
ラシュタは涙を拭いながら、もう一度懇願した。
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違う・・!違うんだソビエシュ・・。
(お前の肩を持つわけじゃないが、
もっとヤバいやつが横にいるから・・)
というかナビエの性格上、鳥の羽を抜くなんてそんなことしないことに気付いて・・!!
『陛下。ラスタがこの鳥を大事にしたい思います。かわいそうに。』
ソビエシュはラスタを振り返って、疲れたようにため息をひとつついた。
『なぜお前は他の人が捨てた鳥を欲しがるのだ?新しい鳥を買ってあげよう。』
『ううん、この鳥にも命があるよ。捨てて欲しくないよ。』
『誰が捨てると言った?』
『え?』
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え?
『私が育てる。』
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えっ!!?!!???
『なぜ皇后が捨てた鳥を飼うの・・ですか?』
ラスタは驚き、緊張してソビエシュを見た。
彼女はソビエシュが自分で鳥を飼うと言うとは、思っていなかった。
ソビエシュは誇り高き男であり、
皇后が自分の贈り物を台無しにして、拒否したことに激怒するはずだった。
しかし陛下はそれほど怒っていなかった。
皇后への思いが残っていたからだったのだろうか?
皇后を退位させると言っていたが、気が変わったのだろうか?
ラスタがソビエシュの心を読めていたら、不安など抱かず安心していただろう。
この時ソビエシュは確かに怒っていた。
ハインリ王子の鳥が死んだために皇后は気を失い、
だから皇后は自分が彼女に送った鳥から羽を引き抜いたと考えていた。
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違うって・・。(ハア
彼は皇后と対峙して、
ハインリと何をしていたのか、どうしてこんなことをするのかを聞きたいと考えた。
しかし、皇后が意識を失っている間、ソビエシュは氷水に沈められたような恐怖に苦しんでいたのは事実だった。
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まぁ、ナビエともし冷静に話せてナビエの不必要な誤解が溶けるならそれはいいんだけど・・。(でもソビエシュ、お前のやったことはチャラにならないからな・・!
一方で皇后がまた倒れてしまうのではないかと恐れていた。
しかし、体の中に消えていた怒りが再び湧き上がってきた。
ラスタには何の言葉もかけず、
ソビエシュは青い鳥の入った檻を手に取り、そのままラスタの部屋を後にした__
__
__
翌日になってもソビエシュの怒りは収まらず、
結局カール侯爵にも雰囲気を悟られてしまった。
カール侯爵は「魔導師の魔力喪失」という新しい報告書を持って執務室に入ってきていたのだが、
ソビエシュが腕を組んでおどろおどろしい顔をしているのを見て驚いていた。
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魔導師の魔力喪失?エベリー関係のかしら。
『陛下?』
ソビエシュの表情があまりにも異常で、カール侯爵は本能的に身を縮めた。
『どうかされましたか?何かございましたでしょうか?』
『いや、何も…何でもない。』
『でもそのお顔は…
カール侯爵は、ソビエシュの目を見ながら報告書を提示した。
皇帝は片手で書類を手に取り、ぱっと見たが、
その内容を見た途端、その表情はより一層曇った。
カール侯爵はこっそりと部屋を出ようとしたがソビエシュが声をかけた。
『売買証明書はまだ見つかっていないのか?』
『証明書ですか?ああ、ラスタ様の奴隷証明書…。』
『忘れてないだろう?』
『えぇ、忘れておりませんとも』
カール侯爵はため息をついた
『ご存知のように、皇后とその兄弟についての情報は何も見つかりませんでした』
『それで、調査を終わらせたのか?』
『いいえ、もちろんその後、
コシャール卿が言ったことを思い出して、騎士の宿舎も調べました』
カール侯爵の顔は暗くなった
『しかし…、何も見つからなかった』
奴隷売買証明書は存在した。
ロテシュ子爵とコシャール卿、そしてロテシュ公爵が委託した会社に移ったことが確認されていた。
しかし、ソビエシュはまだその紙の一片も見ていなかった。
奴隷売買証明書が完全に破棄されない限りソビエシュの不安は消えないが、
あらゆる場所を探し回ってもどこにも見つからなかった。
皇帝である以上、国民の家をくまなく捜索することは可能だが、
そのような命令を出す自体が、売買証明書の存在をアピールしていることに等しいので当然できなかった。
『はぁ…』
ソビエシュはため息をついて、ズキズキと痛むこめかみに指を押し当てた。
彼は唇をすぼめて壁を見つめたが、何も思いつかなかった。
『残された時間はあまりない…か。気が狂いそうだ』
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いやソビエシュあなた既に狂(ry
彼はラスタが子供を産む前に、離婚と再婚を終わらせなければならなかった。
さらにその間皇后はおとなしくしているはずがない。
計画に残された時間を計算すると、彼の不安は増すばかりだった
『なんとしても証明書を早く見つけて破棄する必要があるな…』
カール侯爵はただ黙ってそこに立っていた。
一方、ソビエシュは考えを煮詰めながら独り言をつぶやいた。
『この方法は使いたくなかったのだが….』
『・・・?』
『奴隷売買証明書を処分できないなら仕方ない…』
『何の話をしているのですか、陛下?』
『前帝が側室によく使った方法がある…』
カール侯爵はすぐに理解した。
『ラスタ様の身元を…洗いたいのですか?』
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洗う=奴隷の記録をクリーンな状態にするってことね。
『売買証明書が出てきたら、闘うにはこれしかない』
ソビエシュの声は苛立ちに満ちた厳しいものだった。
『没落した貴族から適任者を連れてきてくれ。
その人物がラスタより少し年上であればベストだ。
カップルでも男でも女でも構わない。』
側室の身分を変えるためによく使われた方法は、
他の貴族と偽装結婚をすることだった
しかし、ソビエシュは一年以内にラスタと結婚しなければならないため、
この方法をとることはできなかった。
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ん?じゃあどうするの?
しかもカップルでも、男でも女でもいいって・・?
ハッ・・!まさかそこから生まれたことにする・・とか・・?
『かしこまりました、陛下』
『できるだけ急いでくれ』
カール侯爵が一礼して部屋を出て行くと、ソビエシュは椅子にもたれて重い瞼を閉じた。
彼はまだ青い鳥のことを怒っていた。
そしてナビエ皇后の青白い顔も彼の頭に浮かんだままだった。
この離婚を実現させようとしたことは、
実に多くの困難をソビエシュにもたらした。
そのことを考えただけでソビエシュは不安になった。
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うーん。ソビエシュも離婚を実現させるためにナビエから嫌われようとしたってこと?ローストチキンしかり。。
不安になるって、わかってやってるんじゃないの・・?
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お待たせのナビエのシーンです。
ソビエシュが鳥を送ってきたことへの怒りが収まった後、
マッケナと青い鳥のことが頭の中によみがえってきた。
少し考えた後、私はエルギ公爵のところに行って直接聞いてみることにした。
南の宮殿に行き、エルギ公爵の扉を叩いた。
しかし何の反応もなかった。
再びドアをノックすると、私のすぐ後ろから声が返ってきた。
『はい』
それは笑い声に満ちた声だった。
振り向くと、エルギ公爵がカスミソウの花を手に持っていた。
『こちら、いかがですか?』
私は花束を差し出す彼の笑顔をちらりと見た。
しかし、私はそれを受け取るのではなく、彼に質問をした。
「いえ、結構です。それよりマッケナ卿は中にいらっしゃいますか?』
エルギ公爵は答える代わりに、くだらない返事をした。
『なッ・・!
これを拒否した者は初めてだ・・。私は…恥ずかしい…!ブツブツ』
『…マッケナ卿はこちらに?』
なぜこの男は私をからかっているのだろうか?
私は彼がきちんと答えてくれることを期待して、ため息をついてまず、花を受け取った。
『ため息をついて私から花を受け取るのか?
うわぁ……。こんなに恥ずかしいのは初めてだ…!ブツブツ』
『…マッケナ卿は中にいらっしゃいますか?』
『…なんて奇妙な人なんだ…信じられな…ブツブツ…』
『答えなさい。』
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ブチギレるナビエ。笑
『ナイフのようだ!!』
いつまで彼は私をからかうのだろうか?
私が彼に首を傾げると、彼は私を見つめて笑った。
彼は邪悪な笑みを浮かべて答えた。
『あなたのその態度、振る舞い、確かに私のチャレンジ精神を刺激する…!』
『…。』
『これがハインリが皇后陛下に惹かれる理由か?』
『マッケナはここにいないのね。』
もし彼が実際に部屋にいたならば、
面倒なことにならないように自分から出てきただろう。
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最後まで会話が全く通じなかった。笑
私はこれ以上言葉を交わす代わりに、エルギー公爵に花を手渡した。(返した。)
なぜか私の手には力がみなぎっていたが、それを表現しないようにした。
エルギ公爵は花束を持っていたが、私が彼と反対方向に振り向いて歩いていると、
彼は私の後を追いかけておしゃべりを続けた。
『マッケナは見た目ほど大怪我をしていなかったからもう戻った』
『…あら、もっと早く言ってくれればよかったのに。』
どうしてこの男はこんなに口が達者なのかしら?
エルギ公爵とラスタの会話はどんな感じなのかと思った。
ラスタは「ラスタは、ラスタは、」と言い、
エルギー公爵は好き勝手なことを言う。
二人の会話が進むことはあるのだろうか?非常に疑問だ。
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笑。
トゲがあるナビエ。笑
しかし、もう一つ疑問に思ったことがあった。
それは、そもそもマッケナがここにいる理由についてだが、
もしマッケナがいなくなったとしたら、代わりにエルギ公爵に聞いてもいいのだろうか。
『質問したいことがあります。』
『はい、どうぞー。』
『マッケナは鳥なの?』
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いきなり核心!
マッケナが私の予想通り青い鳥ならば、
エルギ公爵も知っているはずだ。
ローラは、エルギ公爵が青い鳥を庭から拾って抱えていたと言った。
公爵は苦笑しながら答えた。
『うーん、それに近いが、そうではない、かな』
『それじゃあ、彼は鳥頭族の一族なの?』
部族名が悪口のように聞こえたので、できるだけ真剣な表情で話した。
すると、公爵は急に頭を下げて笑い出した。
あまりにも大きな声だったので、私は恥ずかしさのあまり周りを見回してしまった。
しばらくして、ようやく笑いが収まった。
『それは新しい侮辱か何かですか・・!ククッ』
『何でもないです。』
私は恥ずかしかったので、堂々と話してその場を立ち去った__
__
__
ナビエ皇后が姿を消した後、エルギ公爵は壁に囲まれた柵のそばで独り笑いをしていた。
皇后が独特の冷たい表情で「鳥頭族」と言っているのを、彼は面白いと思った。
なぜハインリは、あんなに地味で面白くない人間に惹かれたのだろうか。
ハインリが気に入ったのはナビエの外見のせいなのだろうか。
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ナビエひどい言われよう・・泣
エルギ公爵は首を振った。
皇后がすでに鳥頭族の伝承をここまで深刻に受け止めていたとは信じられなかった。
彼女が失われた部族について冷静に尋ねてきた光景を思い出して、彼は独り言を言った。
『うん、ナビエ皇后はすぐに理解できますよ___
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再婚承認を要求します 原作小説74話 感想・考察
コシャールはハインリの使者と一緒にハインリの元に向かうことに。
コシャールにはハインリをラスタに近づけようとする意図がありました。
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今のところコシャールの意図は的外れではあるけど、
2人が組んだらそれはそれで面白くなりそうね。
そのラスタは、
青い鳥の羽を抜き、ソビエシュの感情を揺さぶろうとしますが、
まさかのソビエシュが青い鳥を飼う展開に。
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そういえばさ、結局マッケナと会えなかった(エルギは帰ったって言ってたけど。)んだけど、この鳥、普通の鳥なのかね・・?
でも怪我してなさそうだよね・・?
さらに、ソビエシュはラスタの身分を力技で抹消しにいくようです。
そしてラストシーン。
エルギに対してナビエはマッケナが鳥頭族なのではないか、と核心に触れます。
しかしエルギは、
新しい侮辱か何かか?と言って肯定も否定もしませんでした。
最後に、
『うん、ナビエ皇后はすぐに理解できますよ___
と独り言を呟いて今話は終幕します。
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含みのある言い方よね・・
マッケナとハインリは鳥頭族ではない・・の・・?
真実はどうなのでしょうか。
次回も気になります・・!
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