今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の73話(漫画版は66話?)を読んだので紹介したいと思います。
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この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説73話 あらすじ
前話、原作小説第72話のネタバレはこちら
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ハインリの青い鳥が亡くなってしまったことを伝えに、エルギ公爵の元を訪れるナビエ。
そこで見たのは裸で横たわっているマッケナでした。
ナビエに気付いたエルギは軽口を叩いて楽しみますが、
ナビエはマッケナの腹部から血が流れているのに気付きます・・。
青い鳥も怪我をしていて、
なぜかここにいる同じ青い髪色をしたマッケナも怪我をしている。
この2つは偶然なのだろうか・・
ナビエは帰路につきますが、翌日宮廷魔導師にこのことを相談しにいきます__
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再婚承認を要求します 原作小説73話 ネタバレ
西王国にいるはずではないかしら…?
ハインリの側近であり騎士でもあるマッケナが、
なぜエルギ公爵のベッドに横たわっているのか、私にはさっぱりわからなかった。
しかも、彼はまるで痛みを感じているかのようにうめき声をあげていた。
ふと、自分がスパイのように窓からマッケナを覗き込んでいる形になっていることに気がついた。
私は窓から離れてドアをノックしようとしたが、マッケナの視線がふいに私に集中した。
目を見開いた彼は急いで自分に毛布をかけた__
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全裸だったからね。笑
『皇后…陛下?なぜここに…?』
『それはあなたに聞きたいことなのですが…』
『はあ…?あっ…!そうだ、これは…‼︎』
マッケナの目はパニックに陥り、あちこちを見渡すようにしていた。
彼は何かを言おうとしているかのように口を開いたが、
ドアが軋んで開き、エルギ公爵の陽気な声が部屋に響き渡った。
『マッケナ、どうせ脱がなければならない時に服を着る必要はない』
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ナビエに気付いていないエルギ笑
エルギ公爵は手に箱を持っていたが、
窓際にいる私を見た時に立ち止まった。
驚きの表情を浮かべた彼は口笛を吹いてから、大笑いした。
『私たちはまた捕まってしまったなー』
マッケナはイライラして叫んだ。
『今は変な冗談はやめてくれ!』
『あはは、なんて楽しいんだ、私はこういうのが大好きなんだ。』
『ナビエ皇后・・これはジョークなんです・・。信じてください・・。』
彼は私がジョークの意味を知らないと思ったのだろうか。
以前マッケナがエルギ公爵に抗議する代わりに突然謝ってきた時もそうだったようだ。
『いいのです。おふたりがお忙しいなら後にしましょうか?』
私はカーテンを閉じようとしたが、マッケナは抗議を続けた。
『全くの誤解ですので行かないでください!!』
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必死のマッケナ。笑
(身体は大丈夫かしら・・。
『・・・。』
どうしてみんなが私のことを冗談の通じない人だと思っているのがよくわからないが、
マッケナは急いで状況を説明しようとした。
『私はハインリ国王の用事で出ていた先に、怪我をしてここに来たのです・・。』
そう言うマッケナの言葉はふいに止まり、彼は痛みで倒れた__
『マッケナ卿・・!?』
私は思わず彼を助けようと部屋に駆け込むところだった。
『大丈夫ですか?!』
毛布がはがれ、彼の胴体を見ると包帯が巻かれていた。
彼はうめき続けていた。包帯が赤く染まっているのが見えた__
『血….!』
私は目を見開いた。
エルギ公爵はすぐにマッケナをベッドに引きずり戻し、静かにするように呟いた。
『ほら、これがお前が”鳥頭”って呼ばれる理由だ』
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鳥頭(鳥は3歩あるくと、前のことをすぐ忘れる=物忘れが激しいってことね)
エルギ公爵は持ってきた箱を開けた。
私の目線では中身は見えなかったが、
エルギ公爵が箱から取り出したものから、救急箱ではないかと推測した。
しかし、彼は傷を治療する代わりに、すぐに私の方を向いた。
『皇后陛下、後ほど…また来ていただけますか?』
邪魔だったのだろうか。
しかし、マッケナの傷はどうも深刻そうだった。
エルギ公爵は自分で治療できるだろうか?
『…医者を…呼びましょうか?』
ここでマッケナが発見されたら大騒ぎになるかもしれないが、
あの傷を無視することは難しく、手は悶々と震えていた。
しかし、マッケナは首を振った。
『いいえ…、結構です…。私は…大丈夫ですので…!』
本殿には訪問者が出入りする場所があったが、南の宮殿はその中にはなかった。
異国の王の側近であるマッケナが、なぜ南宮の真ん中にいるのか。
私の手は不安で、心配で、震えた。
『何が起こっているのかわからないのだけれど…』
不審な怪我をしている人を説明するのは難しいだろうから、
私はエルギ公爵の方を向いた。
『エルギ公爵。あなたにお願いがあります。』
『・・私ですか?』
彼は両手に包帯を持ちながら微笑んだ。
『席を外して欲しいと言っても聞いてくれなかった貴方が、私に何を言うつもりなのでしょうか?』
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イヤミなエルギ。笑
『あなたはまだハインリ国王のご友人ですか?』
『おっと、それは予想外の質問ですね』
彼は笑い出した。
『なぜ急にそんなことを聞くのですか、皇后陛下?』
『ハインリ国王に会ったら伝えてください。
青い鳥が死んでしまった、と。』
彼の笑い声は突然消えた 彼は眉を上げ、好奇心に満ちた表情で私を見た__
『青い鳥が…死んだ?』
マッケナは大声で咳き込み始めた。
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・・・。笑
(笑っちゃいけないけど。)
『そうです、そしてこれから先の未来も
青い鳥と同じこと(メッセンジャーの鳥が死んでしまう)が起こってしまうと…』
私はどうやってこの惨劇を終わらせればいいのかわからなかった。
ローストチキンの話はあまりにも恐ろしかったので、わざわざ口にしなかった。
二歩下がってエルギ公爵の肩の後ろにマッケナが見えた。
彼はまだ不器用に咳き込みながら私を見つめていた__
__
__
『ナビエ皇后はお前のこと、
”誰かに発見されたらすぐに殺される”と言いたかったのか?』
ナビエ皇后が去った後、エルギ公爵はマッケナの方を振り返った。
『ナビエ皇后は私が矢に当たったことを知っているのだろう』
『皇后の背後で何か奇妙なことが起きているのか?』
『・・・。』
『皇后は、さっきの言葉を相当深刻そうな表情で言ってたな。』
エルギ公爵は、『青い鳥と同じことが起こってしまう』という皇后の言葉を真似て、指で喉を切るふりをした。
しかし、マッケナは首を振った。
『矢を放った者が今後も矢を放ち続けるという意味だったのだろう』
マッケナは突然痛みに呻き、両手で頭を抱えた。
『どうした鳥頭?痛むのか?』
『国王が届けてくれと言った手紙…
私は届けられなかった…。』
『あの信じられないほど甘ったるい手紙のことか?』
『情緒的だと言え!
それに非常に美しくシンプルな文体の手紙だった!』
『・・読んだんだな。』
『・・・。』
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実はハインリの手紙を読んでたマッケナ。笑
『俺がこの手紙が、はちみつで出来てるって、皇后に言わなかったことに感謝しろよ?』
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エルギ、ハインリの甘すぎる内容の手紙を読んで、
少しハインリをディスる。笑
エルギはマッケナが横たわってたベッドに近づき
救急箱からガーゼとピンセットと消毒液を取り出した。
『まぁ、お前がこんな最中にハインリの手紙を届けるなら、
お前が『私は青い鳥だ』と宣伝していることになるな。』
マッケナはため息をついた。
ナビエに聞いた限りでは、もう皇后の部屋を往復することはできないようだった。
また、彼にはまた別の問題があった。
今後どれだけハインリの秘密のメッセージをナビエ皇后伝えなければならないのかも分からないからだ・・。
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ハインリの甘い手紙を届ける危険度が一気に増しちゃったね 笑
まぁ、何はともあれマッケナ無事でよかった!本当に!!
__
__
部屋に戻ったが、
私はエルギ公爵とマッケナのことしか考えられなかった。
なぜマッケナがここにいるのか、なぜ怪我をしているのか、と。
私の目は机の上の青い羽に止まった。
その羽は窓辺から持ってきたもので、マッケナの青い髪の毛を思い出した__
ハインリの鳥が怪我をして、マッケナも怪我をしていた…
これは偶然なのだろうか。
でも人間が別の何かに変身することなんてあり得ない。
2つのことが奇妙に同時に起こったことで私はなかなか寝付けず、
疑念は翌日になって高まるばかりだった。
『陛下!』
朝食の頃、ローラが部屋に騒々しく入ってきた。
『陛下、昨日怪我をした鳥を探していましたよね!?』
『怪我をした鳥がいるの?』
『えぇ!エルギ公爵が怪我をした鳥を抱きしめているのを見た、という話を聞きました』
昨日の出来事は、ローラの話を聞いてからさらに不思議な感じがした。
青い鳥が矢で傷ついて、エルギ公爵が傷ついた鳥を助け、
傷ついたマッケンナが部屋に横たわっていた……。
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ナビエ、もうね、大正解。
一方、マッケナはハインリの用事で宮殿にいたが、
誰も彼がここにいることを知らなかった…。
謁見の務めを終えるとすぐに私は、宮廷魔導師に相談しに行った。
『人は魔法で姿を変えることができます…か?』
宮廷魔導師は私を独特の目で見ていたが、彼は真剣な口調で答えた。
『鳥になるということですか、皇后陛下?』
『そうですが、鳥である必要はありません。どんな動物でもいいのです』
魔導士は考え込んで腕を組んだ。
『動物に変身する魔導士はいない…
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あれ・・?
でもあなたさっき鳥って特定したのはなぜ?
マッケナが青い鳥だというのは、
私の考えは的外れだったのだろうか?
しかし、魔導師の言葉はそれで終わらなかった。
…ですが、『鳥頭族』の伝録がございます』
『鳥の…頭?』
前にも聞いたことがあったかしら?
その名前が記憶をかきたてるようだった。
『有名な話ではありません。
記録はとても古いし、本当かどうかもわからないのですが…、』
『えぇ。
『ですがもしそうなら、
人狼もそのグループの一員かもしれないとの説もございます。』
マッケナと人狼は…一致しているようには見えなかった。
魔導師は微笑んで手を振った。
『奇妙な説ですよ。
それに仮にそれが本当だとしても、人狼のような怪物にはならないでしょう。
人狼が満月になると発狂するのに対し、
鳥頭族は歩いたり喋ったりする人間となんら変わらないと記録がございました。』
『その…鳥の部族たちは今どこにいるのでしょうか?』
『消えた、そうです。
鳥の部族の数は自然に減少し、伝承のみとなり、そして消えていったそうです。』
『生きている可能性は?』
『あるかもしれないですが…。もし仮に彼らが生きていても名乗らないでしょうな』
魔導師は自分自身に笑いかけた。
『鳥族ではなく”鳥頭族”として記録されていることからも分かるように、
彼らは普通の人間とは良い関係を持っていなかったようです。』
マッケナがその部族の一員である可能性はあったのだろうか?
自分のところに飛んできた青い鳥が、実はマッケナだったとしたら?
遠回しな結論だったが、それは私の最善の推測だった。
『それよりなぜこんなことを突然聞くのですか、皇后陛下?』
魔導師は興味深そうな目で私を見ていた。
おそらく彼は、私がそのような人々の痕跡を見つけたであろうことを知りたかったのだろう。
『いえ、ただ…興味があっただけです。』
私は言い訳をして、魔術師の研究室を後にした__
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鳥頭族・・魔法の力じゃなかったのか・・!
__
__
マッケナは鳥なのだろうか。
彼と青い鳥が同時に怪我をしたのは偶然だったのだろうか?
私はこの質問を考えている間にペン先を何本も折ってしまった。
『陛下、今日はお休みになられてはいかがでしょうか?』
私の先日の失神を知っていた宮廷関係者は、仕事を休むことを提案し続けた。
『大丈夫です。』
私はまたペン先を変えた。
マッケナがあの青い鳥ならハインリの鳥が生きていたことを意味する。
彼の前で失礼なことをしてしまったのではないかと心配したが、すぐにその考えを振り払った。
私は彼の前で彼のお尻を撫でたり、
抱きしめたりキスをしたり、
服を着替えたりしたことはなかった。
それはクイーンとだけだった。
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いや、あの、、その、、///。
『・・・!!!!!』
私はまた恐怖でペン先を折った。
『彼女は弱ってるのではなくいまは活力に満ちているようだ…』
私の耳が王宮の使用人たちのささやき声をキャッチし、
私は自分が脳内で考えていたことから目覚めた。
『疲れたので先に行きますね』
私は急いで部屋の外に出た。
クイーンが鳥頭族の一族であるという考えは、
私の体に棘のようなもの残したように感じた。
あとでハインリに聞いてみることにしましょう
もしクイーンがハインリの部下の一人だったら…。
ぞっとするようなことを考えながら西宮に着いた私は、
部屋の前の廊下にソビエシュの使用人が立っているのを見つけた。
その使用人は何か車輪のついた細長い台のようなものを持っていて、
その上には布がかけられていました。侍女たちはそれを大きな目で囲んでいました。
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ねぇ嘘でしょ・・。
『皇后陛下!』
侍女たちは私を見てすぐに挨拶をした。
『…これは何ですか?』
自分の口から出た声は、思ったほど自信に満ち溢れていなかった。
ソビジュが最後に送ってきた “贈り物 “のことを、まだ覚えていたからだ。
侍女たちは誇りを持って話した。
『皇帝陛下から皇后陛下への贈り物です』
『贈り物?』
『そうです』
ソビエシュの使用人が台を覆っていた布を剥がして、
贈り物の正体を明らかにした___
__それは檻に入った青い鳥だった。
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ホッ・・。
(っていうかわざわざ隠して送ってこないでよ。。
美しく上品な贈り物だったが、
私にはこれが何かの嘲笑としか思えなかった。
ハインリの鳥が実際に死んでいようが死んでいまいが、
ソビエシュは私を徹底的に傷つけようとしているように感じた。
使用人が出て行くと、侍女たちは檻を応接間に移動させた。
鳥の性格はとても穏やかなようで、どこか知的に、優しく私のことを見つめていた。
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あれ、この青い鳥はマッケナなのかな・・?
青い鳥はこの国では珍しいって言ってたから、そうっぽいけど。。
しかし私はその鳥を見るたびに、
昨日の衝撃を思い出すことしかできなかった。
世話をする気になれなかった。
最後に、私はエリザ伯爵夫人を呼んで檻を返してもらった__
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返されてしまうマッケナ(?)。。笑
それにしてもソビエシュ気がくるっとるよ・・
__
__
ラスタは緊張していた。
ソビエシュが皇后にすると約束してから数日が経過していた。
彼女は今頃、彼が皇后に離婚を通告しているだろうと思っていたが、彼はまだ行動を起こしていなかった。
『何を考えているんだろう……』
ラスタは大きな人形を抱きしめ、落ち着きなく部屋の中を歩き回っていた。
今朝、ソビエシュがナビエ皇后に渡すために美しい青い鳥を用意したことで、彼女の不安はさらに高まった。
青い鳥。貴族に飼われるに相応しい優雅な青い鳥。
ラスタが自分の鳥を欲しがるとすぐに、ソビエシュは代わりに皇后に鳥を贈ることにした。ラスタは怒りが爆発するところだった。
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んー、別の鳥っぽいか・・?
しかし、ラスタは立ち止まり、ドアの外に何かを引きずっていく音を聞いた。
人形を置いて外を覗いた。
廊下を通りかかった男が、車輪のついた台に乗った檻を引っ張っていた。
『それは・・何ですか?』
使用人は心配そうな顔で答えた。
『この鳥は皇帝から皇后に贈られたものです』
『でも、どうしてここに鳥を持ち帰ったの?』
『皇后が持ち帰るように・・と』
使用人は緊張しているように見えた。
彼は皇帝に贈り物を返すことを恐れているかのように話した。
『陛下はこの時間にはここにはいないので、鳥を廊下に置いておいてください。
しかし、鳥をここに置いておくと、風邪をひくかもしれません。』
使用人はさらに心配そうな顔をするだけだった。
ラスタはすぐに足を踏み出し、手を伸ばした。
『ラスタに渡してください。こちらで届けます。』
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うむ・・、この青い鳥をラスタが悪用して、ナビエの心身に影響が出ないことを願う・・。
__
__
同じ頃、コシャールは長い道のりを旅していた。
彼は不安でいっぱいだった。
不安の種はトロイ家の跡を継ぐことができないのではなく、自分の評判が急落しているのでもない。
ファラン侯爵やナビエ皇后からの援助の金品や宝石も豊富で、食事や宿泊の心配もなかった。
彼の心を占めていた思考は、それとは異なっていた。
妹がなんの懸念も無しに皇后として君臨できるようにするにはどうしたらいいのだろうか?
この2点だった。
ちょうどその時、後ろから彼を呼ぶ声がした。
コシャールは馬の手綱を引き、振り返った。
『コシャール卿!コシャール卿!』
髭を生やした男が彼に向かって走ってきた
コシャールは腰の剣に手をやったが、髭を生やした男が近づいてきても武器はない。
男はコシャールの前で立ち止まり、息を整えるように身をかがめてから、ようやく言葉を発した。
『早すぎる、早すぎる、早すぎる…はぁ、はぁ…見失うかと思った・・。』
『・・・?』
男は息を整えコシャールに伝えます。
『私はハインリ国王の命令で西王国から来ました。』
『西王国?』
現在コシャールは北王国との国境に位置していた。
『なぜ西の国王が?』
『あなたをお連れするように言われました。
あなたの妹のことを話したいそうです__
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本当に!本当によかった!!!
しかし、ナビエは青い鳥の怪我とマッケナの怪我を関連付け、
宮廷魔道士に鳥頭族の話も聞き、マッケナ=青い鳥。なのではないかと考えはじめましたね・・!
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そして、クイーン=・・笑
今はまだハインリの部下って思ってるけど、、笑
(全部さらけ出しちゃってたよねナビエ。今更だけど。笑
ところでソビエシュは、もう意味が分かりませんが、
再度青い鳥をナビエに送るという頭のネジがぶっ飛んで外れてるんではないか、
と思えるような行動をします。
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別にナビエはただの青い鳥が撃ち落とされて悲しんでたんじゃないから!ただ青い鳥を渡せば機嫌が良くなるってわけじゃないから!!逆効果だから!!!(ハァ・・ハァ・・
それにしてもソビエシュがナビエに贈った青い鳥はマッケナだったのでしょうか。
賢そうな印象をナビエは受けていましたが、違うような気もしますよね・・・
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しかもその鳥をラスタが飼うという。。笑
マッケナだったら逆に面白い展開ですが。。
ラストシーンでは、
コシャールの元にハインリの使者がいきますね。
コシャールはソビエシュ&ラスタへ復讐心を尋常ではないほど燃やしており、
ハインリにとってはコシャールと共同戦線を張れれば確かに心強いと思います。
さて、今後どうなりますかね?
次回も気になります・・!
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