今回はピッコマで連載中のSkye / TARUVI /Kidari Studio, Inc. 先生の
「ルシア」“原作小説版” 8話（漫画版は6話？）を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳（原作様が最高！）となり、ここではhaluの解釈（感想？いや、感情？笑）が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ！
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ルシア 原作小説 8話 ネタバレ
・・の前の管理人のつぶやき
『ルシア』原作”小説”版 8話の感想アップしました！
第16王女ビビアン・ヘッセへの来客が。
なんかお前ら契約のわりに…良い感じじゃねぇか…。（ｲｲｿﾞ…ﾓｯﾄﾔﾚ…
https://t.co/e7jZ8hT1SF#ルシア #ネタバレ #感想 #原作小説版 #翻訳
— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) October 18, 2021
前話振り返りはこちらから！
8話
ルシアとタランは（あっさり）書面で結婚をして・・
王宮に戻ってから5日後、ルシアは衝撃的な事実に気付いた。
そっか・・笑
結婚したら公爵夫人として自由にしていいけど、それは結婚式の後で、ってことで、肝心の結婚式はいつやるのかわからないわけね。笑
悩んだ末、ルシアは手紙を書くことにした。
手紙は彼（タラン）に頼んで届けてもらおう。
彼は届ける前に目を通すかもしれないが、それでも彼（タラン）はきっとこのお願いを聞いてくれるだろうと。
こんな手紙でお別れのメッセージを送ることを許してください。
私はとても元気に良い生活を送っています。
いつか必ず再会することができますから。
私たちは一生友達のままです。
昼夜逆転は体によくありませんよ。
あなたもその間、どうか健康に気をつけてください。
仮にノルマン以外の人がこれを読んだとしても、新しい情報や重要な情報を得ることはできないだろう。
そしてノルマンはルシアの筆跡を知っているので、この手紙を受け取って安心するだろう。
__
__
『今日は洗濯日和ね！』
ルシアは朝から働いて汗びっしょりになっていた。
彼女は大きな木製の洗面器を運び、石鹸水を入れ、洗面器の中に毛布やカーテンを入れ、足で踏んで汚れを洗い流した。
ルシアは鼻で歌を歌いながら洗濯物を踏みつけていた。
しっかりメイドしてて笑う。笑
『あなたはここで働いているメイドの子供ですか？』
使用人のメイドと宮殿のメイドは、全体のデザインは同じでも色の違う制服を着ている。
ルシアはどうしていいかわからず、動揺して宮女を見つめていたが、宮女は冷たい尋問のような口調で話した。
『ねぇ、どうして答えてくれないの？あなたはここで働いている子供のようだけど、私があなたを見るのは初めてよね？。王女様は中にいるの？』
まじでルシアのこと、わからないんだね・・笑
ビビアン王女の素顔を知っている人はほとんどいない。
今の状態では、宮女はルシアが姫だとは絶対に信じないだろう。
すっかりメイドが板についてるルシアに笑う。
『ねぇ、急いで答えて？もしかして…話すことができないの？王女様に会いたいという大切なお客様がいらっしゃってるの。』
・・・。
『…洗濯が上品な女性の条件の一つであることは、知りませんでしたね。』
彼女は苦しそうに首を持ち上げた。
ここにいるはずのない人間が、そこに立っていた。
黒髪を引き立てる青いシャツの上に、黒いコートを着ていた。
彼はあまり表情を変えずに彼女を見つめていた。
これは・・・笑笑
幽体離脱〜
『ハァ…宮殿のメイドが姫様を見分けられないとは…、なんと恐ろしいことでしょうか。まぁ、それは姫様の趣味が変だから、なのですが。』
その場にいた宮仕えの者たち全員が真実（ルシア＝王女）を知ると、その顔は黒い灰色に変わった。
タラン、ルシアに対する皮肉もしっかり忘れない。笑
ルシアはそれを見て、今の自分の顔もメイドたちにそっくりだと確信した。
『え…と、こんにちは…！あなたは…ここで…何をしているのですか…？！』
『…まず、そこから出てから話そうか？』
ルシアin洗面桶だからね。笑
ルシアはショックを受けた。
見苦しくもなく、痛くもなかったが、とても恥ずかしかった。
顔が熱くなり、恥ずかしそうに顔を上げた。
彼は相変わらず無表情のままだったが、ルシアは自分が彼にとってどれほど哀れな存在であるかを考えずにはいられなかった。
・・・笑
タランが近づいてくると、ルシアは凍りついた。
おっ・・。
ルシアは咄嗟にタランの手を掴んだ。
タランの手は大きかった。
タランは簡単に彼女をサッと引き上げた。
その間、タランの視線はずっと彼女の足に注がれていた。
『きゃああああっ！！』
すると突然体が宙に浮き、ルシアはショックで悲鳴を上げた。
・・・？
『石けん水があなたの服についてしまいます！！』
お姫様抱っこでオッフ。
（てゆかまじで”お姫様”抱っこ（字面通り）で笑う
ルシアはタランの高価な服が汚されることを恐れて叫んだが、タランは全く聞こえなかったかのように振る舞い、ルシアの宮殿内に向かった。
タランは今にも泣き出しそうなルシアをちらりと見下ろし、唇にわずかな笑みを浮かべた。
__
__
ルシアはタランを応接室に待たせ、ルシアは寝室に戻って着替えていた。
『王女様、メイドはどこですか？』
『あの・・・その・・・』
そのため、今日の出来事で真っ先に罰せられるのは彼女らだったのだ。
ルシアが着替えている間、宮女たちは全力で彼女の世話をしていた。
罰を軽くするためには何でもするのだ。
ルシアは知らぬふりをしていた。
そのことで彼女ら罰するつもりはなかったが、彼女らが仮に罰を受けることになっても抗議するつもりはなかった。
今日来た宮女たちは、彼女を心配して来たのではなく、来訪した賓客を恐れて来たのである。
タランに何かされるんじゃないかって思ってるから、今一生懸命ルシアの世話をしてるわけね。
謁見の間で、ルシアは宮女が出すお茶を驚きの目で見ていた。
侍女の出すお茶を飲むのは何年ぶりだろうか。
ドアの隅に目をやると、宮女が二人ずつ立っていた。
未婚の王女が他の男性と部屋で一人にならないようにするためにここにいるのだ。
『…お元気でしたか？先ほどのあなたの行動からすると、元気そうに見えますが？』
タラン公爵の挨拶にルシアの顔は赤く染まった。
『…はい、公爵様。お元気でしたか？突然の訪問で驚きました。』
『あなたを見習っただけです。』
笑う。
悪いのは彼女の方だから、何も言えなかった。
目の前のタランは本当に自分を恨んでいるのだ、と。
驚くような行動ではないが、自分に対してとても親切にしてくれているように感じた。
『さて…私はあなたに重要な話があるので、そのメイドたちの代わりに、あなたが最も信頼する使用人に置き換えていただければ有難いのですが…』
・・聞かれたくない話、だね。
『えっ！？ああ…今、私にはメイドがいません…』
『…はい？あなたのメイドたちは任務があって出発でもしたのですか？一人も…いない…と？』
そう、メイドは一人もいないのである。
タランはしばらく黙って考えた後、立ち上がった。
『…軽く散歩しても構わないでしょうか？』
ルシアは、待機している2人のメイドをちらっと見て、自分も立ち上がった。
散歩できるのは宮殿のそばの小さな庭だけだが、少し距離を置けば、誰にも聞かれずに話ができるだろう。
__
__
『で？どうしてお前は自分でメイドの仕事をしているんだ？自分をメイドと勘違いしているのか？確かお前はメイドの許可証を持って宮殿を出ているんだよな？』
言葉遣い笑う。
二人きりになった途端、彼はすべての形式を捨てた。
前回は衝撃的だったが、2回目の彼の話を聞いていると、少し距離が縮まったような気がして、悪い気はしなかった。
『・・・周りにやる人がいないので…。』
『じゃあ、お前のメイドは何をしているのだ？』
『えーと…. それは・・・その・・本当のことをお伝えすると・・・私はここで一人で住んでいるのです…。』
・・・へ？笑
『・・・メイドはいないのか？』
『いません。』
『この離宮で、一人で暮らしているのか？』
『はい』
『食事や掃除はどうしているんだ？自分でやってるとでも？』
『…はい、あまり疲れませんよ…？他人の面倒を見るのではなく、結局は自分の面倒さえ見ていればいいのですから…。』
そういう問題じゃねぇ笑
てゆかお金とかどうしてるのよ・・
『それを信じろ、と？』
堪えきれなくなったのか彼は突然、笑い出した。
タラン楽しそうで何より。笑
『ﾊｧ…ﾊｧ…・・・で？いつからだ？』
『・・・もう数年になります。』
『信じられない…。』
すげぇ・・。
身分が低いとはいえ、彼女は王族である。
王族の血を引く者が召使を一人も持たないというのは理屈に合わない。
宮人の管理をここまで粗末にするとは呆れてしまう。
もし、部下がそのような仕事をしていたら、何も言わずにその場で彼に殺されてしまうだろう。
ヒィ！
『それで…どんな重要なことを私に話したかったのですか？』
『陛下が俺たちの結婚を許可してくれた。
挙式の日取りが決まったら、先に知らせる。まぁ一ヶ月以上待つことはないだろう。』
はやっ。もう1ヶ月後結婚式。
実はタランには朝から皇帝と争って優位に立っていたので、疲労感があった。
あ、（皇帝）陛下ってルシアの父親か・・。
皇帝は、これまで姫のことで悩んだことはなかったようだが、このタランとのやりとりの中では、姫のことを王宮の大切な娘のように語っていた。
最終的には、お互いに納得のいく条件で妥協した。
その話し合いの中で、皇帝が彼女の存在を知らないことは明らかだった。
皇帝の嘘はあまりにも明白だった。
最悪ね・・。
今頃、皇帝はその「第16王女」の正体を探るのに忙しいだろう。
配下の使用人たちが足早に宮殿内を走り回っていることだろう。
ヒューゴはなぜか、皇帝に対して大きな苛立ちを感じていた。
もともと好きではなかったが、恨みもなかった。
タランは彼女の苦悩に少し共感しながらも、クェイズの皇帝に対する悪意ある批判に同意した。
クェイズは皇太子だよね。すっごいラフな話し方するタランの悪友的な。ってことはクェイズは一応ルシアの兄になるのか・・？
『…あなたは信じられないほど…仕事を片付けるのが早いのですね…。』
彼女は、すべてを決定するには最低でも半年はかかると思っていた。
だからこそタランのこの速さには驚かされた。
『メイドたちに何が起こったのか、俺が調べよう。』
『…その必要はありません。あなたが動かなくても、いずれ誰かが罰せられるでしょう。陛下が自ら関与されれば、皆がより厳しい罰を受けることになります。私はそのような結末を望んでいません。』
『だが適切に任務を遂行しなかった者は、当然罰せられるべきだ。お前は無駄に寛容になっているだけではないか？』
『あなたはそう思うかもしれませんが、私はこの宮殿での一人暮らしが好きでした。自分の自由を完全にコントロールできたのですから。結果的にあなたも得をしているのですよ？』
ルシア、こういうはっきり言うところカッコいいよね。夢で長く生きてた分、大人びてるんかね？
『…どのように？』
『この結婚、です。あなたは私たちの契約に満足していませんか？だからこそ、あっという間に契約が成立したのではないでしょうか。私も宮中でおとなしくしていたら、この結婚を申し込むことはできなかったでしょう？』
タランもこのルシアを見つけることはできなかっただろうしね。（で、夢の中ではタランは別の誰かと結婚してるんだよね？
彼女は強い精神力を持っていた。
こんなに小さな体から、こんな強い意志が生まれるのだろうか。
タランはルシアが宮廷の女官になるのにふさわしい人物だと思った。
タランはぼんやりとタラン公国の令嬢としての将来を想像していた。
おぉ、ええやないか。
タラン公国＝タランが治めてる領地かな。
『…俺たちの結婚が正式に決まったら、すぐにでも北に戻るつもりだ。しばらくはそこに留まることになるだろう。』
広くて不毛な土地であり、戦争も絶えない。
ふむ。
『俺は式を挙げるつもりはない。お前はどう思う？』
式を挙げなければ、2人が結婚証明書にサインするのを何人かの人に見てもらうだけで済む。
ルシアの結婚を祝ってくれるのはノルマンだけだろうが、平民である彼女は出席できないだろう。ルシアは、自分たちの結婚がどのように決まるかは気にしていなかった。
『ええ、それで構いません。』
…そっか。
他の女性であれば、自分たちの結婚式が書類にサインすることのみで終わるのなら、怒りで飛び上がっていただろう。
しかし、これは一般的な結婚ではなく、片方が恥ずかしげもなくリードし、もう片方が些細なことのように同意していた。
『しかし公爵、ひとつお願いがあります。ノルマン・・・あなたがよく知っている女性作家のことです。彼女に向けて簡単な手紙を書きました。…届けてもらってもよろしいでしょうか？大した情報は書いていません。中身も読んで頂いて結構です。このまま北へ行ってしまうと、彼女と再び連絡を取れるようになるまでには時間がかかりそうです。彼女には心配させたくないので…。』
『わかった。手紙を渡せ、俺が代わりに届けよう。』
妙に静かになり、タランは眉をひそめながら目をそらした。
『ありがとうございます、陛下。陛下は私が思っていたよりもずっと思いやりのある方ですね……つまり、私がもともと思っていたように、あなたは礼儀正しい方なのですね。』
言い直してるの笑う。前回これでキレられたからね。笑
タランは、それが喜ぶべきことなのか、そうでないのか、混乱していた。
とにかく、その瞬間はとても不思議な気分だった。
しかし、それは嫌な気持ちではなかった。
『ハァ…どうやらあまりお金を使わなくてもよさそうだな。』
タランは軽く咳払いをして話した。
『だが、お前もここから引っ越さなければならない。ここはあまりにも孤立していて、治安も悪い。俺が来たというニュースはすぐに伝わる。俺に興味を持っている人たちは、お前を放っておかないだろう。多くの客がお前を探しに来るだろう。』
タランモテるし、変に女性から恨み買ったりしそうだしね。そんなとき、この王宮のメイドたちは誰もルシアを守ってくれない、と。。
『…そう、ですね・・。』
『勝手に迷子にならないで、いい子にして家にいろ。お前に会いたいという人全員に会うことを承諾するな。』
まるで子供への教育で笑う。
その言葉でさっきまで、ルシアはタランのことを優しく見ていたのだが、今ではそんな気持ちはすっかり飛んでいってしまった。
これが、女性たちが彼にまとわりついていた魅力なのだろうか。
自分勝手で失礼な奴ではあるのだが、不思議と嫌な感じはしなかった。
『…はい、他にご命令はありますか？』
とルシアは答えた。
タランは一瞬立ち止まって、笑顔で「ない」と満足そうに答えた。
この女性は確かにどこか違っていた。
いつも何でも自分の意見を言いながら、大事な時には従順でいてくれる。
しかし、同時にあまり従順ではなかった。
タランは、恥知らずでプライドの高い人間は嫌いだが、自分の靴を舐めながらひれ伏すような人はさらに嫌いだった。
・・だからなんかいい感じじゃねぇか・・笑
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ルシア 原作小説 8話 感想・考察
今話ではタランの方から急にルシアを訪ねてくる展開がありましたね・・！
見事に洗濯物楽しそうにｼﾞｬﾌﾞｼﾞｬﾌﾞやってるとこ見つかったね笑 それにしてもルシア数年間誰にも頼らず一人暮らしってすごすぎんか・・？笑
タランはルシアの父親でもある皇帝陛下にルシアとの結婚を伝えに来るついでにルシアに会いに来たようですが、その父親・皇帝陛下はどうやらルシアのことを名前も知らないほどでした・・。
最悪だったね・・。
のくせに、なんかタランには自分いい条件要求して娘を引き渡そうとようとしてるんでしょ・・？胸糞・・。
とはいえ、そこまでされてもタランはルシアのことを割と気に入ってそうな描写が今話でもﾁﾗﾎﾗあって心がｳｯｷｳｷしましたね。笑
結婚式はもうあと1ヶ月後。略式になるみたいだけど、ルシアにとっては一生に一回だからたとえ2人だけだとしても、ちゃんとやって欲しい気もするけどね・・（あ・・ルシアは夢では変態伯爵と一回結婚式したんだっけか・・？
その後は2人でタラン公爵家が治める領地に行くのでしょうか・・？
次回も気になります・・！
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