今回はピッコマで連載中のSkye / TARUVI /Kidari Studio, Inc. 先生の
「ルシア」“原作小説版” 5話(漫画版は4話?)を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!
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ルシア 原作小説 5話 ネタバレ
・・の前の管理人のつぶやき
『ルシア』原作”小説”版 5話の感想アップしました!
最初こそ
“エッッッッッッ!!”で始まりこそすれ、終わりは
“アニイイイタアアアアアアアア!!”
もう抱きしめてあげたい。
https://t.co/sD0WyLlYF3#ルシア #ネタバレ #感想 #原作小説版
— halu@ハッピー☆マンガ道場 (@happymangado) October 11, 2021
前話振り返りはこちらから!
![](https://www.manga-happy.com/wp-content/uploads/2021/09/fd56de0cd60a2fcf7b9532ff5175428c.jpg)
5話
それが彼の人生のモットーだった。
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契約において諸条件はしっかり確認する。それがタラン家のしきたり。そして今話では“D”は繰り出されるのでしょうか・・!(ヤメロ
夜遅く、公爵邸に到着したファビアンをタランの執事・ジェロームが出迎えた。
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ジェロームはタランの屋敷の執事。
ルシアのことを徹底的に調べ上げるようにタランは命令を下したみたい。
ファビアンはタラン公爵の側近だった。
ファビアンは、どんなに忙しくても定時以外の仕事は極力避けていた。
急ぎの仕事でなければ、こんな夜遅くに現地まで護衛に行くことはなかっただろう。
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側近のファビアンと執事のジェロームは兄弟なんだって。物語の始まりだからキャラがワッと出てきてごっちゃなるね。
『公爵様はどこに行ったのだ?』
執事のジェロームが問いかけたところ、ファビアンは一瞬、ためらって言った。
『ファルコン伯爵夫人のところだ』
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ここでタランはファルコン伯爵夫人の元へ、夜の営みに向かったらしい。(まぁまだ独身だからいいでしょう・・。)笑 で、2人が心配しているのは、ファルコン伯爵夫人のあだ名は“魔女”で、付き合ってきた男を不幸にするのだと。
だから、今はファルコン伯爵夫人が唯一のベッドサイド・パートナーなのだ。
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ローレンス男爵の娘=ソフィアだね。
で、ファビアン&ジェローム兄弟はタランが心配だから、ルシアについて調べた報告書を持って、2人の逢瀬を止めに行こうとする。
__
__
広いベッドの上で、男が大きなクッションを背にして少し腰を浮かせ、何かの書類を読んでいた。
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エッッッ!!!!
『ねぇ…どうなの?』
何かの資料に目を通していた男の顔は変わらなかった。
『役に立つ、な。』
男の冷静な評価にその女、アニータは眉をひそめたが、
「ゴミ」とは言われていなかったので、褒め言葉とも言えるだろう。
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役に立つ、が褒め言葉・・笑
そして、アニータが例のファルコン伯爵夫人、なのかな。
彼のモノがアニータの深部に食い込むたびに、アニータは鋭い叫び声を上げた。
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すごく・・・エッです・・。
『どう…?役に立つ?』
『俺は…この話をしているんだが?』
大きな音が部屋中に響き渡り、女は悲鳴を上げた。
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色々…その…各所からご意見を頂いてしまうので…色々…この辺りは…カットで…笑笑 さすがオトナ向け小説恐るべし・・笑笑
寝室全体に燻った空気が熱を帯びていた。
アニータは満足げに彼の広い胸に寄り添って笑った。
彼の外見に魅了され、彼の経験豊富なキスとテクニックに、熱くなった。
彼は、その非常に強い持久力で、一晩中でも熱く過ごすことができた。
彼には一つの欠点もなかった。
アニータは多くの男性と出会ってきたが、彼は他の男性よりも際立っていた。
そう”彼”は北の支配者、タラン公爵だった。
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いや・・まぁ・・うん、知ってた、よね?笑
最初はそう思っていたが、今となっては彼の正体などもうどうでもいい。
むしろ、彼の社会的地位の高さにとても不満を感じていた。
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色々会えないし、忙しいし、とかだろうね。
アニータは、彼がソフィアとの関係を解消したことをすでに知っていた。
ソフィアは自分を宿敵のように睨みつけていたので、状況を察したのだ。
アニータはソフィアに敵意はなかった。
もしかしたら、ソフィアは彼の心をつかむことができるかもしれないと、アニータは期待してすらもいたくらいだ。
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・・ほう。
アニータは、タランが他の女性と恋に落ちてくれることを願いながらも、そうなって欲しくないという二つの相反する心を持っていた。
彼は権力者とはほとんど関係を持たなかったのだ。
ソフィアの場合は、友人を通じて知り合ったという珍しいケースだった。
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お友達の紹介で・・
ただ多くの女性は、彼の権力や地位の高さに惹かれて近づくが、時間が経つにつれ、全員が彼のことを好きになっていくのだ。
そうして、女性たちは彼に執着し続ける。
女性に体を与えることはあっても、心のカケラも与えることはない。
いつからだっただろうか?
最初、アニータは身体の快楽を楽しむつもりだったのだが、気づいた時にはすでに彼に心を捧げていた。
彼とはギブアンドテイクの関係のままで、物質的に必要とされているように振る舞った。
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・・・。
彼に連絡することもなかった。
だからこそ、こうした関係を1年以上も続けることができたのだ。
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アニータ切ないじゃねぇか・・。
お前ほんと魔女なのか・・?
『私と契約してくれますよね?』
アニータは商人グループを経営していた。
時々、タランからの情報提供を受けて、彼女はあちこちに投資して楽しんでいた。
彼が出資者の一人になれるように契約書を作成していた。
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あくまで、ビジネスとして、ね・・・。(辛いな。
『検討してみよう。』
『また”検討?”もう、私の商会の核心的な秘密をすべて明かしてしまったわ?これ以上のあなたに善意で情報を提供しなければならないの?』
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で・・また始まります・・オッフ・・。カットで・・笑笑
アニータはこれから起こることを想像して自分の唇を舐めていた。
__
__
その時、誰かが寝室のドアをノックした。
『奥様、緊急のメッセージがあります。』
ドアの向こうから聞こえてきた声は震えていた。
誰が彼との貴重な時間を邪魔したというのだろう。
『邪魔をするなと言ったはずよ。出て行って!』
『お客様が公爵様をお探しなのです…。急ぎの用件で謁見を求められています。』
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これあれだね・・冒頭の兄弟だね・・笑
止めにきた・・笑
アニータはショックを受けて彼を見たがこう言った。
『…中に案内してください。』
しばらくして、男がドアを開けて入ってきた。
その後ろには公爵も上裸で座っていた。
やってきた男・・ジェロームは、瞬きもせずに退屈そうな表情でこれらを観察し、頭を下げた。
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ジェローム、いつものことで興味がないんだろうね笑
『公爵様、お休みのところをお邪魔して申し訳ありません。』
『何だ?』
『ファビアンが公爵様からご依頼のあった報告書を持って屋敷でお待ちしております。公爵様のご意見を伺いに参りました。』
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今かよ・・ってね笑
『分かった。帰ろう。少し待て。』
ジェロームが去り、タランがベッドから立ち上がる一方で、アニータの顔は青ざめていた。
『公爵様…帰ってしまうの…?』
『俺の服はどこだ?』
彼女は彼を引き止めたかった。
留まってくれと頼みたかった。
彼は仕事に戻ることを少しも躊躇しなかった。
アニータがしがみつけば、彼はアニータを突き放すだろう。
そうなれば、彼は二度とここには来ないだろう。
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・・・。
『私たちの体はこんなに興奮しているのに、あなたはもう帰ってしまうの?』
彼女は大きな胸を彼に押し付けた。
彼は軽い微笑みを浮かべて、彼女の唇に軽くキスをした。
『俺の服を持ってくるようにメイドに命じろ。』
アニータは赤い唇を悔しそうに突き出した。
それでも彼女はメイドたちに、きちんと収納されていた彼の服を持ってくるように命じた。
アニータはわざと彼のある場所に触れ、他の場所も刺激した。
『もういい。やめろ。』
その言葉を聞いて、アニータは怯えてしまった。
通常、アニータが他の男性をそのように誘惑した場合、彼らは急いで服を脱ぎ、彼女に身を投げるだろう。
以前の彼の情熱が嘘のように思えた。
アニータは苦い思いで唇を噛んだ。
彼女はその男が自分の人生から永遠に去ってしまうことを望んでいなかった。
『…これで、大丈夫。似合ってるわ。』
アニータは2歩下がって、幸せな気持ちで彼の姿を鑑賞した。
彼の背の高さと均整のとれた体が、服によって強調されていた。
アニータは、彼の顔と同じように彼の体も愛していた。
彼を見ているだけで恍惚とした気分になってくる。
『これから10日間はこの家に帰らないと思うわ…』
アニータはうぬぼれた口調で言った。
このような男を縛ろうとすれば、すぐに逃げられてしまう。
だから、時にはこのように距離を置くことも必要である。
彼女の言動は、自分を冷遇した男へのささやかな復讐だった。
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アニータはちょっとカマかけたんだね。
しかし、彼女はすぐにその些細な行動を後悔した。
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あっ・・・。
__
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アニータは彼の後を追って寝室のドアまで出て行った。
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見送ったり出迎えたりするのは自分のプライドが許さないんだね・・あれ・・アニータ切なすぎて泣けてくるんだが・・
暗闇の中でしばらく立っていた後、アニータはゆっくりとバルコニーに出た。
彼の馬車はすでに離れたところにあった。
馬車がとっくに消えてしまった後も、アニータは動かずに遠くを見つめていた。
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ルシア 原作小説 5話 感想・考察
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アニイイイイイーーータアアアアアアああああッ!!!
アニータ、なんですかこのキャラは・・
切なすぎて思わず私が抱きしめたくなってしまうこのキャラは・・笑
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あれ・・本当に魔女・・?笑
確かに男性経験豊富っぽいけど、私にはタランに純愛してるごく普通の良い女の子にしか見えんかった・・笑
タランと一緒にいたいがために、ビジネスを起こし、その契約関係として仕事の打ち合わせっていうテイで彼を呼んで逢瀬を楽しんでいたようですが、タランは”心のカケラ”ひとつくれなかったと・・。
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いや・・”ゴミ”と呼ばれないだけマシ、とかもう深っかいところまでいっちゃってますよ・・。
最初こそオトナの展開で始まったてドキドキしていたのですが、終わってみて切なすぎた今話・・
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タランに自分の心を伝えてしまうと離れてしまう(バラを贈られちゃう)から何も言えず、自分のプライドもあるから彼を見送ることも出来ず、遠く離れていく馬車をただ眺めているアニータの切なさよ・・
次回も気になります・・!
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次回ネタバレはこちらから
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コメント
halu様はじめまして。ツイッター検索より失礼します。
『ルシア』翻訳をhalu様の感想と併せてとても楽しく拝見しました。漫画ではカットされている諸々の情報にニヤニヤです。私は『ルシア』が大好きなんですけど、年齢制限の件もあるためか原作の情報が少なくて…。本当にありがとうございます。明日の活力です。
そしてhalu様は事前知識なしに原作を読まれているということだったので、ぜひ今後の展開にドキドキしてほしいです…!
また『悪女は砂時計をひっくり返す』の翻訳&感想もありがとうございます。一気読みさせていただきました。アリアお嬢様…最高ですね…。
今後も更新を楽しみにしています。
すみれさん
初コメ(_;´꒳`;):_あざすううっっう・・!!!
こういった反響頂けると更新頑張ろう欲がムッチャ湧いてきます!ありがとうございます!!
年齢制限納得です・・あれ書き切ったら各所からお手紙が届きそうッス・・笑笑
悪砂の方でもありがとうございます!今後とも末長く・・!!_|\○_オネガイシャァァァァス