今回はSpoon/Plutus先生の「ある日、お姫様になってしまった件について」20話を読んだので紹介したいと思います。
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ある日、お姫様になってしまった件について 20話あらすじ
前話、第19話のネタバレはこちら!
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俺がもう少し遅かったらお前は死んでいたと、ルーカスはアタナシアに話します。
アタナシアが倒れたのは、体の中で魔力が暴れて衝突したからでした。
そんな中、ルーカスがアタナシアを治せると訪ねて来ました。
倒れたのはクロのせいだ、触ってるから魔力がお前に移って事故が起きた
と、ルーカスは説明します。
そう言ったらお前の父親はクロをこらしめようとした、
殺したら魔力がお前に戻って危なかったと、ルーカスは話します。
姫が死んだらお前も殺すと、クロードはルーカスに言い放ちました。

アタナシアの為に必死になっていた、クロード。
姫様は1日に3~4時間以上魔法生物と接触しない方が良いと、
ルーカスはクロードに進言します。
捨てるのが良いとクロードは言います。
クロはルーカスが一時預かります。
クロードはアタナシアを眠らせました。
アタナシアは妖精のように綺麗な女性の夢を見ます。
アタナシアが目を覚ますと、クロードがベッドに腰かけています。
ルーカスに警戒しろと、クロードはフィリックスに命令します。
クロードはアタナシアの顔を見るたび
憎たらしくて殺したいという感情が生まれます。
でももう少し見守りたいとも思います。
お前が嫌いだ
とクロードは独り言を言い、アタナシアの頭に触れます___
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ある日、お姫様になってしまった件について 20話 ネタバレ
オベリア帝国の宮の一室。
俺がもう少し遅かったらお前は死んでいたと、子ども姿の魔法使い・ルーカスは、姫・アタナシア7歳に恩着せがましく話します。
ルーカスは200年以上生きているようです。
神獣・クロがアタナシアに甘えてきました。
今、ルーカスは皇宮でアタナシアの恩人となっています。
アタナシアが倒れたのは、体の中で魔力が暴れて衝突したからです。
そんな中、幼い姿のルーカスが、アタナシアを治せると訪ねて来ました。
お前が倒れたのはクロのせいだ、触ってるから魔力がお前に移って事故が起きた
と、ルーカスは説明します。

アタナシアの魔力からできたクロを触る→クロから魔力がアタナシアに戻る→アタナシアの身体の魔力と衝突!だったのね。
そう言ったらお前の父親はクロをこらしめようとした。
殺したら魔力がお前に戻ってまた衝突生んで危なかったと、ルーカスは楽しそうに話します。

キッキッキ!とクッキー食べながら笑うルーカス。
一緒にいたら危ないと思ってクロは今まで私から逃げてたのかと、アタナシアは尋ねます。
主人の習性(主人に似る)に従ってるだけだと、ルーカスは答えます。
アタナシアが誰にも見つからないように隠れて宮殿の外に抜け出したいこと、アタナシアがルーカスのことを嫌いなことを、彼は指摘します。
子どものフリをしている理由を、アタナシアは質問します。
今の俺の魔力の量のせいだと、ルーカスは答えます。
お前の暴走した魔力を食べたと、ルーカスは話します。
父親の皇帝・クロードと、アタナシアの護衛騎士のフィリックス・ロベインが部屋に入ってきました。
アタナシアはルーカスを指さし、クロードに何か言いつけようとします。

アイツ悪い魔法使いなの!笑
すると、『姫様は1日に3~4時間以上魔法生物と接触しない方が良い』と、
ルーカスはしおらしく進言します。
捨てるのが良いとクロードは言います。
クロードはアタナシアを抱き上げ、クロを睨みます。
ルーカスは部屋を出て行こうとします。
すると、クロも持って行くようにクロードは命令します。
クロにご飯あげたいと、アタナシアは目をうるうるさせてクロードにお願いします。
しかし、今捨てた方がいいとクロードは言います。
眠いとアタナシアはクロードに訴え、笑いをこらえているルーカスにクロを連れて行くように合図しました。

クロードが自分の面倒を見ている間に”早く”連れていけ。
とハンドジェスチャーするアタナシア笑
その後、ベッドに横たわったアタナシアは、寝たふりをしようとします。
しかし、クロードが指先でアタナシアの頭に触れると、眠ってしまいました。
アタナシアはいつもの、妖精のように綺麗な女性の夢を見ます。
夜、アタナシアが目を覚ますと、クロードがベッドに腰かけています。
どうしてあの女性の夢はクロードに会う時だけなのかと、アタナシアは不思議に思います。
もう少し眠るようにクロードは言って、アタナシアを見ました。
その目つきにアタナシアはドキッとします。
アタナシアは眠りました。

ずっとそばにいたし、とっても優しくなった?クロード。
部屋に入ってきたフィリックスが、ルーカスをもう少し調べようかと尋ねます。
警戒するようにクロードは命令します。
クロードはフィリックスを退出させました。
『いつ死んでも いつ俺の前から姿を消しても 関係ないと思っていたのに』
クロードの心情が明かされます__
彼女(ダイアナ)を奪った元凶に憎悪を抱き、殺す機会をうかがっていました。
『殺そう 今日は殺そう 今日は・・』
死んで消えれば終わりなのに自分とそっくりなものを残していくとは。
ほとんど忘れかけていたのに
ほとんど消え去っていたのに
『この憎悪が消えることなど死ぬまでありえん。』
顔を見るたび憎たらしくて殺したい。
でもまだもう少し目の前に置いて見守りたい。

愛するダイアナの死の代わりに生まれたアタナシア。
ダイアナの影を思い出してしまって苦しい。だから殺したい。でも殺せないクロードの葛藤。
先ほど、自分がルーカスに言い放った言葉が思い返されます。
(もう何もかもが面倒くさい・・!!)
『アタナシア。俺はお前が嫌いだ』
『俺はお前が嫌いだ』
『俺はお前が嫌いだ』
『俺はお前が__
繰り返し独り言を言い、すやすやと眠るアタナシアの頭に触れます__
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ある日、お姫様になってしまった件について 20話 感想・考察
ルーカスが言うには今回のアタナシア吐血の発端は、
クロに触れすぎていた結果、クロの魔力がアタナシアに戻って起こる魔力の衝突だったとのことでした。
ルーカスの治療もあって、アタナシアは回復し、
クロとも時間を区切ればこれまで通り遊べるようになりました。

でもアタナシアはなんとなくルーカスが苦手。笑
さて、今話の注目シーンは初めて語られるクロードの過去・苦悩です。
自分が愛したダイアナを奪って生まれたアタナシア。
忘れようとしていた頃に現れ、自分に笑顔を向けてくる___
たまらなく殺したいが、たまらなく愛らしく、そばで見守っていたい__
何もかもが面倒臭くなり、自分に言い聞かせるように
『俺はお前が嫌いだ。』
と繰り返すクロード・・

独りきりのクロード。
もっとクロードのことがわかりたい、って思う話でした。
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