今回はLINEマンガで連載中のAlphatart,SUMPUL, HereLee先生の
「再婚承認を要求します」原作小説版の92話(漫画版は85話?)を読んだので紹介したいと思います。
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この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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再婚承認を要求します 原作小説92話 あらすじ
前話、原作小説第91話のネタバレはこちら
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ナビエがそう聞くと、ハインリは今にも泣きそうな顔になります。
『…今はそんなこと話す時じゃないです…!』
そう抵抗しますがナビエは全く引きません。
『マッケナは青い鳥なの?』
もう一度ナビエが尋ねると、
わずかなため息をひとつついて、ハインリは認めます。
『…そうです』
そしてナビエは更に踏み込みます。
『クイーンもまた、あなたの部下の一人なの?』
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再婚承認を要求します 原作小説 92話 ネタバレ
私がそう聞くと、ハインリは今にも泣きそうな顔になった。
『…今はそんなこと話す時じゃないです…!』
ハインリの美しい顔から笑顔が消えた。
彼は頭を垂らし、目に見えて不機嫌になった。
だから私は彼の手を離してハンカチを返し、自分の席に戻った。
『マッケナは青い鳥なの?』
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ナビエ、攻めます。
私がもう一度尋ねると、ハインリは困ったように部屋中を見回した。
しかし、最後にはもう我慢できなくなって、
わずかなため息をひとつついて、彼は認めた。
『…そうです』
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ついに・・!
私の口が勝手にあいた。
ほぼ確信していたとはいえ、やはり衝撃的だった。
これは本当に驚いた。
さらに、その鳥はハインリの部下の一人だった。
もしかして、”あの部族”は本当に存在しているのだろうか?
私は好奇心を隠すことなく尋ねた。
『マッケナは…鳥頭族の一員なの?』
しかし、
ハインリは私の質問を聞くとすぐに大笑いし始めたので、すぐには答えなかった。
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えっ・・深刻な空気からいきなり、爆笑・・?
最初はエルギ公爵だった。そして今度はハインリが笑った…
下唇を噛んでハインリを睨みつけた。
部族の名前を口にすると確かに少し変に聞こえるかもしれないが、私のせいではない。
問題は、そもそもそのような名前をつけたことだ。
『まぁ…ハァハァ‥あはは
ハインリーは笑いをこらえるのに必死に唇を噛みしめ、うなずいた。
しかし、彼が正しく答えるのに3分ほどかかった。
『確かにそうですが、そう呼ばない方がいいですよ、クイーン』
『ああ、名前が変わったの?』
『いいえ、そうではありません。
でも、うーん、そうですね…その名前は部族のメンバーが好む名前ではないのです』
そういえば、その名前は彼らに反対していた人たちがつけたものだったと聞いた気がする。
失礼なことを言ってしまったと思ったので、うなずきながら聞いてみた。
『それならば、名前を変えればいいのでは?』
『どういう意味ですか?』
『鳥頭族の代わりに・・・
ハインリは肩を震わせながら再び唇を噛んだので、
その部族の名前は極力避けることにした。
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笑いが止まらないハインリ。
まぁ…本人(ハインリも鳥頭族だよね・・?)が笑ってるならいいか。
『ところで、クイーン、その情報はどこでお聞きになりましたか?』
『宮廷魔導師から聞きました』
『ああ…、なるほど』
ハインリは眉を上げ、冷たく微笑んだ。
笑っているとはいえ、彼は真剣な顔をしていた。
心配そうに見つめると、ハインリは大したことではないかのように微笑んだ。
『極秘…だったかしら…?』
とても心配になったが、尋ねるとハインリは手を振った。
『部族が生きていることは秘密ですが、
部族が存在していたことは秘密ではないですよ』
『ほくそ笑むような表情をしていますね……』
『東大帝国には確かに多くの有能な人材がいますね。』
ハインリは想像以上に自国を愛しているようだった。
それは立派なことだが、西王国の女王であり、
東大帝国の出身者である私の立場からすると、彼の言葉は私には答えるのは難しい発言だった。
私はただうなずくだけで、
ハインリの気分が良くなったように見えたので、別の質問をした。
『もう一つお聞きしたいことがあります』
彼は以前のように『何でも聞いてください』と言うのではなく、
今度は何を言われるかと心配して、不安そうに微笑んだ。
私はハインリの目を見て、今度はより慎重に尋ねた。
『もしかして…クイーンも…その部族の鳥なの?』
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ナビエ、核心。
『…!!』
『クイーンもまた、あなたの部下の一人なの?』
ハインリは震えて両手を合わせ、下を向いた。
じっとしているように見えたが、
髪の毛が少し揺れているのが見えた。
私は首を傾げて、彼をじっと見つめた。
ハインリはしばらくその状態のままで、ナビエ尋ねた。
『もしクイーンも人だとしたら……嫌な気分になりますか?』
クイーン。私の愛するクイーン。
ケーキを持ってきてくれて、泣いてくれて、羽を広げて、抱きしめてくれたクイーン。
あの子がただの鳥なら嫌な気分にはならない。
でも、それが人間だったら……。
私は
『…少し』
と、とても躊躇いながら答えた。
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ああああああああああああ泣
クイーンが私に何かしたというわけではなく、
私がクイーンに心を開きすぎていたから。
それが原因だった。
今思えば、
クイーンは私が服を着替えるときにいつも顔を背けていたし、
彼は私にキスをしようとはしなかった。
私が抱きしめると、人形のように硬直してしまっていた。
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そう、そうなんだよ。クイーンなりに頑張ってたんだよ・・
…でも私はクイーンの前で彼を抱きしめ、キスをし、着替えをしていた。
このことが問題で…ついそう答えてしまった。
クイーンがただの鳥であったら何も構わなかったが、
もしクイーンが夫の部下の一人だったら、本当に恥ずかしいことだった。
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それなら部下じゃなくて”夫”ならどう思うのよ・・!
ハインリは気まずそうに微笑んで、
「…なるほど…!」
と呟いて、焦ってフォークを弁当箱に刺していた。
『…こ、これ…。これも美味しいですよ…!』
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ハインリ・・・。
__
__
『で?結局、彼女には言えなかったのですか?』
次の日、マッケナは事件を回想するハインリの話を聞き、舌打ちをした。
ハインリは机の上に突っ伏し両手で頭を覆っていた
『クイーン(ナビエ)は嫌な気分になるって…
私はその瞬間、不安で頭が真っ白になった…。』
『私のことは簡単に鳥だと言っておきながら…』
『それは違う、お前が鳥でもクイーンは嫌な気分にならないだろう…!?』
『幸いにも、私は”あなたのように”王妃の近くにはいませんでしたから。』
『私はとても自立した鳥です』
とマッケンナは誇らしげな笑みを浮かべて付け加えた。
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自立した鳥。笑
ハインリは軽蔑の目でマッケナを見てため息をついた。
『本当のことを言わなければならない…。でも…!』
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まぁ、そうね。
ハインリ自身も結婚したら言う、って言ってたけど・・。
でも不安だろうな・・。
ハインリは、ナビエが真実を知った時、
彼を軽蔑してしまうのではないかと恐れていた。
彼女の冷たく残酷な目はとても魅力的で、
見ているだけで背筋が震えるほどだったが、今のハインリはそんなのは望んでいなかった。
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Mっ気ここで出してくるな・・!笑
(そういえばナビエはハインリの口にプチトマト詰めた時、Sっぽかったから合いそうね。笑
やがてマッケナは、ハインリが沈黙の中で苦しんでいる間に、再び舌を鳴らした。
『いつまでも隠すことはできませんよ』
『わかっている。彼女に伝えなければならない…』
ハインリは部族のことは全て秘密にしていた。今まで公然で話すことはなかった。
だけど、家族は例外だったので、”今”、彼はナビエに伝えることはできた。
実際、ハインリはナビエにクイーンの秘密を明かす準備をしていた。
ハインリはため息をついて頭を上げた。
『東大帝国から侍女たちが到着したら、伝えよう。』
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おおおお!!どうなる…!!ドキドキ
『ジュベル伯爵夫人とローラ夫人?』
『理由は何ですか?』
という言葉をマッケナは飲み込んだが、ハインリはそれを理解した上で答えた。
『…ショックを受けている時には慰めてくれる人が必要だ』
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これがハインリの優しさよね・・・!
彼はすでに、ナビエが深いショックを受けることを確信していた。
マッケナは、ナビエがクイーンの背中を撫で、キスをし、
彼を抱きしめ、彼のそばで泣いていたことを知らなかった。
マッケナは考えながらため息をひとつついた。
しかし、ハインリの部屋を出るときにふと急に不安になり、考えた。
__
__
そんなことを考えながら眠りについた。
それは、朝起きたときに最初に頭に浮かんだことでもあった。
顔を洗って、歯を磨いて、お風呂に入って、
ローズが急いで持ってきてくれたドレスを見て、着て、髪を整えて……
東の帝国で味わったことのない、とても辛い料理を食べながら咳をしても、
ハインリの不安そうな表情が頭の中から消えなかった。
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ナビエ、西王国ライフ、割と順応中。
彼の不安の理由が全くわからないわけではなかった。
実際、私にはある考えがあった。
もしかしたら、
ハインリがクイーンだからこそ、
彼は驚いていたのではないだろうか?
ハインリがもう少し落ち着いていたら、
そんなことは考えなかっただろう。
マッケナの話をした時と、クイーンの話をした時とでは、
彼の態度が明らかに違っていた。
もし彼自身がクイーンでないなら、彼はあそこまで驚く必要はなかった。
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名探偵ナビエ。名★推★理
『今日はどこにお出かけですか 王妃殿下?』
『…』
『王妃殿下?』
ハインリとマッケナはいとこの兄弟だ。
今まで私はマッケナの母方の家系が鳥頭族のものだと思っていた。
なぜなら、王族は鳥頭族ではないという偏見を持ってしまっていたからだ。
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たまたまマッケナの母親(とマッケナ)だけが鳥だったってことだね。
でもそれが父方の家系(王族の家系)であったとしたら?
そうなると、ハインリもマッケナも王族の人間かつ、鳥頭族になる可能性がある。
ハインリがクイーンであるという事実に、全てが完全に合致した。
それにクイーンとハインリは紫の目と金色の髪をしていなかった?
考えれば考えるほど、震えを感じた__
私はクイーンの柔らかな体を思い出しながら、私は両手で口元を覆った。
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あららららら///
本当に可愛い鳥だったので、可愛いと思うたびに尻を撫でていた。
今思えば、尻を撫でるたびに、鳥は硬くなっていた。
私の隣で一緒に寝ていても必ず時に先に目覚めて飛んでいってしまっていたのはそのため?
私は何回クイーンにキスをした?
『王妃殿下!』
『あぁ、私はなんて…!
ローズの大きな声に驚き、顔を上げた私は、ようやく現実に戻ってきた。
ローズは両手をテーブルの上に置いたまま、不安そうに私を見ていた。
彼女の距離はいつもより近かった。
『・・・。どうしたの?』
私が驚いて尋ねると、ローズは声高に返してきた。
『…大丈夫ですか?もう何度もお呼びしていたのですが…』
『あっ…!ごめんなさい。ちょっと考え事があって…』
『具合が悪そうですが…?』
『気にしないで。本当ちょっと考え事をしていただけだから…』
私の考えに興味津々で、ローズは首を傾げて慎重に尋ねた。
『クリスタ様のせいですか?』
『クリスタ?
『いいえ、そうじゃないわ』
私は”王妃の笑顔”を見せて素早く首を振った。
クイーンの問題に集中していたので、
周りのことはあまり気にしていなかったのだが、
ローズがクリスタのことを言ってから、私はクリスタのことが気になるようになった。
ローズがクリスタのことを言った後になって初めて、
私はまだ前王妃の影響力(権力)をすべて持ってこれていないことを思い出した。
クイーンがハインリかどうかを見極めることは、
今最も重要なことではない。
でも、そう思うようにしても、この瞬間にも……。
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エルギの言葉
だね。
もうどうしようもなかった。
ここに座っていても、私の思考はずっとその方向に向かっていた。
私は椅子から立ち上がり、ローズに謝った。
『本当に大丈夫よ、ごめんなさい。
…でもクリスタさんのせいじゃないわ』
『わかりました…』
ローズは信じていないようだったが、
急に顔を赤らめて「あっ…」と下を向いて呟いた。
『もちろんです…。
…色々と…考え事があるんでしょうから。』
『?』
どうして彼女は急にこんなに恥ずかしそうな顔をしたのだろう?
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昨夜のハインリの嘆願と呻き声を聞いたローズ・・笑
でもまぁ、なんか変な方向に話が広がらなくてよかったよ。
私が戸惑っている間に、ローズが慌てて聞いてきた。
『ああ、そういえば王妃は宮殿を全部見てきたのですよね、
本日はどこに行きたいですか?』
西王国にはもう一つ『宮殿』と呼ぶにふさわしい場所があったが、
そこは完全に人里離れた場所にあるので、馬車に乗らなければならない。
今は そこに行く必要はないから、首を振った。
『今のところはここにいたいのですが…。兄がどこに泊まっているかご存知ですか?』
不思議なことにまだ会えていなかった。
最初に出迎えてくれると思っていたのだが・・・
どこかに行っているのだろうか?
『コシャール卿のことですか?』
ローズはすぐに兄の名前を言って、私に尋ねた
『えぇ、そうです。』
案の定、兄がここに滞在していたのは本当のようだった。
うなずくと、ローズは一瞬首を傾げて言った。
『確かではありませんが、彼は来賓用の部屋に滞在していると思います』
『それではそこに行きましょう。』
宮殿を見学したときも、賓客の部屋の前を通りったが、中には入らなかった。
実際に人が使っている時に中を見て回るのは失礼だと思ったからだ。
しかし、このことを知っていたら、そこにいる兄を探していただろう。
少し後悔していだが、これで探しに行けるようになった。
『えぇ。』
ローズは賓客の部屋に行き、私は彼女の後を追って再び宮殿の中に入っていった。
賓客の部屋の廊下の前には宮廷人が立っていた。
私が兄の名前を示すと、すぐに知らせてくれた。
『コシャール卿は廊下のこちら側の第三の部屋に滞在しております。』
『ありがとうございます』
私は正式に手を振ってから兄の部屋へ行きドアをノックした
西王国で兄と再会することを考えると、私の心臓はドキドキした。
両親は東大帝国に残ることにしたが、兄が一緒にいてくれてよかったと思っている。
『…』
しかし、いくら待っても中からの反応はなかった。
確かに兄は一箇所に留まるのが好きではなかった。
もしかしたら、数日前から出かけていたのかもしれない。
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うーん、なんか気になるね。
単なるお出掛けはありえないし、
何もしないで滞在してるわけでもないだろうし。
今日は必ずしも会わなくてもいいので、
また別の機会に来ようと思い、引き返した。
『図書館に行きましょうか』
『はい 王妃殿下』
しかし、歩き始めた矢先__
大きな足音がして、巨大な騎士が現れた。
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うお?新キャラ?
こちらに向かってきた騎士は、
女性を相手にするのが嫌なのか、私たちを見るや否や身を引いてしまった。
しかし、ローズと私が通り過ぎようとした時、彼は目を見開いて叫んだ。
『コシャール様?』
彼は私を指差した。
私を兄と間違えたのか、
それとも私が兄に似ていることに驚いたのかはわからなかったが、
私のことを知っているのは明らかだった。
彼はしばらくそのままで ローズが
『ご無礼な!』と叫ぶと、
彼はついに 『ナビエ…王妃?』と尋ねた。
彼はひざまずいて謝罪した。
『申し訳御座いません、王妃殿下。その…コシャール卿にそっくりで…』
気にしないでと言うと、
騎士は立ち上がって自己紹介をした。
『私の名はエイプリンと申します、王妃殿下。
私は王国騎士の一員ではありませんが、ハインリ国王殿下から個人的に騎士の称号を授かりました。』
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デカいのにエイプリン。可愛い名前。
私はうなずき、すぐに尋ねた
『お会いできて光栄です、エイプリン殿。
あなたは兄をお探しのようですが…』
私は急に不安になった。
なぜハインリの騎士が兄を探しているのか理解できなかった。
ソビエシュの騎士がコシャールを訪れるとき、悪い理由でしかなかったからだ。
ハインリはソビエシュではなかったが、兄は変わらなかった。
西王国の宮殿では私のことを陰口を叩く人が多かったので、
喧嘩に発展したのではないかと心配していた。
しかし、エイプリン卿の反応は予想外のものだった。
『ああ、そうなのです。コシャール卿は私を避けておりまして…。』
『?』
『コシャール卿を西王国に連れて来て以来ですが….
私はずっと彼のそばに居たいと思っていました。しかし彼は私を避けているのです。』
兄を探しているのは親しくなりたかったからか?
ハインリの騎士が?なぜ?そして兄はそんな騎士を避けていた?
喧嘩ではなくてよかったと思いつつも、私は別の問題に顔をしかめた。
兄は一日中強い人たちに囲まれて、剣や馬、戦争や戦術の話をするのが好きだったのに、どうしてこんなに強そうな騎士を避けていたのだろう。
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ん・・?コシャールが避ける・・?
なんだ・・?
私がエイプリン卿を不審そうに見ていると、
エイプリン卿もまた不審がって私に尋ねてきた__
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さて、戒めの『あーん』事件の続きから今話は始まります。
ハインリの口にプチトマトを詰め込み、体勢を立て直したナビエは、
ずっとハインリに聞きたかった、
青い鳥とクイーンは人間なのか、
をハインリに尋ねます。
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ついに、だったよね。
ハインリも観念した。
そして、今までのクイーンとの触れ合いを思い出して
ナビエはつい、ハインリには悲しすぎる言葉を伝えてしまいます。
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ナビエ本人はもちろんこの時点では気付いてなかったからね。
しかし、このクイーンについてのナビエの反応を受けた
ハインリの落ち込みようよ・・
読者もいつかはこうなると思ってはいたけど、、
あー、なんかうまく元の鞘に収まればいいね・・!
そして、最終的にナビエはクイーン=ハインリの核心を得ます。
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ただただナビエは恥ずかしがるだけで、良かったよ。なんか。
一方マッケナの”自立した鳥”発言と誇らしそうな態度には笑った。笑
さて、ラストシーン。
コシャールは西王国に着いてはいますが、どこかに行っているようですね。
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新キャラエイプリンから逃げているだけでは無さそうよね。
きっと何かナビエの為に動いているはず。
なんだろう。ラスタへの仕掛けか、ソビエシュの足止めか。
次回も気になります・・!
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