草野誼先生の「愚者の皮～メグリ編～」4話を読んだので紹介したいと思います。
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愚者の皮～メグリ編～ 4話 あらすじ
前話第3話はこちらから
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母親がスクーターごと崖から転落し、そのかけらを探す兄弟たちですが、折れた歯さえ見つけることができません。
そしてメグリから死化粧をされた母親が家に帰ったと聞き、悲しみの中、皆で家路についたのでした。
3週間ほどすると、兄弟の行動に変化が現れました。
皆、急にメグリを意識するようになったのです。
残された母親のパソコンを開いた朽葉は、母親は自分の死を予想していて、その死によって兄弟たちの洗脳が解けることと、その矛先がすべてメグリに向かうことを予測し、メグリに家を出ることを勧めますが、メグリは女として亡き母親の期待に応えることを選んだのでした。
メグリの決意。最強の能力者たちの兄弟を抑えることができるのか。
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愚者の皮～メグリ編～ 4話 ネタバレ
大雨の中、崖から落ちた母親のかけらを探す兄弟達。
海松の手には母親が被っていたヘルメットが握られています。皆それぞれの共感覚を行使して川底を探りますが、何も見つかりません。
その時メグリが母親のスクーターを持ってやってきました。
亡くなった母親も死化粧を施され家に戻ったから皆で家に帰ろうと呼びかけます。そして悲しみに暮れる兄弟はひしと抱き合ったのでした。
母親が亡くなって3週間経った頃、朽葉が母親のハンモックで彼女のパソコンを見つけます。幸いバッテリーが残っていて開くことが出来ましたが、画面には謎の言葉が残されていました。
それは、イタリア語で「母による平和から小さな花による平和へ」という意味。
そう、母親は自分の死をまるで予想していたかの様な言葉を残していたのです。
その頃、兄弟には皆おかしな変化が現れていました。
ある日縹に校舎裏に呼び出されたメグリが行くと、縹の様子がおかしいのです。
なかなか用件を言わない縹（はなだ）でしたが、もじもじした末、メグリの匂いの何かが欲しいと、自分は頭がおかしいのではないかと言うのです。
また瑠璃はメグリの飲みかけのジュースを欲しがったり、
海松と鶸は何度も消しゴムを落としメグリに拾わせて手に触れようとしたり、構い方が今までと明らかに違います。
そしてある日、黄丹がメグリの背後からきつく抱きしめているのを見た蘇芳は、メグリを帰し黄丹と話し合いました。
「メグリに5秒以上触れない」という兄弟間のルールを破った黄丹は殴られる覚悟をしますが、蘇芳は自分も同じだというのです。
兄弟全員が同じタイミングでメグリを求め始めた・・！
その頃、母親がメグリが16になる頃自分が死ぬことを知っていて、それによって兄弟の洗脳が解けること、そして洗脳が解けたことにより今まで抑圧されていた性欲が一斉にメグリに向かうことを予測した朽葉がメグリの元に向かうと、メグリは母親の残した女物の服のクローゼットに居ました。
朽葉はメグリに落ち着くまで親戚の家に行くことを勧めますが、メグリは母親の期待に応えて日替わりで兄達とデートすることを申し出たのでした。
なっ！！危険すぎる・・！
兄弟たちは、その日メグリにおかしな態度をとってしまったお詫びにと好物のケーキを買って帰ってきました。
そこで見たのは、母親のハンモックで寝息を立てる女の格好をしたメグリの姿だったのです。
洗脳が一気に蘇り、兄弟たちは我慢していた幻の乳房に群がります。
目が覚めその状況を見たメグリは、混乱し、あっちいけと叫ぶのでした。朽葉も急いで止めに入りますが…
全然制御できてないじゃんか！笑
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愚者の皮～メグリ編～ 4話 感想・考察
まさかの母親の死。それからの兄弟の変化が今回の見所です。
母親は自身の共感覚により、自分の死期を悟っていました。そしてその時までにと準備をしていたようです。
母親の幻の乳房を亡くしたことにより、少しずつ洗脳が解け、本来持っていたはずの10代男子の性への関心、欲求が1番身近にいるメグリに向かいます。
皆それぞれ、触れないようにしていたメグリに触れようとしたり、間接キスをしようとしたり、普通の男の子の感情を取り戻しつつありましたが、ハンモックに寝そべるメグリを見て一気に洗脳は元通りに蘇ってしまうのです。
母の期待に応えたいとメグリは女として生きることを決意しますが、予想を遥かに超えた異常な光景を目の当たりにして恐怖で叫びます。
はたしてメグリは無事なのでしょうか？
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次回第5話ネタバレはこちらから↓↓↓
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