さらば、佳き日１巻ネタバレと感想。最新刊を無料で読む。

こんにちは。ネタバレの総合商社、ハッピー☆マンガ道場へようこそ。
今回は茜田千 先生の「さらば、佳き日」１巻を読んだので紹介したいと思います。

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さらば、佳き日１巻 あらすじ

ある地方都市に新婚夫婦としてやってきた桂一と晃。

しかし２人には大きな秘密があって・・・？！
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さらば、佳き日１巻 ネタバレ

「ご夫婦なかよしね。新婚さん？」と話しかけられる晃。

「そうなんです。新婚です」とぎこちなく微笑みます。

ご近所への挨拶を終え、部屋に戻る桂一と晃。

すっかり疲れた様子の晃に、桂一がそっとキスをします。

「なんですか急に」と晃。

「え？いや新婚さんだし」と桂一。

保育園の先生をしている晃は、桂一と同じ名前の悪ガキに手を焼いている様子。

一方、出版社に勤めている桂一は、母親から電話がかかってきました。

「ねぇ晃も一緒にいるの？」

「いい大人が反抗期か知らないけど妹まで巻き込むんじゃないわよ。」

「あの子は早く結婚させて子供産んで家庭を持たせないとダメなの」と母・・・。

その日、一緒に夕食を作りながら桂一は晃に尋ねます。

「アキ、やっぱり子供欲しい？」

晃は「いらない。うちには手のかかる桂ちゃんがいるから」と答えます。

どうやら二人は本当の兄妹でありながら、夫婦と偽って生活しているようです・・・。

ここで場面は2人の学生時代へ。

中学生にして家事を完璧にこなす晃。

高校生にしてすでにヘタレを存分に発揮しいてる兄、桂一。

晃は頼りない桂一の面倒をみながら、この生活に幸せを感じていました。

しかしある日、母の誕生日が近づき、晃が家でケーキ作りをしていると、兄の桂一が綺麗な女性を連れて家に帰ってきました。

動揺を隠せない晃。

いてもたってもいられず、2人が勉強する部屋へと押しかけます。

（この人桂ちゃんの彼女なの？）

聞きたくても聞けない晃。急に桂一がすごく遠くに感じます。

翌日、友人の森ちゃんに事情を説明する晃。

「もっと外を見ないといかんよ。ブラコンなんで今日日はやらないよ」と指摘されます。

その後、バッサリと髪を短く切った晃。

「もしや失恋したとか？」と森ちゃんにからかわれます。

が、晃は「フラれることもできないのに失恋もないよ」と意味深な発言をします。

ここで主役は森ちゃんへ。

母親が若い男と家を出て行き、それ以降うつ気味の父と暮らしている森ちゃん。

学校では中学2年になり、晃とクラスが離れてしまいました。

ある日、「牛がモーモー言ってるし。ウケる」と背後の三年が森ちゃんのことを噂しています。

どうやら部活をやめた森ちゃんのことが気に入らないようです。

森ちゃんを心配して晃が声をかけますが、「大丈夫」と微笑みます。

「辛い時に、無理して笑わなくていいんだよ」と晃は声をかけますが、父親みたいに落ち込んでろっていうの？と森ちゃんは聞き入れません。

森ちゃんの誕生日当日。森ちゃんのことをよく思わない同級生から、森ちゃんは脅されてしまいました。

危ないところを隣の部屋に住む幼馴染の剛ちゃんに助けられます。

涙が止まらない森ちゃん。思わず「お母さんのばか…」と、今まで溜め込んでいた思いが溢れます。

剛ちゃんと家に戻ってきた森ちゃん。

家にはケーキを作って持ってきていた晃も来ていました。

「珠希（森ちゃん）が少しでも喜んでくれたらいいなって思って」と晃。

そんな晃に思わず抱きつく森ちゃん。

剛ちゃんは桂一の友達らしく、晃とは顔見知りのようです。

森ちゃんお父さんは、剛ちゃんになら娘を嫁に出してもいいと言いますが、剛ちゃんは「それは無いっすわ」とあっさり拒否！？

「俺、男が好きなんで」とカミングアウトしました。

剛ちゃんを意識していた森ちゃんは「もう、どうでもいいや」と、笑いが止まりません。

数年後、森ちゃんの元に花が届きました。晃からです。

「どこで何してんのかなぁ」と森ちゃん。

ここで場面は再び現在の桂一と晃へ。

あんまんをシェアする2人。

すると、近所のスーパーのおばさんが挨拶をしてきました。

「最初私のこと中学生だと思ったんだって」と晃。

思わず吹き出す桂一。

一方、幼稚園児の桂一（晃の勤務先の園児）。

毎日保育園に行きたいと父親にいう桂一。

「だって晃がいるし。俺の嫁」と嬉しそうです。
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さらば、佳き日１巻 みどころ

まだ2人がくっつく前の学生時代の話は切なさ満点です！！

兄妹で・・・え？という不快感が一切なく、晃が純粋に桂一を想って落ち込んだり一生懸命だったりする姿に、障壁を乗り越えてうまくいって欲しいと、思わず思ってしまう。不思議な魅力のある作品です！
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