今回は杉山美和子先生の「Bite Maker(バイトメーカー)~王様のΩ~」38話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。
物語の先の展開を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ!
スンバラしい原作様もぜひお手元に!!
Bite Maker~王様のΩ~ 38話 あらすじ
前話ネタバレはこちら!
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のえるを手に入れるため、清盛はすかさず信長を攻撃し、彼を地に沈めました。
さらに他のαたちまでもがのえるに近付いていく様子を見て、幸村は急いで彼女を救出へ向かいます。
Bite Maker~王様のΩ~ 38話 ネタバレ
清盛がすかさず信長を攻撃し、彼を地に沈めた・・!!!
のえるがΩだと知った途端、彼女を奪い取るために信長へ全力の不意打ちを食らわせた清盛は、
「どうだ?信長、オレの拳は。痛みを感じる間もなく一瞬で死ねたろう?」
と悦に入った調子で呟きました。
その言葉に愕然とするのえるを狙うのは、清盛だけではありません。
借り物競走に参加していた他のαたちも皆、希少な存在であるΩを我が物にしようと、欲望を丸出しにしてのえるへと迫ります。
αたちもきた・・・!!!ヒィィィぃ
大切に想っている少女のピンチに慌てた幸村は、急いでのえるのもとへ駆け寄ろうとしました。
しかしその行く手はなぜか、ランによって阻まれてしまいます。
は?!ラン、どうして・・・!!
当然幸村は驚き、すぐさま「どけ!まめるが狙われてるんだぞ!」とランを怒鳴りつけました。
ところが彼は少しも動揺を見せることなく、「知ってる。あのカードはランが置いた。信長の指示でね」と静かな調子で答えます。
な・・!!
さらに驚くべきことに、ランは続けて「それともうひとつ・・・「幸村と秀吉を通すな」。信長から命じられてる」と告げると、両手でトンファーを構え、有無を言わさず幸村を攻撃し始めたのです。
信長が・・?
と困惑し、焦る幸村とは対照的に、いつの間にか本来の冷静さを取り戻した秀吉は、事の成り行きを黙って見守っていました。
・・・。
実は、今後も必ず政宗のようにのえるがΩだと気付く者が現れるに違いないと考えた信長は、「隠すよりも守るほうが安全だ」として、もし彼女に手を出せば自分が容赦なく叩き潰すと世界中の人間に知らしめるべく、こうして豆崎のえるが蘇芳信長の「運命の番」であることを大々的に発表したのでした。
そのために信長は、その特別な目の力で幻覚を作り出し、まるで自分が清盛の手にかかり死んでしまったかのように見せていました。
幻覚・・!!!!
あまりにリアルなその幻覚に秀吉以外はすっかり騙され、本当は無傷だった信長の姿にひどく驚愕すると同時に、
「覚えておくがいい。
のえるに手出しする者は誰であろうと許さない。次は幻覚の中に閉じ込める、永遠に」
という脅し文句に心の底から恐怖します。
おかげで、つい先ほどまで我を忘れたようにのえるを求めていたαたちはたちまち勢いを失い、2人の間に割り込もうとする者は誰もいなくなりました。
そうして華成20年度安土桃山学院大運動会は無事閉会を迎え、日常へと戻った信長はさっそく「サーヴァントリターン」を発令します。
さらに彼はのえるを自らのサーヴァントから外し、番として「婚約式を行う」ことを発表したのでした。
婚約式だーーー!!!!
Bite Maker~王様のΩ~ 38話 感想・考察
38話では、一体なぜ借り物競走のお題に「Ω」などという、のえるの存在を元から知っていた上で彼女をピンポイントで狙ったとしか思えないものが紛れ込んでいたのか、その真相が明かされました。
また、清盛の一撃で地に伏した信長がまさかの幻覚だったという衝撃的な種明かしや、のえるとの婚約式を挙げるという信長の宣言など、登場人物にとっても読者にとっても驚きの連続な回でした。
ただ、ここまで波瀾万丈だった本作がこのまま順調にハッピーエンドを迎えるとは思えません。
信長に牽制されたαたちが本当にのえるを諦めたのかどうかも気になるところです。
次回第39話ネタバレはこちらから
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