今回は藤森治見先生の「美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~」6話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。
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美醜の大地6話あらすじ【復讐のために顔を捨てた女】
前話ネタバレはこちら
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その日、綿貫の姿は札幌にありました。
綿貫は札幌の出版社に勤める高校時代の先輩である五十嵐を訪ねて来ていたのでした。
その目的は五十嵐の出版社にある資料を見せてもらうことでした。
そこで北海道留萌沖で起きた、殉難事件の生存者名簿を借りることでした。
資料を貸す代わりに、五十嵐は倒れた汽車の穴埋めに綿貫に代理での取材を頼むのでした。
その頃、菊乃はハナの住むアパートを訪ねていました。
しかしそこにはハナの姿はなく、質素な部屋だけがあったのでした__
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美醜の大地 6話ネタバレ【復讐のために顔を捨てた女】
月刊道民の記者である綿貫はその日札幌にいました。
そこで高校時代の先輩である五十嵐と再会します。
彼も同じく記者をしており、今回はある資料を借りに来たのでした。
それは終戦後、樺太からの引き揚げ船が北海道・留萌沖で沈められた事件、
「殉難事件」の生存者の名簿を借りるためです。
しかしその資料は普通社外の人間に貸し出してはいけないような資料だと、綿貫は訝しがります。
五十嵐と言えば、
人の良さそうな笑顔で綿貫に自社の倒れた社員の代わりに取材に行って欲しいと告げるのでした。
綿貫は仕方なくそれを引き受けるのでした。
その頃、菊乃はハナの様子を見に彼女の住むアパートを尋ねます。
しかしそこにはハナの姿はなく、
存在すら簡単に消すことのできそうな雰囲気の何もない部屋しかありませんでした。
菊乃は最近連絡のないハナを心配するのでした。
その夜、綿貫は借りてきた資料と、ハナの写真を見つめていました。
翌日には資料を片手に夕張へと走る汽車へと乗り込みます。
飯を片手に、
現在夕張で教師をしている常岡久次という男性に会いに行くことにするのです。
常岡は綿貫の名刺を見て月刊道民を知らないと告げます。
そして今回訪ねてきた理由も合わせて聞くのでした。
綿貫は真意が分からぬよう、仕事を優先して話します。
それは小紙で殉難事件のことを扱うこと、
そして来年七回忌の年ということで
災難を経験した引揚者の体験談をシリーズで連載するという企画だということを話します。
常岡はどこか自身の話が本に乗ることに大変興味と、喜びを示します。
綿貫はその様子を感じ取りながら、樺太時代のことに切り込んでいきます。
そこで常岡自身、樺太の豊原出身であること、
そして女学校で教師をしていたことを聞きます。
常岡は生まれ自体夕張であり、自身の両親が教員であったため、
そのまま樺太に渡ったのち自身も同じ道に進んだということを話します。
教師は崇高な仕事であると語りだし、出来そこないを排除し、
粒ぞろいだけを世に出す仕事だと歪んだ考え方を披露するのでした。

ハナの手がかりをついに見つける綿貫。
そこで綿貫はハナの存在を覚えているかを知るため、彼女の写真を出します。
すると常岡はハナのフルネームを覚えており、樺太の最後の教え子であったことを告げます。
しかし彼女は見た目と同じく出来そこないであり、
結局は退学処分になったことを話すのでした。
常岡は退学になった後のことは知らないと言います。
綿貫はその話に少し違和感を持ち、自身の中である仮説を立てます。
それはハナは成績が良いが、
内気であり貧しい家庭出身の少女だったことからいじめをうけていたのではないかということでした。
そうして自身の経験も思い出してしまうのでした。
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美醜の大地 6話感想【復讐のために顔を捨てた女】
今回はなかなか非道な教師、常岡が登場します。
見どころはハナが彼にどんな仕返しをするか、です。
彼は北海道へ引き揚げてきた後も、美しくない少女に辛く当っていました。

教師の風上にも置けぬ。。
そんな場面を見てしまったハナ。
自身の経験と重なる部分は何とも言えないシーンでした。
そしてハナではなく、それ以前に復讐しようとする笹本という少女。

彼女を止めたのは誰だったのでしょうか。
かなり面白い展開になっていて引き込まれました。
笹本には自身の味方になってくれる教師がいて、救われて良かったと感じる部分もありながら、

ハナにもそんな人がいれば…と思ってしまう回でした。
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次回7話のネタバレはこちら!
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