今回はピッコマで連載中のJuniljus/BAEK JI-YEON/Kin先生の
「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」36話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜 36話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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ロクサナはそんな父親を「これ以上は時間の無駄」だと言って止めると、すべては自分が仕組んだことであると笑いながら明かしたのでした。
ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜 36話 ネタバレ
ポンタインが反乱を起こしたという知らせを受けて急ぎウィグドラシルからアグリチェまで戻ってきたラントは、馬車がとまるなり「今すぐポンタインを連れて来い！！「裁きの部屋」に！」と声を荒げ、邸内はにわかに騒然とします。
ひっ・・！！
ロクサナとデオンを連れたラントが「裁きの部屋」へ入室すると、そこにはすでに暴行を加えられた跡のあるポンタインが後ろ手に縛られて跪かされていました。
ポンタインは険しい顔をした父の登場に狼狽えながらも、「これは全部誤解」だと訴えます。
しかし、聞く耳など持つはずもないラントは「このバカ息子が。よくも！私を裏切ったな・・・！」と激しく罵声を浴びせながら、持っていたステッキでポンタインを何度も何度も打ち据えたのでした。
容赦のない打擲を受け、血反吐を吐きながらも、ポンタインはラントに向かって「父さん、これはデオンの罠です。俺は何も・・・」と弁解を試みます。
するとラントは「いつまでふざけたことをぬかす気だ」と冷たく言い放ち、ポンタインが反乱を企て密かに兵士を集め始めた時からデオンに命じてずっと彼を監視させていたことを明かしました。
さらにラントは「それ以外の悪事も全部ここで暴いてやろうか？」と凄むと、抜き身の剣を手にしながら「私から横取りした兵士たちはどこへ隠した」とポンタインを問い詰めます。
何のことだかわからないポンタインは正直にそう答えますが、裏切り者の言い分をラントが信じるはずもありません。
「手足を一つずつ切断されても口を割らないか見ものだ」と躊躇なく剣を振り上げたラントを止めたのは、「お父様、これ以上は時間の無駄ですわ」というロクサナの静かな声でした。
ロクサナあああ
ラントはロクサナがポンタインに奪われた兵士の居場所を突き止めたのだと思い、「よくやった、仕事が早いじゃないか。さすが私の娘・・・」と満足げに呟きました。
ところが次の瞬間、アグリチェの当主たる己のみが座ることの許される椅子へ堂々と腰を下ろす娘の姿を目の当たりにした彼は、たちまちその表情を一変させ、「何の真似だ」とロクサナを睨み付けます。
ただしロクサナは一切動じることなく、艶美な微笑みさえ浮かべると、「前から座ってみたかったんです。ここから見下ろしたらどんな気分なのか気になって・・・でも実際こうして上から見ると・・・お父様がずいぶんちっぽけに見えますわ」などと言ってラントの怒りを煽ったのです。
そうして彼女はいよいよ憤怒の形相となった父親を「お父様ったらお怒りになるのはまだ早いですわよ。この程度のことで」と愉しげに嘲ると、一連の出来事はすべて「お父様のために私が誠意を込めて準備した」演劇であると告げたのでした。
ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜 36話 感想・考察
３６話では物語の舞台がアグリチェへと戻り、これまで密やかに準備を進めてきたロクサナのラントに対する復讐劇がとうとう幕を開けました。
今の時点ではデオンとグリジェルダがロクサナの協力者、ポンタインは良いように利用されているだけということが判っていますが、前話でのカシスを筆頭にしたペデリアンの面々の様子から考えると、彼らもロクサナの計画に一枚かんでいる可能性があります。
果たして誰がどこまで、どんなふうにこの下剋上に関わっているのか、全貌が明らかになるのが楽しみです。
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