今回は安武わたる先生の「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」69話を読んだので紹介したいと思います。

この記事は物語の先の展開を含むネタバレを含みます。
物語の結末を知りたくない方はご注意くださいませ。
声なきものの唄 69話 あらすじ

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しかしほどなくしておクマが公三郎を連れて戻ってきたおかげで岸は早々に退散し、ひとまず胸をなで下ろしました。
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声なきものの唄 69話 ネタバレ


「旦那候補」の1人の岸、信用できん・・。
見た目の通り温順しく取り立てて目立ったところのなかった自分にとって、遊廓はそんな己とは正反対の華やかで煌びやかな世界であり、初めて足を踏み入れた際には大変な衝撃を受けたのだ・・・と語り出した岸の表情はまるで熱に浮かされているかのようです。

・・・。
彼は、一様に気位の高そうな東陽楼の妓たちの中で異彩を放つチヌの素朴で温かな笑みに惹き付けられたのだと続けます。
そしてそんなチヌのため彼女の旦那候補に名乗りをあげた結果、思いの外注目を浴びることとなり、ひどく気分が高揚したのだそうです。

注目、ね・・。
承認欲求がすごいわね・・。
それゆえ岸は未だチヌの旦那となる栄誉を諦めてはいませんでした。
静かに迫ってくる岸にいよいよ恐怖を感じたチヌが青ざめたところで、ようやくおクマが病室へと戻ってきます。
公三郎も一緒だったせいか、入れ替わるようにしてその場を立ち去った岸ですが、彼はなんとチヌが眠っている間にこっそりと彼女の腰巻を盗み出していたのです。
懐から取り出したそれにうっとりと顔を寄せ、チヌの残り香を堪能する彼の姿は、どこか狂気を帯びていました。

ヒィィィぃぃ!!!
(き、キモすぎるでしょ・・。)
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