声なきものの唄 116話ネタバレと感想。「玉のコシ女」と呼ばれたチヌ…

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今回は安武わたる先生の「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~116話を読んだので紹介します。

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この記事は高確率でネタバレを含みます。
物語の結末を知りたくない方はご注意くださいませ。

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声なきものの唄 116話 あらすじ

前話ネタバレはこちら

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声なきものの唄 115話ネタバレと感想。新之介が行方不明になるという事件が起き...
今回は安武わたる先生の「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」115話を読んだので紹介します。 管理人halu この記事は...
浮舟との面談後、チヌは、辛い思いをする女郎たちを少しでも助けたいという気持ちをより強くします。

しかし、そんなチヌのことを陰で「玉のコシ女」と呼び、彼女が設けた修学の場を道楽だと断じて真面目に取り組もうとしない女郎たちもいました。

ある日、浮舟の父親が東陽楼までやって来て、娘に無体を強いようとしたのを、チヌが楼主として見事に阻止するという出来事が起きます。
この一件で、チヌは彼女に反発していた妓たちからも信頼を寄せられるようになったのでした。

声なきものの唄 116話 ネタバレ

チヌは浮舟との面談で、彼女が父親によって無理矢理女郎屋へと売られた当時、結婚していて子どももいたことや、彼女の元夫はすでに再婚済らしいこと、乳飲み子だった娘もどこかへもらわれてしまったため、廓から出たいと思えなくなっていることなどを知ります。

そうしてそのおかげで、浮舟のような境遇の女性を守りたいという決意を改めて固めることができ、お茶の先生や上島夫人からそっぽを向かれてしまった件でこれ以上悩むことはなくなりました。



それからチヌは、娼妓たちが東陽楼を出た後に身を立てる助けになればと考えて始めた読み書きや算術・家事などを希望者に教える「れっすん」に加え、明子に頼んで客の引きつけ方や大切にすべき心構えについて皆の前で話してもらったりもしました。

そんなチヌの行動を

「上流夫人のお道楽」

呼ばわりし、

「玉のコシにのった己を見せびらかしてえだけとちゃう」

などと陰口をたたく者も妓たちの中にはいたのですが、とある事件がきっかけでその評価は覆り、楼主として信頼されるようになります。



その事件とは、浮舟の父親が「追借金」を申しこみに見世までやって来たというものでした。

 

浮舟は東陽楼に入ってまだひと月ちょっとで、前借金の額は200円(現在の貨幣価値に換算すると400万円)です。

にもかかわらず、浮舟の父親は、相場で失敗してしまったからという理由で、さらに100円もの借金を背負うよう娘に要求してきたのです。

父親の顔を見たとたん真っ青になってガタガタと震え出したことから察するに、浮舟はこれまでずっと父親の横暴な命令にも従わざるを得ない人生を歩んできたのでしょう。

ゆえに彼女は今回も

(どうせうちにゃ「否」っちゅう返事はねえんやし)

という諦念を胸に抱きながら、黙って父親の言葉を受け入れようとしました。

しかしそこへ待ったをかけたのがチヌでした。

 

チヌは落ち着き払った態度で父娘の間に割って入ると、さらなる借金の申しこみなど認められないと浮舟の父親に向かって言い放ち、彼の要求をキッパリとはねつけたのです。

残念ながらそれで浮舟の父親が素直に引き下がることはなく、彼は

「親に尽くすんが子の務めやろ!!」

などと身勝手なセリフを口にしたあげく、ならば別の見世に浮舟を売り飛ばそうと力ずくで彼女を連れて行こうとしました。

しかもその際に嫌がった浮舟へ暴力を振るおうとしたため、チヌはとっさに彼女をかばい、浮舟の代わりに頬を殴られてしまいます。

その結果浮舟の父親は警察に突き出されることとなり、浮舟は涙ながらにチヌに感謝を伝えました。そして、そのやりとりを見守っていた娼妓たちは、チヌのことを頼れる楼主だと見直したのでした。

声なきものの唄 116話 感想・考察

116話は、チヌが浮舟の父親と対峙して追い返すシーンが見どころだと思います。

チヌは普段はにこやかで、いかにも人が好さそうな顔立ちをしているので、だからこそすごんだ時の表情には思わず息をのんでしまうほどの迫力があり、しびれました。

管理人halu
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特に浮舟の父親によるナチュラルに女性を蔑視している発言を受けて、フッと軽く笑った後「そげな台詞・・・聞き飽きたわ」と返した時のチヌはとってもカッコ良いので、ぜひ読んで欲しいです。

安武わたる先生、いつも素敵なお話をありがとうございます。

次回ネタバレはこちら

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