今回はピッコマで連載中のkinlip/hayul先生の
「影の皇妃」14話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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影の皇妃 14話 あらすじ
前話ネタバレはこちらから
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ベロニカの父の大公も、嬉しそうにエレナを迎え入れました。
リアブリックも交え3人で話している時に、まるで娘のようだと大公は優しそうに微笑みました。しかしエレナを部屋へ先に向かわせると、リアブリックと大公は本音で話し始めました。卑しい小娘のくせに自分が貴族にでもなったつもりかと、先程とは打って変わって嫌悪感を丸出しにした表情で語ります。リアブリックは、まだ中身が不完全だと説明し、当分は持病を理由に接触を避ける予定だと話します。
一方エレナは、自室の前でメイド達と挨拶を交わしていました。
その中には、前の人生で連れ去られた時、助けを呼ぼうとしなかったリアブリック側のメイドであるアンの姿もありました。内心憎悪を抱いているエレナは、冷酷に話したり、冗談だと笑ったりを繰り返しました。そして部屋に入ると、そこにはベロニカが使っていたものがそのまま置いてあります。
彼女が使っていたものを使いたくないエレナは、メイド達に全て処分し新しい物に変えるように冷酷な表情で告げました。
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影の皇妃 14話 ネタバレ
ただし、呼び方は既に公女様と呼んでいます。
緊張を演じるエレナにリアブリックは再度注意をしました。
エレナはもう死に、真似をするだけでない、ちゃんとしたベロニカとしてこれから生きていく必要があるからです。
もじもじした様子で、エレナは自信なさげに返事をしました。
もうすぐ帝国建国の立役者で大公家の初代当主であるロゼルト公爵殿下の生誕の宴が開かれるのだそうです。
その時までに完璧な公女様になるようにとリアブリックは命じました。
__
馬車が止まり、目的地では侍従達が道を作るように並びお辞儀をしています。
エレナは髪をフワッと風になびかせ、華やかにその場に降り立ちました。
そこでベロニカと名を呼ぶ声がありました。
ベロニカの父である大公が笑顔で出迎え、健康な姿で戻って来てくれて嬉しいと手を取ります。エレナも父が気にかけてくれたからだとお礼を言いました。
それに対し大公は、女神ガイアの慈愛だと話します。
その言葉にエレナは内心ゾワッとした悪寒を感じていました。
屋敷の中へ入り大公やリアブリックと談笑をするエレナ。
大公はまるであの子を見ているようだと優しい笑顔を向けます。
・・・。
なんだこの張り付いた笑顔は・・
エレナはお花を咲かせながら、ご期待に添えるよう努めると答えました。
大公は、君はもう娘だから家族だと思って楽にしてほしいと告げました。
話を終え、長い旅路を労り、エレナにゆっくり休むように伝えます。
リアブリックは、
部屋がどこかわかるだろうと伝え、行って休んでいるようにエレナに伝えました。
エレナが部屋を出ていきます。
部屋に残ったリアブリックと大公は本音で語り始めました。
君は期待を裏切らないなと大公はリアブリックに伝えます。
と、前の人生でエレナが最期に言われたことと同じことを大公は話していました。
真っ黒ね・・。
しかしリアブリックは、まだまだエレナは見掛け倒しだと話します。
学がないから少し言葉を交わすとボロが出ると説明しました。
宴はどうするのかと聞く大公ですが、持病を口実に接触を避ける予定だそうです。
そしてリアブリックは話題を変えました。
皇宮の方に動きがあったと本題を話し始めました。
__
一方エレナは、エレナに付くメイド達との顔合わせをしていました。
皆青い表情で静かにたたずんでいます。
ジェーンにミーサ、ルナリーンにアンという赤毛でくせ毛の女性。
アンが自己紹介をしようとしますが、エレナは冷酷な表情で、喋ってもいいとは言っていないと告げました。慌てて謝るアンですが、謝ることも喋ることに繋がります。学習しないし仕事が務まるのかとエレナは顔を近づけました。何か気に障ったのだろうかとアンは震えています。
おおおおここではこういう態度とることにしたのね・・・！！
早く兵士を呼んでと叫ぶエレナですが、アンは冷たくエレナを見つめるだけでした。
エレナはどうしてという気持ちで一杯になります。
そして気付いたのです。アンはリアブリックの味方だということに。
なるほどね・・。
年は若いですが気が利くアンはエレナの言うことをよく聞いてくれました。
それを素直に信じていた自分が馬鹿だったのだとエレナは感じています。
固まるメイド達に、笑顔で冗談だとエレナは話し始めました。ぽかんとするメイド達に、みんな緊張しすぎだからとエレナは笑いかけます。アンに対しても、さっきのは真に受けないでと話し、これからよろしくと伝えました。アンは胸をなでおろします。
そしてエレナもアンに対して、今はやることがあるから待ってなさいと考えていました。エレナはアンに対しても復讐する気でいるのです。
扉を開けた先はベロニカの部屋があります。
ベロニカが使っていたものなど触れたくもないと考えているエレナは、部屋の中のモノを全部新しくするようメイドに言いました。
戸惑うメイドに対し、もう一度冷酷に、早く全部捨てなさいと言い放ちました。
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影の皇妃 14話 感想・考察
とうとうベロニカとして大公家の本陣へとやってきました。
相変わらず優しい笑顔で出迎える大公ですが、
本質を知っていると気持ち悪くて仕方ないですね。
エレナが大公の言葉をゾワッと聞いているのも頷けます。
笑顔で談笑しているのに、部屋に戻っていてという時のリアブリックはどこか高圧的で、こうやって使い分けてエレナを操っていたのだなと感じました。
しかしエレナがいなくなった途端に本性を出す大公が怖いですね。
前の人生でエレナに最期に言っていた言葉をこの頃からずっと使っていて、本当に底知れないと思いました。
そしてリアブリックもエレナの演技に騙されているので、
エレナの中身は学がなくてボロが出るだろうと信じています。
こういう話を見ると、
エレナの演技でちゃんと皆が騙されていて安心しますね。
最初は接触を避けると言っていましたが、番犬は上手く近づいてきそうですよね。
今後のパーティーなどでの対応もとても楽しみです。
さて、また新たにエレナの復讐相手が出てきました。
メイドのアンは見る限り慌てて萎縮していて使えるのかわからないですが、実際は気の利く有能なメイドなのでしょう。
この頃からリアブリックの仲間だったのか、後から協力させられるのかはわかりませんが、エレナを騙し連れ去られた時も見捨てたことに違いはありませんからね。
今後エレナがジワジワと復讐していくことでしょう。
しかし冷酷な態度を見せるエレナですが、これも演技の一環というか、何か作戦があってのことなんですよね。
今までお花が咲いてた子とは思えない程怖いのでリアブリックが不審に思わないか、それとも貴族になったから横柄な態度をしていると勘違いするのか、気になる所です。
エレナはしっかり作戦を練っているので、ちゃんと思惑があると思うのですが、今後の行動にも注目ですね。
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次回第15話ネタバレはこちらから
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