異世界居酒屋「のぶ」1巻ネタバレと感想。最新刊を無料で読む。

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今回は蝉川夏哉 先生(原作), ヴァージニア二等兵 先生(漫画), 転 先生(キャラクター原案)の「異世界居酒屋「のぶ」」1巻を読んだので紹介したいと思います。

高確率でネタバレを含みますので、【お得なクーポン】を使って先回りされてもいいかもです。本編を読む方はこちらから♪
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異世界居酒屋「のぶ」1巻 あらすじ

ある日突然、お店の戸が異世界に繋がってしまった居酒屋のぶ。

その店の大将、矢澤信之(やざわのぶゆき)と看板娘の千家しのぶ。

信之は元京都の老舗料亭「ゆきつな」で働いていた。

料亭の経営が傾いた事から店を辞めて京都の一角で居酒屋のぶを開業した。

しのぶは「ゆきつな」の娘。

結婚を強要されそうになり家出した所、信之と出くわし居酒屋のぶの看板娘になり、二人で開店する事になった。

城壁の古都アイテーリアに繋がってしまった為、京都では無くアイテーリアに居酒屋のぶを開店することに。

暖かく迎えてくれる町の人々や、様々な事件に巻き込まれてしまう二人だが、持ち前の笑顔や誠実さで困難を乗り越えて行く。
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異世界居酒屋「のぶ」1巻 ネタバレ

軍の練習に疲れ、一息つくハンス。

衛兵の青年で日々軍の練習に励んでいた。

「酒場に飲みに行かないか?最近ちょっと良い雰囲気の店を見つけたんだ!」

隣から声を掛けてきた同じ兵士のニコラウス。

普段なら訓練が終わるとクタクタで真っ直ぐ家に帰る二人だが、今日は給料日!

ニコラウスのオススメの酒場に行くことになった。

アイテーリアの空には、月が二つ。明かりいらずで町は助かる程。

少し歩くと、街の中に違う雰囲気を出す店。

「なんて読むんだ?」ハンスはニコラウスに不思議そうに聞くと、「ここは”居酒屋のぶ”。マスターの名前でノブ・タイショー!店ではタイショーと呼んだらいい!」と持ち前の明るさで話す。

何を出すのかもわからない店に、ハンスは躊躇していた。

そんな事もお構いなしにニコラウスが戸に手をかけようとすると、「ちょっと待て!本当に大丈夫なのか?!」

キョトンとするニコラウス。

「ここの支払いだよ!これはガラスだぞ!」

アイテーリアでは、ガラスは高級品。ハンスは高級な酒場だと勘違いして焦っていた。

「大丈夫だよ!」と言いながら、中に入ると「いらっしゃいませ~!」と明るい声が店内に響きわたる。

調理場には”ノブ・タイショー”、カウンターの近くには、しのぶが働いていた。

ニコラウスは、慣れた感じに「トリアエズナマ(生ビール)!!二つね」と注文する。

二人はカウンターに座り、ハンスは店内をキョロキョロ見渡す。

店の看板もそうだが見慣れない文字で何が書いてあるのかわからないハンス。

しのぶが持ってきた透き通るガラスに、触ると凄く冷たい冷えたトリアエズナマに困惑していた。

隣でゴクゴクと美味しそうに飲む姿を見て、ハンスは恐る恐る一口。

喉に染み渡る炭酸とキメ細かな泡を一気に流し込む。

直ぐに一杯目はなくなってしまい、また新たにトリアエズナマを注文した。

「タイショー!今日は何を食べさせてくれるんだい?」

ニコラウスの問いかけに、「今日は”おでん”だ」と、タイショーの渋い声。

二人は、おでんを知らないし食べた事も見たこともないので、全く想像がつかない。

しのぶが「おまたせしました~!」と出してくれたのを見て「煮込み料理かぁ~!」とハンス達の冷えた身体に有難い料理だった。

お皿の上には、玉子・ちくわ・こんにゃく・大根・ジャガイモがあり「ブルスト(ウインナー)は入っていないのか?」

ウインナーが入っていないことをタイショーに言うと「今日は無し。その代わりにコレを」と入れてくれたのは柔らかく煮込んである牛すじをサービスしてくれた。

ハンスは、大根から優しくフォークで刺して口に運ぶ。

ホロッと口の中で崩れた大根に”あっつ!!・・はふっ・・!”

「しっかり染み付いているだろう?」とタイショーの言葉も耳に入らない程、夢中でおでんを食べ続ける。

鼻にも伝わってくる優しい味と出汁が染み付いた味に「美味い!!!」と大喜び。

最後にジャガイモを食べようとしたが、毎日毎日食べている為、なかなか食べ始めようとしなかった。

「ならコレを付けてみるか?」タイショーが出してくれたのは”カラシ”。

「マスタードか?」と思いながらも少し付けて半信半疑のままカプっと口に入れる。

と、ツーンとした辛さと出汁が染み込んでるジャガイモに感動してまたカラシを付けて最後まで食べきってしまった。

ニコラウスは、別のお酒を飲みながらハンスの光景をニヤニヤしながら見ていた。

「これはアツカンだよ!おでんに合うぜ!」

と言われたハンスは「おでんに合う?!タイショー同じのを!!!」

良いお酒と、思わず口角が上がってしまう程美味しい料理に二人は沢山呑み、食べてお店を後にした。

料理もお酒も気に入り「久しぶりに気持ちよく酔えたな~」と話す。

しかしハンスが気に入ったのは、料理もお酒も勿論だが、しのぶの事も頭に浮かんでいた・・・。
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異世界居酒屋「のぶ」1巻 みどころ

アイテーリアでは、ビールを「エール」と呼び、店では「トリアエズナマ」と注文します。

現実世界のわたしたちも、友達に連れられて行くおススメのお店ってワクワクして楽しくないですか?

外国料理のレストランなんかメニュー見ても分からないし、見た目もよく分からない料理もありますもんね♪(アイテーリアでの居酒屋「のぶ」程ではないにしてもw)

次来るときは、どんな料理が出てくるのか??楽しみですね☆
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異世界居酒屋「のぶ」2巻ネタバレと感想。最新刊を無料で読む。
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