今回はピッコマで連載中のmiraenavi/S.Yang先生の
「小説の中の悪女皇帝になった」2話を読んだので紹介したいと思います。
この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
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小説の中の悪女皇帝になった 2話 あらすじ
の前の管理人のつぶやき…
「小説の中の悪女皇帝になった」
これもまた読み始めた！面白い＼( ‘ω’)／ロクサナちっくなテイストの、美しい作画。わたし悪女転生譚大好きや。笑
物語のテンポも良き良き(‘ω’)b https://t.co/prjdYgFWTh
— ハッピー☆マンガ道場管理人halu (@happymangado) May 17, 2021
前話第1話ネタバレはこちらから
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何故か愛読していた小説に出てくる悪の皇帝・ユリアになってしまった安原つぐみは、自らがたった４日後に弑逆されてしまう運命にあることを思い出し、悲惨な未来を防ぐべく早速行動を開始します。
幸いなことに小説のストーリーははっきりと覚えていました。反乱分子らが蜂起するきっかけとなった出来事もまだ回避が可能です。
まずは悪辣な家臣に唆され罰してしまった優秀で忠実な者達を解放し彼らの協力を得るべく、ユリアは単身幽閉塔へと向かったのでした。
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小説の中の悪女皇帝になった 2話 ネタバレ
会社員のつぐみが皇帝に転生したところからね。
見知らぬ豪奢なベッドの上で目覚めた彼女は、信じがたい事態に戸惑いを覚えます。
しかしそれも束の間、小説の中でユリアが辿ることになる末路を思い出し、現状を把握しようと先ずは侍女を呼びつけました。
ユリアに直接引導を渡すこととなる、かつての忠臣であり近衛兵隊長のユーストが反旗を翻す日まであとどれほどの猶予が残されているかを知りたかったのです。
小説の中で反逆が起き、ユリアがその生を終えたのは９月１４日でした。
そうして侍女が告げた本日の日付は９月１１日
・・・すなわち、ユリアがユーストに討たれるまでもう４日しかありません。
新しい・・！！普通の転生系だったら赤ちゃんとかから生まれ変わるのに、これはあと4日！！笑 何ができるってのよ・・！
筋書き通りに命を落とすなどもってのほかです。
どうにかシナリオを変える手立てはないものかと頭を悩ませていたところ、ふとユーストにユリアを見限る決意をさせた事件のことを思い出します。
それはアルコールに溺れ賢明な判断力を失ったユリアが、佞臣であるフェーズ公爵が弄する甘言にまんまと乗せられて大規模な処刑を命じたという事件です。
・・・。黒幕、というか黒アドバイザーがいたってわけね。
その対象となった幽閉塔の重罪人たちとは、帝国の行く末を憂い、圧倒的な強さとカリスマ性を持つユリアのことを真に慕うがゆえに欲深いフェーズ公爵から邪魔者と見做され、濡れ衣を着せられて排除された者たちでした。
処刑命令を下したのは９月７日であり、今更撤回をするにはもっともらしい理由が必要です。
そこまで考えて再び思い出したのは、
クーデターが成った後フェーズ公爵の不正が曝かれたことでした。
そもそもこの処刑は彼が自身の政敵を一掃するために画策したものであり、ユリアはその企みを明らかにするため敢えて騙されたフリをして彼の提言を受け入れたことにすれば、急遽取り止めても不自然ではないだろうと思いついたのです。
”今までの悪事は全てフェーズが仕立てていた！だから処刑は取りやめ！”ってことね・・！
そうと決まれば必要なのは、フェーズ公爵が不正を働いていたという証拠、でしょう。
本来ならば厳重に隠され探すのは困難だろうそれ（証拠）を掴んでいる者については、小説の内容を記憶しているおかげで心当たりがありました。
こうしている間にも、秘密裏に集まったユーストたちがユリアを玉座から引きずり下ろす準備を着々と進めています。
ぐずぐずしてはいられないと侍女に命じて素早く身支度を済ませた今はユリアとなっているつぐみは、急いで幽閉塔へ足を運ぶことにしました。
フェーズ公爵に陥れられユリアの勘気に触れた大魔法師フェリックスと宰相シリル・ベヌースに会うためです。
無実の人々を救い出し、何より自分が破滅しないために彼らを味方につけることを固く心に誓った彼女でしたが、皇帝が処刑予定者たちの元へ赴いたという報せは瞬く間にユーストら反逆者たちの耳にも入ってしまうのでした。
あぁ…！まさに反逆を企て中、だろうしね。
いきなり何を考えてる・・？ってまず思われて計画がさらに早まったりしない・・わよね？
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小説の中の悪女皇帝になった 2話 感想・考察
２話の見どころは、
”いつの間にか読んでいた小説のキャラクターになってしまっていた。”
という到底信じられないような非現実的な状況に陥っても、
大袈裟に泣き喚いたり取り乱すような醜態を晒さないヒロインの落ち着いた振る舞いです。
間違いない。笑
しかもタイムリミットは4日しかないという状況。笑
自身がやがて凄絶な最期を遂げることに気付いても悲嘆に暮れたりせず、生き延びるため冷静かつ前向きに考えを巡らす姿は愚帝に成り下がる以前のユリアを彷彿とさせ、今後の活躍への期待感を高めてくれます。
当面の敵となるフェーズ公爵についてなど小説の詳細な説明も挿入されるので、見逃せない内容と言えるでしょう。
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次回第3話ネタバレはこちらから
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