【外伝・原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す “外伝1章” 271話 272話 ネタバレと感想。人々の声援と責任と。

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【小説版】悪女は砂時計をひっくり返す

今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の

悪女は砂時計をひっくり返す原作小説版  外伝(サイドストーリー)1章 271話・272話(漫画版は88話?)を読んだので紹介したいと思います。

この記事は高確率でネタバレを含みます。先を知りたくない方はブラウザバックしてくださいませ。
また120%原作様に敬意を払いながらの韓国小説版翻訳(原作様が最高!)となり、ここではhaluの解釈(感想?いや、感情?笑)が多分に入ります。笑
正確に内容を知りたい方は是非ピッコマで原作様も合わせてお読みくださいませ!

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 271話 272話 ネタバレ

・・・の前の管理人のつぶやき。

 

前話ネタバレはこちらから

↓↓↓

【外伝・原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す "外伝1章" 269話 270話 ネタバレと感想。ただ、アリアの幸せを願う。
今回はピッコマで連載中のAntstudio/SANSOBEE先生の 「悪女は砂時計をひっくり返す」原作小説版  外伝(サイドストーリー)1章 269話・2...

271話

管理人halu
管理人halu

ついに結婚式が目前に・・。(ドキ…ドキ…

準備を終えたアリアが屋敷を出る前に、ホールの窓から見える馬車に少しだけ目をやった。

今日のためにアリアに送られてきた馬車は、チューリップや宝石で飾られたカラフルなものだった。白い車体は暖かい太陽を反射してキラキラと輝いていた。
その光は、アリアの未来を祝福しているかのようだった。

今、彼女が馬車に乗って出発すれば、もうカリンの屋敷には戻れない。

管理人halu
管理人halu

あぁ・・・。

大事な荷物は事前に皇城に送ってあり、
連れていくメイドも一緒に入ることになっている。

だから、もうこの屋敷に戻る理由はない。

管理人halu
管理人halu

・・・。

『お嬢様…!』
『何を言っているのよ…!
今の彼女は皇太子妃であって、もう私たちの”お嬢様”ではないのよ…!』
『・・・もう戻ってこないなんて信じられない・・・!』
『お嬢様・・・皇城でお元気でいてくださいね…!』
『きっと大丈夫ですから!』
『私たちのことを忘れないでくださいね…!』
管理人halu
管理人halu

泣ける・・。
こんなメイドたちに慕われる未来があったなんてね・・。

持ち主のいない屋敷はこの世の楽園に違いないが、
屋敷の使用人たちはアリアが出て行ってしまうのを見送るために涙を流しながら待っていたのだ。

管理人halu
管理人halu

・・でも誰が住むんだろうね。カリンとアリアのお屋敷。作ったばっかりなのにね・・。笑

アリアが前伯爵の屋敷にやってきたばかりの頃は、彼女たち、浅はかで下賤だと散々罵倒していたのに、今はもうそんなことは最初からなかったかのように深い忠誠心でアリアの不在を嘆いていた。
・・・私が変わったのは外見の態度だけなのに・・。

アリアの内面は、まだ自分のための利益をどうやって出すかをいつも考えていた。

自分の目的のためには、手段や方法にはこだわらなかった。
自分に危害を加える者には容赦無く死を与える邪悪な女だった。
管理人halu
管理人halu

・・・でもそれでも変わったよね・・?

しかし、今考えてみると、自分だけではなく、みんながそう(利益を考える)だった。使用人は、自分に利益を与えてくれた主人だからこそ優しくしたのではないか。
だから、自分の利益のため、自分の幸せのために利己的に行動することに、罪悪感を感じる必要はなかった。
もちろん、罪悪感や自責の念を抱かなかったのは久しぶりだったが、アリアはそう思ったのだ。
管理人halu
管理人halu

つまり、自分の為にやったこと(例えばメイドにプレゼント贈ると優しくされるとかね)が、結局その受け取り手も幸せになるならいいじゃない、と。

__

__

『…それではまた皇城で、お会いしましょう。』

屋敷を出る直前、アリアは家族にそう言った。
ピアスト侯爵家の人々は、アリアの馬車の後に続く別の馬車で一緒に帝都城に向かうことになっていたからだ。
アリアの馬車は、白馬に乗った騎士が前後に付き添って、ゆっくりと都を一周してから、結婚式が行われる帝都城に入り、その後にピアスト侯爵家の馬車が続くのだ。
そして、その馬車から降りてくるアリアにアースが挨拶をするのが順当であり、それが今後のスケジュールであった。

『・・・はい。』

そう答えたバイオレットの表情は、かすかに寂しげだった。

管理人halu
管理人halu

・・・おばあちゃま・・。
どうしてもやっぱりアリアが”行ってしまう”感があるんかね・・。

するとカリンは、そんなバイオレットの手を取って慰めた。

『ほら、今は別々に馬車に乗りますが、皇城に行けばまた会えますよ。さらに、今後アリアはクロア王国にもよく遊びに来ると言っていたので、楽しく待っていればいいじゃないですか。行ってらっしゃい、アリア。』

『…そうね。』

祝福だけでは物足りない状況だったので、雰囲気を壊したくないという気持ちがあったようだ。

アリアも同意し、最後のお別れを丁寧に、そして優雅に終えた。
管理人halu
管理人halu

・・・ピアストとしての”最後”のって意味だね。

それでもバイオレットは寂しげな顔を消すことができず、アリアはこの暗い雰囲気が続く前に出発しようと体を外へと向けたところ、使用人たちが待っていたかのように屋敷の玄関を開けた。

馬車に乗るためだ。
そう、アリアはそのつもりだったのだが…

管理人halu
管理人halu

・・・?

 

『…アース様…?』

 

管理人halu
管理人halu

アースまーたきちゃった!!笑
あれだけバイオレットに釘刺されたのに笑笑

帝国の城で出迎えるべきアースが、なぜ屋敷の入り口の前に立っているのだろうか。
驚いたアリアは、しばらくの間、自分を待っているアースにぼやけた焦点を合わせたままになってしまった。
さらにアースは白いスーツを着ていたのでアリアは彼が現実のものなのか感じることができなかった。
管理人halu
管理人halu

白い・・スーツ・・

『お嬢様を迎えに来たんです。私の愛しいお姫様を。』

そう言って、アースはアリアに手を伸ばした。
それは、アリアが自分の手を握るように伝えているようだった。

管理人halu
管理人halu

オッフ。

この場面で、アリアを見送るために大広間に来ていた使用人たちは、顔を赤らめたり、手で口を覆ったりして反応し、二度と見ることのできないものを目に焼き付けていた。

『・・・どれだけアリアに会いたいって言うのよ・・・。』

カリンは、誰にも気づかれないように静かに独り言を言った。

管理人halu
管理人halu

笑う。

数日前に宝石を渡すことを口実に屋敷を訪れたアースのことだから、その目的は明らかだった。

それに、アースは『私の愛しいお姫様。』と言っていた。

今日は結婚式が予定されているので間違いではないが、
まだ終わっていないので、そのように呼ぶのは時期尚早だったかもしれない。
しかし、それを指摘したところで、
きっといろいろな理由をつけてアリアを”お姫様”と呼ぶ言い訳をするだろう。

『…アース様。』

顔を赤らめたアリアがアースの名前を呼んだ。

人前で恥ずかしい称号(お姫様)で呼ばれても、アリアはそれを嫌がっているようには見えなかった。
いや、むしろその喜びを表現したいのだが、
どう表現していいのかわからず、アースの名前をただ呼ぶことでその喜びを置き換えているようだった。

『手をお取りください。』

アースに促されて、アリアはゆっくりと彼の手を取った。

淡々とした態度や話し方とは違い、アリアはしっかりと手を握っていた。
それでも、表には何も出さず、アリアと一緒に屋敷を出て馬車に乗り込んだ。
管理人halu
管理人halu

あーらあらあら///

__

__

皇太子妃が乗るだけあって、外側だけでなく内側も凝った装飾が施されているようだった。

二人が居心地の良い椅子に座っていると、馬車は待っていたかのように出発し始めた。

急いで出発した割には、とてもゆっくりとした動きだった。

それは、アリアに窓の外の景色を見てもらうためというよりも、新しい皇太子妃が誕生したことを帝国の人々に知らせるためだった。

屋敷の使用人たちが一斉に頭を下げて敬意を表している様子を見ていたアリアは、それが消えていくとすぐにアースに向き直った。

『…どうしてまたここにいらっしゃったのですか?皇城で待っているべきではなかったのです?』

『・・・一刻も早くお姫様に会いたかったのです。先日、私を冷たく追い出したではありませんか…。』

『しかし、あなたがおばあさまたちの言いつけ命令を破ってここに来たので、私はどうすればいいのでしょうか?』

少し文句を言いながら聞き返すと、
アースはまるで不公平なのはアリア以上に自分であるかのように失望を隠せずこう言った。

『伝統に従うのが大事なのですか…?それとも、私が大事なのですか…?』

管理人halu
管理人halu

仕事と私どっちが大事、的なね? 女の子みたいなアースパイセン笑

『・・・はい?』

突然のこの質問は何よ・・?

『一刻も早くお姫様に会いたいと思ってこんなに早く走ってきたのに…。伝統の方が大事なのですか…?』

『それは…もちろん違います。伝統とアース様を比べてどうするのです…。』

慌てて答えると、アースはアリアの手を取って自分の頬に当てて言った。

『そう言ってくれると思いました…。』

管理人halu
管理人halu

いや、アースパイセン本当にわかってる?笑

その言葉で、文句を言いたかったアリアの心は溶けていった。
それは、アースが、今だけでなく、
これからも自分のことを考えてほしいと思っているように見えたからだった。
管理人halu
管理人halu

あっ・・もうこの2人ダメだ・・(いい意味で。笑

__

272話

安堵の表情を浮かべたアリアが静かにアースの目を見つめていると、アースは握っていたアリアの手のひらにゆっくりとキスをした。

そこには、ただ愛情に憧れていただけのかつての青年の姿はなかった。
彼のキスは濃密で繊細で、アリアの頬は赤く染まっていた。
管理人halu
管理人halu

オッフ。

『あっ…その…アース様…?』

結婚式に向かう途中の馬車の中でこんなことをしてもいいの…?

手のひらを通り抜け、手首まで上がってきたアースの唇に、
アリアはアースの名を呼んだが、アースはその大胆な行為をやめなかった。

むしろ、瞬きもせずにアリアを見上げ、無邪気とも思える表情を浮かべたのだ。

決意したかのように、彼の耳はもう赤くなかった。

管理人halu
管理人halu

何をよ・・笑

どうすればいいっていうのよ…?

アリアはこれよりも積極的な男性をたくさん見てきたし、それを難なく断る方法も知っていたが、なぜかアースにはできなかった……いや、しようとも思わなかったのだ。

だから、どうしていいかわからずに腰に手を巻きつけてくるアースを放っておいたのだが、それを思わず止めたのはアリアではなく“他人”だった。

管理人halu
管理人halu

…?

『ワァーッ!』
『皇太子妃殿下に万歳!』
『帝国に繁栄をもたらしてくれますように!』

馬車の窓の外から聞こえる、叫びだした人々の声だった。

カリンの屋敷を抜け出した馬車が賑やかな場所に入ったことで、アリアの行列を見つけた人々が、大声で祝福し始めたのである。

『・・・。』

声援を受け、石のように硬くなっていたアースだが、馬車に向かって声を送ってくれている外の人たちの声を無視することはできなかった。

管理人halu
管理人halu

不満だけどね?笑

『・・・祝われているのに、苛立ってしまうのはどうしてでしょうね?』

『帝国の人々なのよ?そんなことは言わないで?』

『えぇ、もちろんそれは分かっているのですけれど…』

アースは、身を起こしてアリアの反対側に移動した。
アースはスーツを整えながらアリアに馬車の窓を開けてもいいかと尋ねた。

迷惑をかけられながらも、帝国の人々への挨拶は忘れていないようだった。

管理人halu
管理人halu

迷惑言うな。笑

さすが、皇太子である。

『はい、どうぞ。』

アリアが小さく笑ってそれを許すと、馬車の窓が開いた。

すると、窓が閉まっている時には知らなかった大きさの大きな声が、馬車の中に流れ込んできた。

『ああ、なんてことでしょう! なんて美しいんだ…!!』
『あの美しい女性が帝国の皇太子妃になろうとしている…!』
『どうか末永くお幸せになってください!』

彼らは明るい顔と声で一斉に今日を祝福してくれた。

結婚するのは自分なのに、多くの人が喜び、
祝福してくれるのが不思議で、アリアは気まずい顔で手を振った。

『あっ、あっ!彼女が手を振ったぞ!!』
『皇太子様もいらっしゃるようです!!!』
『皇太子殿下、皇太子妃殿下!!!!』
『この国を、帝国を、良い場所にしてください!!!』

アリアは、まるで神の祝福を受けたかのような喜びを隠せなかった。

それは、この結婚がアースと自分だけのものではなく、帝国で育ったすべての人のものであることに気づき、考えもしなかった責任が生じたからである。

アリアとアースの決意次第で、今後の彼らの人生は変わるかもしれない。

管理人halu
管理人halu

そうね。責任は重大ね?

『アース様?』

『はい。』

『皇太子妃になっても、これまでのことを続けてもいいですか?』

何も聞かずに、何も疑わずに、
私を信じてくれたあなたを助けるために、何もしないわけにはいかないでしょう…?
管理人halu
管理人halu

アースを助けるためにアカデミーを継続したり、とかだね。

許してくれるかとアリアが尋ねると、
アースはアリアが予想していたよりもずっと強烈な笑顔でこう言った。

『もちろん、今までやってきたこと以外にも、皇太子妃としてやりたいことを全部やってよいのですよ?』

今までは人々を無視して愚かな悪役のように生きてきたかもしれないが、
熱狂的な声援を送る人々を前にして、今のアリアはそんなことは全く考えなくなっていた。

『ありがとうございます。』

アリアの答えは、観客の叫び声の中に埋もれてしまった。

馬車が皇城に到着するまでには長い時間がかかったが、人々の声援はどの場所でも鳴り止むことはなかった__

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悪女は砂時計をひっくり返す 原作小説 271話 272話 感想・考察

結婚式までまた今話1話挟まりましたね・・笑(ゆっくりなのは大歓迎なのですが。

管理人halu
管理人halu

そしてまた来ちゃったアースに笑う。
伝統とか無視しちゃう。

アースはアリアに合わせた白のウェディングスーツを着てきてくれているみたいですね。

管理人halu
管理人halu

カッコいいんだろうね・・!
でも馬車に乗るなりアリアを襲い始めてまた笑った。式前なんだからちょっとは抑えてくれ・・笑

そして馬車の外から聞こえる帝国の人々の声援。

管理人halu
管理人halu

国民の皆も笑顔で祝福してくれてたね!アリアにもここで”帝国の皇太子妃(次期皇后)”としての責任感みたいのが出てきたっぽい描写もあったね。皇太子妃になっても国やアースを助けるためのアカデミー支援は継続したりするって。もう復讐なんて頭はどこにもない。

さて次回こそ結婚式でしょうか・・!!楽しみですな・・!!

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管理人halu
管理人halu

待望のコミックスは2021年11月05日発売・・!!

次回ネタバレはこちらから!

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【外伝・原作小説(ノベル)翻訳】悪女は砂時計をひっくり返す "外伝1章" 273話 274話 ネタバレと感想。結婚式。あの日下賤な悪女が描いた終着点。
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コメント

  1. たい焼き より:

    管理者さんのツッコミが好きです。ほんと、結婚式まで長いのなんの笑
    アースがアリアの花嫁姿を見た時、美しさに見とれるシーンとかあるかなと思ったけどそこはあっさりでしたね。次回はいよいよ結婚式本番?何をやらかす(?)のか楽しみです。

    • halu halu より:

      たい焼きさん
      いつもあざあああああああああああああああす!!!!_/\○_ ε=\_○ノ

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